自営業に春休みはあるの?取得できるかどうかも解説!

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「自営業」には春休みはあるのかどうか…。

自営業をやってみたい!という人には
気になる部分だと思います。

自営業の春休みは存在するのかどうか、
取得することはできるのかどうか、
実際に個人事業主(自営業)として
働いている私の経験をもとに、
解説していきます。

※自営業以外の社会人向けは社会人に春休みはあるの?を参考に
してみて下さい!

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春休みはあるの?

自営業に春休みはあるのかどうか、と言われれば
「作ろうと思えば作ることはできる」
と、いうのが答えになります。

そもそも、自営業の休みとは
会社員とは違い”与えられるもの”ではなく
”自分で作るもの”です。

休むか、休まないか、
休むとしたらいつなのか、
全て、自分自身が決めることです。

これは、春休みに限ったお話ではなく、
自営業として働く以上は
「夏休み」も「冬休み」も「土曜日」も「日曜日」も「祝日」も
自分自身で作るものです。

「この日は休み」と、誰かが言ってくれるわけではないので、
全て自分で決めなくてはいけません。

「有給」は存在しない。休めば収入が減る

自営業には「有給」というものが
存在しません。

会社員であれば、休んでも有給休暇を取れば、
給料は発生します。
しかし、自営業の場合「自分自身が稼ぐ」わけですから
その自分が休んでいれば、当然、収入は0となります。
(※バイトや、独立した仲間など、一緒に働く人がいれば話は別ですが)

そのため、基本的には”休めば休むほど”収入は減っていきます。

春休みに関しても同様で、
春休みに長期間休むようなことがあれば、
3月~4月の収入は通常の月よりもかなり
減ることになるでしょう。

自営業は”休もうと思えばいくらでも休めます”
誰も止める人はいないからです。

ですが、休んでいればその分、収入は減ります。

そのため、ここの”バランス”を取る必要があるのです。

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「費用面」と「事業面」を考えなければならない

自営業が春休みを取るにあたって考えないといけないのが
「費用面」と「事業面」です。

まず「費用面」というのは、上でも書いた通り
自営業は休めば休むほど、収入は減っていきます。
”春休みの期間”に休んでいても、
”収入は大丈夫なのか”これを、考える必要がある、ということです。

例えば、バイトなどを雇っていても、
自分が休む分”人件費”は膨らみますから
やはり収入には影響が出ますし、
「休んでいても収入が入ってくる何か」が、あるとしても
やはり、自分が休んでいれば、自分が仕事をしている時よりも
収入は落ちるはずです。

”休んでも、自分の金銭面は大丈夫なのか”これを考えて、
”大丈夫”でなければ休むことはできません。

自営業は案外”1日休みを増やすだけ”でも、生活が苦しくなるような
ギリギリのラインでやっている人も多いので、
その点はしっかり考えないといけません。

もう一つが「事業面」です。
例えば春休みを取ることにより、
仕事が遅れてしまったり、お客さんがいるような仕事の場合、
お客さんへの対応ができなくなってしまったり、
そういう”業務上に支障が出ないかどうか”という点を
考える必要があります。
「自営業」と言っても業種は様々なので一概には言えませんが
取引先などの都合で、休みたくても休めない可能性は
十分にあるのです。

この2つは最低限考えないといけない部分で、
「春休みを取るのは自由」ですが、
実際のところ難しい、という自営業の人は多いです。

春休みを取得するためにはどうすれば?

「自分の自営業がどうなってもいい!」
「自分の生活がどうなってもいい!」というなら、
誰でも春休みは取れます。
会社と違い、休みを作るのは自分自身ですからね…

ですが、さすがにそれをする人はなかなかいないと思いますので
下記のようなことを意識していく必要があります。

・普段から余裕のある収入を確保する
そう簡単なことではありませんが、
春休みが欲しいなら、難しくてもこれを成し遂げないといけません。
先ほど書いたように「休めば収入が減る」わけですから、
そうなってしまわないように、
”休んでも大丈夫な利益”を確保しておくことです。
例えば、いつも毎月”ある程度利益に余裕がある状態”なら、
春休みを数日作っても、赤字になることはないでしょう。
ただし、逆に”いつもギリギリ”の場合、春休みを取れば赤字になりますから
休むことはできません。
そのため、自分の”自営業でやってること”がある程度成功している必要があります。

・仕事を終わらせておく
春休みの間、ゆっくり休むためには
春休み前に”やるべきことをしっかりと終わらせておく”ことが
重要になります。
そうでないと、休めなかったり、春休みとは言いつつも結局仕事をすることに
なってしまったりする可能性がありますので、
特に”外部のお客さんや取引先”などが関係する部分の仕事に関しては
しっかりと全て、終わらせておく必要があります。

「収入の確保」と「必要な作業を終わらせておく」
自営業が春休みを取るためには、この2つが非常に大事であり、
やらなければならないことになります。

まとめ

実際問題、自営業で
「春休みまでしっかりと取得できる」ほどに
余裕を持って利益を出すことが出来ている人は
それほど多くはありません。

夏休み・冬休みで限界の人もいますし、
春は色々と忙しい人も多いです。

そのため、”春休みが欲しい!”ということであれば
そもそも、自営業は向いていない、と言っても
過言ではありません。

そもそも社会人になると
夏休みと冬休みはあるところも多いですが
春休みに関してはあまり一般的ではありません。

休めるものなら休みたいのは誰でも同じだと思いますが
なかなか厳しい、ということですね。

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