自暴自棄になった人間が取る行動。ブレーキが一切ない危険な状態!

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職を失って生活できなくなったり、
自分にとって不幸が続いてしまったり、
病気になってしまったり、
その他色々な事情で、自暴自棄になってしまった人間は
どのような行動を起こすのか。

自暴自棄になってしまった人間の中には
”恐ろしい行動”を起こす人も大勢います。

中には多くの他人を巻き込むような
事態を起こすような人もいるでしょう。

普段、普通に生活を送っている人には
なかなか分からないことかもしれませんが、
何もかもがどうでもよくなってしまった状態の人は、
”何をしたとしてもおかしくない”というのが事実です。

何かあったときのためにも
”自暴自棄になってしまった人間の行動”について
少し、頭に入れておくと良いかもしれません。

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自暴自棄な人には”ブレーキ”が存在しない

まず、自暴自棄な人の行動を考える前に
理解しておかなくてはいけないことが
”ブレーキが存在しない”ということです。

自暴自棄になってしまった人には
基本”守るべきもの”というものが既に
存在しないケースが多いです。

守るべきものがまだ存在している人は
最終的に自暴自棄の状態から
立ち直ることもできる可能性は高いですが
それもない場合、最悪の行動に
走る可能性も高まります。

地位だとか守りたい人だとか
そういったものが全く存在せず、
自分の命だとか、そういうものにすら
興味を失ってしまったような状態の場合は、
例えば、何か悪いことをして逮捕されるような
ことも全く恐れませんし、
自分が命を落とすようなことも、
もはや何も感じなくなってしまっているような場合

”何だってすることができる”という
きわめて危険な状態になってしまっている、
ということですね。

一部で”無敵の人”などという言葉も
使われますが、
本当にそんな状態に
なってしまっているわけです。

悪いことをしようと、人が考えてしまった時にブレーキと
なるのが、今ある生活を失うこと、
他人にかける迷惑を考えること、自分の命を失う可能性、
などなど、通常は色々な要素があります。
ですが、↑のような人の場合はこのようなものが
全て存在しない…
ということです。
何も、その人の行動を止めるものがないということで、
自暴自棄の人が増えるような状態は
非常に危険なのです。

自暴自棄が引き起こす行動で考えられるのは…?

自暴自棄になってしまって
守るべきようなものも全くない人に
考えられるケースとしては

「立ち直る」
何かがきっかけで立ち直ることは
当然あります。
自暴自棄に一度なってしまっても
全員が恐ろしい行動を起こしたりするわけではありませんし
”自暴自棄な人は危険だなぁ”などと思ってしまうのも
良くありません。
ちゃんと、立ち直る人も存在します。
ただし、”立ち直れないほどに悲惨な状況”に
陥っている人もいるのが、この世の現実です。

2つ目のケースは「自暴自棄な生活を続ける」。
特に何か行動を起こすわけでもありませんが
自暴自棄な性格を続けるパターンです。
一度ズブズブとこういった生活にはまっていくと
なかなかその生活から抜け出すことはできません。
当然、自暴自棄な生活を送り続けていれば
体調を崩したり、何らかのきっかけで↓に
進む可能性もあります。

3つ目のケースは「自ら命を絶ってしまう」。
自暴自棄になってしまって、自ら命を…
という人も非常に多いです。
理由はさておき、年間でそういう人は
大勢存在しており、
電車などでの人身事故も日常的に発生しています。
全てを失って「生きているほうが辛い」みたいに
なってしまう人も大勢いる、というのが事実です。
”周囲に迷惑をかけるな”みたいなことをいう人もいますが
本当に自暴自棄で追い詰められている人が
”周囲への迷惑”なんて考える余裕はありません。
周囲のことを考えられる、というのはある意味
”まだ、どこかに余裕がある”証拠なのです。

そして、最悪のパターンは「犯罪に走る」と
いうことですね。
しかも、上で説明した通り
”ブレーキが存在しない”わけですから、
犯罪と言っても小さなちまちましたものではなく、
凶悪なものになる可能性も高いのが
怖いところです。
当然、↑に書いた通り”そこまで追い詰められている”
わけで、周囲への迷惑や影響を考える余裕はありません。
どこにぶつけていいか分からない怒りを爆発させて
とんでもない事態を引き起こす可能性もあります。

このようなところでしょうか。
自暴自棄の人が増えれば、
当然↑が、全体的に増えていくわけですから、
恐ろしいことになるのです。

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日常生活にも影響が出る

自暴自棄な人が、社会全体で
増えていくと、
普通に生活している人々の日常生活にも
影響が出ることになります。

例えば、3つ目のケース…
命を自ら捨てるような人が増えた場合。
当然、電車や車などによる事故も増えます。
”誰にも迷惑をかけないところでやってくれ”
みたいな人もいますが、先ほど述べたように
”周囲への迷惑を考えられる状態”は、
それ、追い詰められてませんよね?ということです。
本当に追い詰められていた場合は、
どこであろうと、命を捨てます。
当然、そういう人が増えれば増えるほど、
電車の人身事故なども増えて、交通の便に
多大な影響を与えることになります。

そして、最悪のケース…
”犯罪に走る”が最も恐ろしいことで、
上でも書いた通り、自暴自棄になった人の
起こす事件は、時に、恐ろしい被害を
出すこともあります。
本人に、何も失うものがない=何もブレーキがない
という状態は
多くの無関係の人間を巻き込む可能性もあるのです。

これが、最も恐ろしいケースでしょう。
その人とは直接的に関係のないような人が
巻き込まれてしまって、最悪の場合は
命を奪われてしまう可能性もある…
というのは本当に恐ろしいことです。

自暴自棄になるような人が
増えてしまうような状況になってしまうと
それに呼応するかのように
こういうリスクも高まって行ってしまいますから、
なるべく”自暴自棄になる人間”を
生み出さないようにする、
ということが社会全体でそういうことが
起きないようにするための
一つの方法になるのでしょう。

もちろん、自暴自棄になる人間を
「0」にすることなどできません。
それでも、少しでも減らすことはできますし、
少しでも自暴自棄になってしまう人を
減らすことができれば
こういうことも減っていくのです。

自暴自棄=危険ではない

ここまで見て下さった方は
自暴自棄な人間=危険と思ってしまうかも
しれませんが、そうなってしまうとよくないので
補足しておくと
自暴自棄な人=必ず何か起こす、ということでは
ありません。
多くの人は、それでもなんとか
日常生活を送ろうとします。

ただ、それでも本当にどうにもならない人や
自暴自棄で暴走してしまう人も
わずかであっても、その中には出てくるわけです。

ですから、自暴自棄になる人間が
増えてしまうような状況は避けなくては
なりません。
例えば、1000人のうち1人が暴走するのだとしても、
自暴自棄になった人が1万人いれば、10人の暴走者が
出ることになります。

ですので、自暴自棄になる人間を
少しでも減らせるような社会づくりは
とても大事なことになるわけですね

まとめ

自暴自棄になるような人なんて
関係ないや、という人も
多いかと思います。

ですが、↑で書いたように、
自暴自棄な人が増えれば増えるほど、
治安が悪化する、ということは
紛れもない事実です。

そうなれば、”関係ないや”という皆様も
それに巻き込まれる可能性は
どんどん高くなっていくのです。

ですから、自暴自棄の人が
増えるような状態は
決して完全な他人事ではない、
ということは覚えておいた方がいいですね。

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