学校の部活動を
何らかの理由で「やめたい」と考える人も
いるかと思います。
入部したものの、思っている内容と違っていた場合や、
顧問の先生との関係性が上手くいかない場合、
同じ部活の同級生や先輩・後輩と上手くいかない場合、
部活によって多忙になってしまい、日常生活に支障が出ている場合…
色々な理由があるかと思います。
そんな場合には、”部活をやめたい”と思うこともあるのではないでしょうか。
では、学校の部活を辞めたい、と思った場合には
どのようにして部活を辞めれば良いのかどうか、
この点について詳しく解説していきます。
部活はやめることはできるの?
基本的に、部活は”辞めることは可能”です。
世の中には色々な学校があり、
ルールも学校ごとによって異なるために
そもそも、”部活は基本的に全員入部”のところもあれば
”部活をするかどうかは自由”のところもあり、
一概には言えません。
しかし、いずれの場合でも、
”一度入ってしまった部活を辞めることはできない”というところは
少ない(原則はそうなっていたとしても、理由があれば辞められる場合が多いです)ので、
部活動に関して、何か理由があって”辞めたい”と感じる場合には
しっかりと、対応をしていくようにしましょう。
一度辞めたら復帰は難しいのでよく考えること
部活動を辞める際にはまず、
”辞めて後悔しないかどうか”をよく考えるようにしてください。
これは、辞めるのが悪いことですよ、ということではなく
”一度部活を辞めたら、その部活に復帰するのは難しい”ので、
よく考えてからにして下さい、という意味です。
自分自身で冷静になってしっかりと考えてみて、
最終的に”後からやっぱり部活に戻りたい”なんてことにはならない!と、
思うのであれば、それはそれで全然構いませんし、
逆に、冷静になって考えてみて”後から気が変わるかもしれない…”と
思うのであればもうしばらくの間、様子を見てから決断するのでも
遅くはありません。
自分自身で一度、その場の勢いで退部したりせずに、
よく考えた上で答えを出しましょう。
もちろん”よく考えた上で、辞めたいと思う”のであれば
それ以上は迷う必要はなく、部活をやめる方向で動いていきましょう。
一度部活を辞めてしまうと、
後から”やっぱりもう一度入部したいです”というのは
なかなか難しく、断られたりする可能性もありますし、
部活の顧問や、部活の他の生徒との関係性が悪化する可能性もありますので、
そうならないように、一度よく考えてから辞めた方がいい、ということになります。
部活を辞めるにはどうすればいいの?
部活を辞める方法は、最終的には
学校によって手続きの方法はある程度異なるとは思いますが
「顧問の先生に相談する」「担任の先生に相談する」「退部届を出す」などの
方法になるかと思います。
基本的には部活の顧問に退部したい旨を告げて、
退部届(あるのであれば)を記入、退部する…というのが
一般的になりますね。
このあたりは学校によってやり方が異なる場合がありますので、
顧問の先生、あるいは担任の先生などに確認をして
退部の手続きを進めるようにして下さい。
(一番良いのは顧問の先生に相談することですが
顧問の先生が辞めたい理由だったり、顧問の先生に直接相談すると
怒られたりしそうという恐怖感があったりする場合は
担任の先生に相談しましょう
※担任と顧問が同じ人の場合は↓の手も検討して下さい)
保護者に相談し、場合によっては力を借りる
部活を辞めたいと思った際に
自分だけで判断するのが難しい場合や、
先に保護者に伝えておきたい場合は、
退部する前に、保護者に相談してみるのも
一つのポイントです。
また、勝手に部活を辞めると
親がうるさそう…と、いう場合も
先に保護者の方に相談しておくと、
後でトラブルになりにくいので、
相談しておくことを、おすすめします。
親の意見も聞くことで
部活を辞めるかどうか迷っている場合は
参考になると思いますし、
辞める場合に関しても、場合によっては
力になって貰える場面も出て来るかと思います。
なお、部活の顧問が”退部を許さない”雰囲気だったり、
なかなか自分で退部を言い出せない雰囲気だったりする場合は
可能であれば親の力を借りるのも一つの方法です。
生徒から直接「部活を辞めたいです」と言われると
なかなか認めようとしない顧問が相手であっても、
保護者が出て来ると大人しくなるケースは
よくあることです。
そのため、自分だけで退部するのが難しい
(顧問の先生の性格や普段の振る舞い、自分との関係性などを
総合的に判断して)と、感じる場合に関しては
保護者を通して退部を申し出るなどの対応を
していくことが望ましいです。
保護者の方に顧問あての手紙を書いてもらっても良いですし、
どうしても顧問が聞く耳を持たない感じなら、
保護者の方に直接電話でも何でも良いので
話を付けて貰ったりすると、退部しやすくなります。
顧問の先生も”保護者相手に対決姿勢を取ってまで”
一人の部員を辞めさせないようにするメリットはありませんので、
ほとんどの場合、引き下がるはずです。
(最悪の場合、問題になるリスクもあるので
そこまでして一人の部員に固執する顧問はまずいないでしょう。)
退部の理由はどうすればいいの?
退部する際には、
理由を聞かれる可能性もありますし、
こちらから理由を伝える必要がある場合もあります。
そんな場合には
”必ずしも退部の理由を素直に伝える必要はない”と、
いうことは覚えておきましょう。
例えば”やる気がなくなったから”だとか、
”つまらなかったから”みたいな理由を正直に伝えれば
反感を買うだけですし、周囲の評価も落ちる可能性がありますし、
”顧問の先生が苦手だから”という理由を
顧問の先生に直接伝えるのは、なかなかハードルが高いでしょう。
そのため、家庭の事情だったり、体調不良だったり、
学業に専念したいだったり、
そういった理由を上手く当てはめて、
退部の理由(嘘)にしてしまうのも、場合によっては大事なことです。
勿論、嘘の退部の理由を使う場合には
”話をするたびに毎回理由が変わっている”とか
”明らかに現実離れしている”だとか、
そういう”嘘ですよ”と、自ら白状しているような、
そんなことにはなってしまわないように注意が必要ですが、
ちゃんと理由は、日によってコロコロ変わらないように気を付けつつ、
ありがちな理由を当てはめておけば、
それ以上、深く追求されることはなく、退部することが
できるかと思います。
退部は悪いことではない。無理をしすぎないように
部活動はあくまでも、学校生活の”おまけ”であり
メインではありません。
勿論、部活動を楽しむことは良いことですし、
部活動に熱心に取り組むのも良いことです。
ただ、もしも”部活を辛い”と感じる場合は
無理をする必要はない、ということです。
部活はあくまでもおまけであり、
学校のメインは勉強をすることです。
部活はしなくても、卒業することは可能です。
ですので、辛いと感じた場合は無理をせずに
”部活を辞める”という選択肢があることは
忘れないようにして下さい。
部活が原因で不登校になってしまったり、
悩みだらけになってしまったりしては
本末転倒ですからね。
部活を辞めても命を取られるわけじゃありませんし、
学校を卒業できなくなるわけでもない、
このことはしっかりと覚えておきましょう。
まとめ
部活を辞めたい!と思った場合は
しっかりと自分の中で考えた上で
実際に辞めるとなった時には
保護者の力なども借りつつ(必要であれば)
退部の手続きを進めましょう。
部活はあくまでも学校生活の”オマケ”であることを
忘れずに、
辛いと感じたら、遠慮なく退部のために動いて良いので、
そのことは覚えておいてください。
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