スーパーファミコンがファミコンを超えられなかった理由は?徹底分析!

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任天堂から発売された
据置ゲーム機の一つ
「スーパーファミコン」は、大ヒットを記録したゲーム機の一つです。

「ファミコン」の後継機として発売され、
ファミコンの好調な勢いをそのまま維持することができた形ですね。

が、その一方で、大ヒットしたスーパーファミコンも
ファミコンの販売台数を超えることはできませんでした。
(※あくまでファミコンと比較したら下なだけで、
売上的にはかなり売れているので、大ヒットなのは間違いです)

では、どうしてスーパーファミコンは
ファミコンを超えることができなかったのか。
この点を見て行きましょう。

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スーパーファミコンの売上は?

「スーパーファミコン」の売上はどのぐらいだったのか。

まず、国内での売上は1717万台と言われており、
この数字は歴代のハードの中でも
かなり大きな数字となっていて、
スーパーファミコン自体は”大成功”したハードの一つです。
それは疑う余地もありません。

そして世界売上も4910万台とされており、
これも、圧倒的な売上を記録しています。

しかし、その一方で先程も書いた通り
前世代のハードである「ファミコン」と比較すると
売上数字が落ちているのも事実で、
ファミコンの方は国内売上が1935万台、
世界売上が6191万台となっています。

データが出ている年がスーパーファミコンと異なりますが
既にどちらも生産終了してから何十年も経過した時点での
データなので、数字が覆るほどの差は出ません。

このように、国内では200万台ちょっと、世界では1000万台以上の
差がファミコンとスーパーファミコンの間に生まれています。

では、どうしてそうなったのか、これを考えていきましょう。

スーパーファミコン自体には問題点は少ない

まず、スーパーファミコンがファミコンを超えられなかった理由ですが、
理由の多くは”スーパーファミコン自体が原因”と言うものでは
あまりありません。

強いて言えば”価格”はファミコンを超えられなかった要因の
一つにはなると思いますが、
スーパーファミコン自体がファミコンを上回ることが
できなかった最大の理由としては
スーパーファミコンそのものではなく、
”ゲーム業界の周辺環境”が最大の理由と言えるでしょう。

その理由とは何なのかも含め、順番に見ていきます。

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”強力な競合機”の出現

スーパーファミコンが、ファミコンを追い抜くことが
できなかった最大の理由は
”強力な競合機の出現”が挙げられます。

ファミコン時代にも競合機はいましたし、
メガドライブやPCエンジンなど”そこそこ売れた競合機”も
ありましたが、とは言っても
”ファミコン一強”であったのは事実で、
直接的に”相手になっていたか?”と言われると
”相手になっていなかった”というのが現実的な
ところでしょう。

しかし、スーパーファミコンの時代に突入すると
最初の数年はファミコン時代と変わらず
”強力なライバル不在”の状態が続きましたが、
後にSONYからはプレイステーション、
セガからはセガサターンが発売され、
これが大ヒット、初めて任天堂ハードを脅かすレベルの
ライバルが出現し、
その結果、ファミコン以上に数字を伸ばすのは
難しくなってしまいました。

プレイステーションの方は、今でもシリーズ展開が続くほどの
大ヒットハードとなり、
この後、国内のゲーム市場のトップはプレイステーションが
握ることになり、それがプレイステーション2まで続くことになりました。

一方のセガサターンも、後継機のドリームキャストで躓き、
セガがゲーム機からは徹底することにはなりましたが、
セガサターンは”セガのハードで最大級のヒット”を記録したハードであり、
登場直後はPS1と二分する形で人気を争っていたものです。

そんな、強力なライバルが2つも登場したことで、
ファミコンとは違い”ライバル不在の状態”が長くは続かなかったことが、
ファミコンを上回る成績を残せなかった大きな理由の一つに
なっていると考えられます。

ファミコンも強力なライバルに

もう一つ、別の要因として
”ファミコン”の存在も挙げられます。

ファミコンの時代にも、”その前の任天堂ハード”も
あるにはありましたが、
大きく普及しているとは言えない状況で、
”前のハードがライバル”になることはありませんでした。

しかし、スーパーファミコンの場合には
登場時には”ファミコン”がいたわけで、
ファミコンも当時、まだまだ人気かつ
新作ソフトも出ていた状態であったために、
”前世代機”というライバルがいたこともまた、
スーパーファミコンの売上には多少の
影響は及ぼしているとは考えられます。

通常は”前のハードがいるのはみんな同じこと”ですが、
ファミコンの場合は”前のハードがいない”状態だったので、
”前のハードがいないファミコン”と
”前のハードがいるスーパーファミコン”では、
ヒットするか、しない、のリスクはあるとしても
ヒットさえしてしまえば、
前者の方が売上的には有利になりますからね。

現役期間の違い

ゲーム機は当然、”現役”(次のハードが出るまで)の期間の方が多く売れます。

もちろん、次世代機が出てもまだ売れるハードも多いですが
それでも、最前線で現役をやっている時代と比べれば
売上には差がつきます。

この”現役期間の長さ”も、ファミコンと
スーパーファミコンでは異なっており、
ファミコンは1983年7月に登場、
スーパーファミコンは1990年11月に登場であったため、
7年と4カ月ほど、現役期間があったことになります。

一方、スーパーファミコンは
後継機のNINTENDO64が1996年6月に登場したため、
現役期間は5年7カ月しかありませんでした。

期間が違えば、当然売上面ではかなり有利・不利も出てきます。

もちろん、スーパーファミコンに関しては、
PS1やセガサターンが登場したことで、
”このままスーパーファミコンを続けるのは(性能差などからも)苦しい”という
状況になってしまったことも、後継機の登場が
早まる理由の一つにはなっていると思いますが、
現役期間が短かったことも、ファミコンを超えられなかった理由の
一つには十分なっています。

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価格面の問題

これは、スーパーファミコン自体の問題ですが、
ファミコンと比較して1万円ほど高額になったことや、
ソフトも一部高額になったことも、
普及台数にはある程度響いたと考えられます。

と、言ってもまだ2万台ではありましたが
それでも、ファミコンが約1万5000円だったことを考えると、
スーパーファミコンの2万5000円はある程度のインパクトはあったはずです。

近年では特に高額化しているために、
価格面で売上にマイナスを及ぼしてしまうケースも
それなりに見かけますが、
価格は特に国内市場では大きな影響を及ぼすため、
当時もファミコンとの1万円の価格差については
ある程度の影響を及ぼしたのではないかと
考えられます。

また、ソフトも一時期かなり高額化していたのも、
やはり若干は影響しているのではないでしょうか。

まとめ

スーパーファミコンも十分すぎるほどの大ヒットを
記録していますが
結果的にファミコンを超えることはできませんでした。

任天堂ハードは現時点で、
ファミコン⇒スーパーファミコン
ゲームボーイ⇒ゲームボーイアドバンス
DS⇒3DS
Wii⇒WiiU
のように、同じ名前を継承したハードだと
前のハードを超えたことは一度もなかったりするので、
この先、これを打ち破るハードが出て来るかどうかも、
一つの見どころです。

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