100円ショップって利益はあるの?利益が出ないとどうなっていく?

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「100円ショップ」は、
以前よりも数が減ってきているのも事実で、
特に物価や、色々なコストが上昇している状況の中では
非常に厳しい業界であるのは事実です。

では、100円ショップで売られている商品に
利益はあるのでしょうか。
その点について、詳しくお話をしていきます。

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商品によるものの、厳しいのは事実

100円ショップで販売される商品の利益は
当然、商品によって原価が異なってくるため、
一概には言えません。

しかしながら、商品によっては
”ほぼ利益0”状態になってしまっているようなものもあり、
大手はともかく、特に小さい100円ショップなどだと
商品によっては”売っても利益0”に近い状態で
販売されているようなものもあります。

また、当然のことながら、
100円ショップとしてやっていくのであれば、
100円の商品がやはり中心になるため、
1個商品を売っても数十円~数円の利益しか出ないため、
どうしても”薄利多売”の状態で
商品を売っていくことになる、というのもまた事実です。

当然、お店の営業にかかる費用は
原価だけではなく、人件費・光熱費をはじめ
あらゆる費用が掛かって来るので、
(備品などを揃えるのもそうですし、お店の中で
 何か故障したりすればそういった費用も掛かってきます)
そういった点を、100円ショップの商品の薄利多売で
まかなうことができなければ、当然最終的には
閉店する形となるので、難しい状況であることには違いはありません。

大手以外は特に苦しい

ダイソーやセリア、キャン★ドゥなど、
大手であっても苦しいのはもちろんですが、
そうは言っても大手の場合は色々な工夫や、
仕入れ方法の工夫など、
企業ならではの強みを生かした対応ができるために、
生き残ることができて、
さらには利益を出しているところも存在します。

しかし、その一方で
個人経営レベルの100円ショップの場合だと、
なかなかそういった仕入れの融通も利かなくなりますので
(私も別業種ですが個人経営と系列店両方の店長を
 やったことがありますが、個人経営になると
 かなり色々制限は出ますし、融通も利かなくなります。)
原価もどうしても高くなりがちです。

大量の発注なども、そう簡単に個人経営のお店の場合
できるものではありませんので、
そういった点でも、個人経営のお店は”苦しい”という
状況になってしまうのです。

100円ショップを謳う以上、原価をそれ以下に抑えなければ
販売時に利益が出ず、
光熱費などで逆にマイナスになっていってしまいますから、
特に、規模の小さなお店の場合は難しい状況になっています。

特に、物価が上昇している状態だと仕入れ価格も、
”次回からこの価格で”みたいな話がどんどん出て来て、
お店側では値上げするわけにも行かず、
さらに苦しくなっていきますし、
光熱費やその他コストも上昇すれば
さらにお店を苦しめることにもなるので、
個人経営の100円ショップや、
中小企業の100円ショップは、
”かなり”苦しいというのが現実です。

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「100円オンリー」の店が減ってきている

前述のように、色々なコストが上昇している状況もあり、
大手の企業による100円ショップであっても
色々と形が変わりつつあります。

その”変化”の一つが、
100円ショップの100円以外の商品の登場で、
100円ショップの中にも、200円、300円、
あるいはそれ以上の価格帯のものを販売するような
ところが多くなってきました。

これは、100円だと原価の都合上、限られた商品しか
販売できないことや、お店の経営上の問題など
色々な問題が考えられますが
既にダイソーやローソンストア100など、かつては
ほとんど100円商品だったお店が、200円以上の
商品を販売するようなケースが増えています。

”もうそれは100円ショップではないのでは?”と思う人も
当然多いとは思いますが、
最近では”完全に100円の商品だけ”という100円ショップの方が
残念ながら少なくなってきているのも事実です。

全品100円を貫いているのは「セリア」や
個人経営のお店など、そういったところが中心となっています。

この先はどうなる?

100円ショップという業態は、
物価が上昇したり、色々なコストが上がってしまうと
維持するのが困難になっていってしまいます。

当然、原価がそもそも100円を超えてしまったりするようなことが
あれば、当然のことながら
その商品を販売することは難しくなりますし、
”それでもお客さんのため”とやっていると
今度はお店が持たなくなってしまいます。

そのため、商品の取り扱いを減らしたり、
200円以上の商品を出したり、
あるいは商品を変えたりなどなど、
難しい選択を迫られていて、
この先も物価が上がり続けるなどしてしまった場合は、
最悪の場合、100円オンリーの
100円ショップ、というものは全国から
姿を消してしまう可能性も0ではありません。

”100円で売ることができるもの”がなくなってしまったら、
もうどうすることもできないですからね…。

まとめ

100円ショップは、
物価が上がっていく世の中だと
存在自体を維持することが
非常に難しくなっていきます。

その利益も、特に個人経営のお店となると
非常に苦しく、
原価は上がり、店の維持費も上がり、
けれども値上げできないという最悪の状態に
陥ってしまいますので、
この先もなかなか、100円ショップというものは
難しいかじ取りを迫られることになりそうです。

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