生活レベルを下げるためのポイント!必要なときはしっかりと落とす!

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「生活レベルを下げる」

人間は、一度生活レベルを上げてしまうと、
転職や、退職、定年などにより、
収入が落ちて「生活レベルを下げる必要があるとき」にも、
なかなかそれが出来ずに
結果的に生活が破綻してしまうような人もいるのが事実です。

ですが、それでは大変な苦労をすることになりますし、
その後の人生にも大きな影響を与えることになってしまいますから、
そのようなことになってしまわないためにも、
しっかりと「生活レベルを落とす必要があるときには、ちゃんと生活レベルを落とす」
ということを徹底していきましょう。

生活レベルを落とすためのポイントを解説していきます。

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生活レベルを落とす必要があるのはどんなとき?

生活レベルを落とす必要があるのは、
どんな時でしょうか。

基本的には「収入や環境に大きな変化が生じるとき」になります。

一例を挙げていくと、

・退職した
・転職して収入が下がる
・定年を迎えて収入が下がる
・同じ仕事を続けているけど、何らかの理由で収入が落ちる
・収入は同じでも「支出」が何らかの理由で増える場合
・離婚して生活環境が大きく変わる場合
・家族が病気で倒れるなどして収入が大きく減る場合

こんな感じに、
”収入”が大きく変化する場合、
あるいは”収入”は変わらないけど”支出”が何らかの理由で増える場合、
このような場合に関しては
貯金が大量にある場合や、元々お金が余っているような場合は別として、
通常は「生活レベルを落とさざるを得ない」という状況になります。

収入が減ったり、
支出が増えるのに
「今まで通り」生活していたら、
当然、お金は足りなくなってしまうのです。

人間はついつい”何とかなるだろう”と思ってしまいがちな
生き物ですが、収入がなければ「何ともならない」のが現実なので
その点を忘れないようにし、
「生活レベルを落とす」しかないのです。

そのための方法をしっかりと頭の中に入れて、
収入が減ったり、支出が増えたりする場合、
しっかりと生活レベルを落としていきましょう。
(※今月だけ収入が減ったり支出が増える、とかそういう場合は
その月さえ耐えられれば別に良いのですが
定年退職などで「今後ずっと収入が減る」場合や、
スポーツ選手などで「引退を迎え、今後ずっと収入が減る」などの場合は
絶対に”生活レベルを落とす”ということは避けて通ることの
できない道になります)

現状を把握し、どのぐらい削減が必要かを理解する

まず「どのぐらい生活レベルを落とせばよいのか」を
しっかりと把握していくことが大切です。

例えば、3か月後に退職を控えている場合
「現在の収入」と「退職後の収入」をしっかりと見比べた上で
「今のままの生活を続けるとどのぐらいお金が足りないのか」を把握し、
その上で「どのぐらい生活レベルを落とせばよいのか」を
理解しなくてはいけません。

ゴール地点が見えていなければ、
なんとなくこのぐらいでいいかな…?と、適当な判断をしてしまい、
いざ、その時になってみたら「これじゃお金が足りない!」と、
いうことになってしまいかねません。

しっかりと現状とこれから先、どうなっていくのかを
把握して、「最低限削らなければいけない費用」は
どのぐらいなのかを見定めることが大事です。

適当に「これぐらい削れば大丈夫だろう」だと、
生活レベルを上手く落とすことが出来ず、破綻します。

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ぶっつけ本番ではなく、少し前から落とし始める

ぶっつけ本番で「生活レベルを落とす」というのは
人間、そう簡単にできることではありません。

そのため”少し前から生活レベルを少しずつ落としていく”と
いうことをおすすめします。
もちろん、一気に生活レベルを落としても良いですが
その場合でも”収入が減る(あるいは支出が増える)月の
数か月前に一度試してみるべきです。

ぶっつけ本番では「何か予期せぬ事態」が起きた時に
対応しきれず、生活が破綻する可能性があります。

予め、少しずつでも良いので”生活レベルを落とす予行練習”は
しておくことをおすすめします。

余分な固定費を削っていく

生活でも、会社などの企業の経営でも、一番大きな費用と
なるのは「固定費」です。
固定費とは”毎月必ずかかるお金”のことで、
この固定費をできる限り減らしておく、ということは
生活レベルを落とす、という上でも大切なことです。

見直すべき点としては…

・光熱費
出来る限り「不要な部分」については削り、
これまで節約などを考えていなかったのであれば、
生活レベルを落とすタイミングで見直すべきです。
劇的に費用が浮くことはなくとも、
積み重なれば、当然大きな力になっていきます。

・各種保険などの費用
これが、予想以上に高額になっていることがあります。
生命保険や、その他家や車などの保険など、
”見直す”だけで相当費用が浮くこともあります。
”実際のところ、必要ないだろうな”と思うような保険は
解約し、最低限必要な保険に関しても
”見直し”を行うことで、人によっては相当な費用の削減を
行うことができます。

・趣向品などの固定費
「生きていくうえで」最低限必要…とまでは言えないようなものに
対する固定費の見直しも重要です。
例えば「新聞」や「動画配信サービスの契約」など、
人によっては思い当たる部分もあると思います。
必要であれば、こういった部分を削ることも大事です。
例えば新聞をやめて、ニュースはネットで見る、
動画配信サービスを複数契約していたのを1社にする、
テレビをあまり見ないなら、処分してNHKを解約する、など
色々な方法があります。
自分の生活スタイルに合わせて「断捨離」をしていくことも大事です。

・家賃
家賃が高すぎる場合は、引っ越しも視野に入れましょう。
例えば大幅に収入が落ちる場合などは
「そもそも今の家に住むのが困難」になる場合もあります。

趣味や娯楽にかけるお金を減らす

趣味や娯楽にかけるお金も「無理しすぎない程度に」
減らしていくことが大事です。
ただし、削りすぎると精神的なストレスに繋がり
逆効果になる場合もありますから
「バランスを取りながら必要な量を削っていく」と、
いうことになります。
最悪の場合は、完全に削るしかありませんが、
そうでない場合は、無理しすぎない程度に削り、
趣味や娯楽にかけるお金を減らすことで、
生活レベルを落とすことができます。

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食費を削っていく

「食費」の中でもお菓子やデザート、外食など
「本来は必要のない食費」の部分を削る、
という意味です。
別に断食しろ、ということではありません。

自分の食生活を見直してみれば
元々ギリギリの生活をしていた人はともかく、
それ以外の人には大抵の場合
「ある程度の無駄」が見つかるはずです。

そのような無駄が見つかった場合に関しては、
しっかりとその部分を削っていき、
費用を抑えることが重要になります。

「収入面」に目を向ける

生活レベルを落とす…というのはそもそも
「生活レベルを落とす必要があるから」必要なことです。

逆の発想で、
例えば収入が減る場合「別の部分から収入を得ることはできないかどうか」を
考えたり、支出が増える場合でも「削るのではなく、収入を増やす方向」で
考えてみるのも一つの方法です。

もちろん、そう簡単ではありませんから
基本的にはまず「生活レベルを落とす」と、いうことになりますが、
収入を増やすことができる可能性が自分の生活の中にあるなら、
そちらの方向で対応していくことも、考えてみてください。

まとめ

生活レベルを落とす、ということは
想像以上に大変なことです。

甘く考えていると、
本当にいざという時に生活レベルを
落とすことが出来ず、困難な事態に
直面することになってしまいますから、
しっかりとこのあたりは、考えていくことが
重要になります。

「なんとかなるだろう」は、絶対にやってはいけない対応です。

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