ニンテンドースイッチ2は、
発売直後から、良いスタートダッシュを切ることができていますが、
今後の懸念点となる部分もいくつか存在しています。
価格がこれまでのゲーム機よりも高額、という点も
勿論、そんな懸念点の一つであり、
今後、初期需要が落ち着いた後の売上ペースが
どこまで落ちてしまうか…という点もそうですが
他にも懸念となる点はいくつも存在しています。
そのうちの一つが”パッケージ版の冷遇”とも言える
対応で、今後のSwitch2の展開にも
ある程度の影響を及ぼす可能性があります。
では、どのような点が懸念されるのか、
”パッケージ版の冷遇”とはどういう意味なのか、
この点を解説していくと共に、
今後の改善点のポイントなどもお話していきます。
パッケージ版の冷遇とは?
ニンテンドースイッチ2のパッケージ版の冷遇とは
どのような意味か。
ゲームにはパッケージ版とダウンロード版が存在しており、
ほとんどのゲーム機において、この流れは変わっていません。
以前よりもダウンロード版の需要は高まってはいますが、
パッケージ版もソフトによっては数百万本、数十万本の
売上を記録するものであり、
非常に大きな需要を維持している存在であるのは確かです。
ただ、ニンテンドースイッチ2では
このパッケージ版がこれまでのゲーム機と比べると
冷遇されている部分もあり、今後が懸念されるところでもあります。
では、どのような点が”冷遇”の状態になってしまっているのでしょうか。
・価格差が大きい
これまでのゲーム機と比べて、
パッケージ版とダウンロード版の価格差が大きくなっており、
特に任天堂タイトルのパッケージ版との価格差が大きくなっています。
コストの点から仕方のない部分もありますが、
とは言え、買う側からすれば”高いものは高い”と思われてしまうのも
事実で、多少売上に影響する可能性も考えられます。
・キーカードの存在
パッケージ版を買うユーザーにとっては
Switch2の新たな形式である”キーカード”形式が大きなマイナスとなり、
キーカードは”パッケージ版なのにゲームカードにデータが入っていない”ため、
結局ダウンロードを要求されることとなり、
”ゲームを手元に持っておける”点や、Switchの場合は
パッケージ版を買えば、アップデートなどのデータ以外本体の容量を
消費しなかったため、容量の節約もできましたがそれもできなくなっているという
”パッケージ版の良いところを消してしまっている”存在で、
任天堂はこれを(現時点では)採用していませんが
サードメーカーは、想定以上にキーカードばかりを採用している酷い有様で、
今後、これは改善しなければパッケージ版ユーザー離れを起こす危険性も考えられます。
主にこの2点(特にキーカードの部分)にはなりますが、
これまでのゲームと比べるとパッケージ版周りの環境は
良いとは言えず、”冷遇”状態になってしまっているのも事実です。
どのような悪影響が懸念されるの?
パッケージ版を取り巻く環境が厳しい状況のまま
”何の改善策”も取らなかった場合に懸念される悪影響には
どんなことがあるのかを見ていきましょう。
まず、一番懸念されるのが「サードのSwitch2ソフトの売上の減少」で、
サードのソフトの売上の減少が懸念されます。
と、言うのも任天堂自体は前述したキーカードは採用していないため、
そこまで影響はないと思いますが、
サードのソフトは異様なまでにキーカードばかりになっているため
”パッケージ版を買うユーザー”からは敬遠されることが予想されます。

が、そういったユーザーは”じゃあダウンロード版にしよう”となるのかと言うと、
あまりそうはならず、
サードのソフトは大抵の場合”Switch2以外にも登場しているケースが多い”ため、
”Switch2版はキーカードだから、他の機種版(PS5やPS4、Switch1版など)を買おう”
となってしまう可能性の方がはるかに高いです。
その結果起きることが”サードのソフトのSwitch2版の売上の低下”です。
パッケージ版を買うユーザーの中には”キーカード”を嫌がる人は
それなりの数存在しており、
キーカードを嫌がる人は基本的にパッケージ版を優先的に
買いたがる人の方が多いでしょうから、
”Switch2版はキーカード(パッケージ版がないに等しい)”となれば
当然、他の機種を持っている人は他機種版に流れます。
そうなるとサードのソフトはSwitch2版ではなく
Switch版、PS5版、PS4版などに流れるようになり、
全体的にSwitch2版の売上は低調…と言うことになる可能性は
十分に考えられることです。
これは、サードのメーカーにとってはあまりマイナスではありませんが、
(例えばSwitch2版からPS5版にユーザーが流れても、
ソフトメーカーからすればどっちが売れてもプラスになるため)
任天堂からすると、”サードのソフトの売上がSwitch1に流れるならともかく、
PS5やPS4に流れてしまうとマイナス”になるのは確かです。
そのためパッケージ版が全体的に冷遇されている状態、
特に、”キーカード”に関しては
パッケージ版を届ける新しい仕組み、などと言っている場合ではなく、
”サードのソフトの大半がキーカード”という状態は
利用条件をつけるなどして、修正していく必要があります。
それができなければ、サードのソフトの売上は
Switch時代と比べると他機種に流れやすくなるほか、
”Switch2を持っているのにSwitch1版を買う”という
本末転倒なユーザーを増やす結果に繋がります。
加えて”ダウンロード版との価格差”も
売上に若干の影響を及ぼす可能性があり、
このあたりの部分に関しても、
上手くバランスを取っていくことが求められます。
任天堂ハードはパッケージ版を一番大事にすべきハード
任天堂・SONY・マイクロソフトの3社では
パッケージ版の需要が一番大きいのが任天堂ハードで、
売上比率も他機種と比べれば高いです。
ということは、”任天堂ハードが一番パッケージ版を大事にしなくてはならない”のですが、
その真逆を行くような展開になってしまっているのは、
この先、少し懸念するべき事項であるのは確かです。
また、ハード自体の高額化や、
スペックに重点を置いた展開など、
Switchのユーザー層とは少しかけ離れた展開をしてしまっていることもあり、
初期需要が落ち着いたあと、どうなっていくのかも懸念されるところです。
いずれにせよ、価格面は仕方ないとは言え、
キーカードに関しては何らかの対応をしないと、
サードのソフトの売上を中心に大きな影響が出る可能性があり、
Switch2の今後にも影響が出てしまう可能性があります。
キーカードはあくまでも”オプション”であり、
メインになってはならない、ということは、
早急にメーカー側としても対応した方が良いと思いますし、
任天堂ハードはパッケージ比率も高いので、
このまま放置しておくと、パッケージ派のユーザーが
他機種に流れてしまうことにも繋がりかねません。
とにかく”キーカードの乱用”に対する対策は必要であると感じます。
まとめ
パッケージ版への冷遇と言えるような
状態になってしまっているのは、
任天堂ハードとしては、かなり懸念するべき点で、
3メーカーの中で、最もパッケージ版の売上比率が高く、
またユーザーの需要も高いわけですから、
何とか、上手く対応を考えていくことが重要になります。
特に”キーカードに対する対策”はこの先行わないと、
ジワジワとサードのソフトの売上が下がっていくことにも
繋がりかねません。
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