ウレタンマスクの効果は?勘違いにご用心!効果は「ある」

この記事は約5分で読めます。

「ウレタンマスク」とは
ウレタン素材のマスクで、
洗って繰り返し使いやすい等、
メリットも多いマスクです。

一方で、感染予防効果は「ない」などと
言われてしまうこともありますが
実際のところはどうなのでしょうか。

時折、ウレタンマスクは全く効果がない、
というような「勘違い」をしてしまっている人も
いるので、その点について解説していきます。

スポンサーリンク

感染予防の効果はあるの?

ウレタンマスクは、
風邪やインフルエンザ、各種ウイルスなどの
感染予防に効果はあるのかどうか。

その答えとしては
「ある」というのが答えになります。
ウレタンマスクは効果がない、と言うような
誤解をしている人や
そう騒いでいる人もいますが
ウレタンマスク自体に効果はあります。

少なくとも「何もつけていない」状態よりかは
遥かに飛沫を飛ばすことを予防する
(誰かに移さないようにする)効果もありますし、
当然、飛沫を吸い込む量に関しても
何もつけていない状態に比べれば、
遥かに効果はあるのです。

「ウレタンマスクは意味がない!」みたいなことを
言っている人も時々いますが、
これは完全に「間違い」であるので、
注意する必要があります。

他のマスクと比べると…?

ただし「他のマスクと比べると」若干その効果が
落ちる、ということは事実です。
とは言え、「他のマスクと比べた場合」の話であり、
マスクとしての役割はしっかりと果たしているので
ここの部分を勘違いしないようにする、ということは
大切な部分になります。

効果としては(同じ種類のマスクでも商品によって
異なりますが)全体的に
不織布マスク・布マスクのほうが
ウレタンマスクより高い、というデータが
存在しているのは事実です。
なので、より高い予防効果を望むのであれば
確かに不織布マスク・布マスクの方が
優れている、ということは事実です。

が、テレビ番組などでよく見かける
「フェイスシールド」(透明のフィルムみたいに見えるやつ)や、
先ほども書いたようにマスクをしていない状況に
比べれば「しっかりとした感染予防対策」に
なっているのもまた、事実です。

ウレタンマスクは決して効果がないわけではありません。

スポンサーリンク

他のマスクも「絶対安心」ではない

ここも勘違いしている人が時々いますが
マスクとはあくまでも「可能性を下げる」ものであり、
「絶対」は、そこには存在しません。

ウレタンマスクでも、布マスクでも、不織布マスクでも
これは変わりません。

100%飛沫を防げるマスク、というものは
一般的なものでは存在していませんし、
マスクと常に一体化しているわけにはいきませんから
どんなマスクを使っている場合でも
マスクを外すタイミングは必ずあるわけです。

そのため、布マスクであろうと
不織布マスクであろうと、
ウイルスに感染してしまう時は、してしまいますし、
逆に誰かに移してしまうときは、移してしまいます。

時々
「ウレタンマスクはダメだけど不織布マスクなら大丈夫」みたいな
人も見かけますが
どっちも100%の安全ではありませんので、
どんなマスクをしていようと、最終的には
手洗い・うがいなどが、大事になってきます。

ウレタンマスクを使っちゃいけないの?

そんなことはありません。
前述した通り、ウレタンマスクにも予防効果は
しっかりありますし、
形状や繰り返し使いやすい点など
メリットもありますから、
自分のお好みに応じて、
好きなマスクを選んでいくと良いと思います。

マスク選びに関しては
他人がとやかく言うことではありません。
どのマスクでも100%安全なわけではありません。

確かに”確率を少しでも上げたい”という人の気持ちも
分かりますが、
それは、自分がそうすれば良いことです。
自分が「ウレタンマスクはダメだ」と思うのなら
不織布マスク・布マスクなどを選ぶ。

それだけのことであり、
他人に強要するようなことは控えましょう。

ウレタンを使っている人は、ウレタンで良いのです。

ウレタンマスク警察とは?

コロナ禍において、
「ウレタンマスクは効果がない!他のマスクに買えろ!」などと
法律的な根拠も何もないのに、
突然、見ず知らずの人に強要するような迷惑行為のことを言います。

家族などから「ウレタンマスクよりほかのマスクのほうが」
などと指摘された場合に関しては
話は別ですし、
家族間でよく話し合って相談した上でお互いに納得する答えを
出すべきですが、
道端で知らない人からウレタンマスク云々言われた場合には
「あまり相手にせずに足早に立ち去る」ことをおすすめします。

見ず知らずの人に「ウレタンマスクがどうこう」などと
言ってくる人は、正直、まともではないので、
関わらないようにすることです。
これは、不審者に声を掛けられたときと同じです。

万が一、暴力・暴言などの行為があった場合は
ただちに警察に連絡するなどして
身を守ってください。

間違っても変に反応したり
言い返したりせず「スルーする」ことをおすすめします。

なお、施設の利用時などにあらかじめ不織布マスクなどを
指定されている場合に関しては
不満があっても、その施設を利用する際のルールですから
従ったほうが確実です。

まとめ

ウレタンマスクにはしっかりと予防効果もあります。
確かに、布マスクや不織布マスクに比べると劣る部分も
あるものにはなりますが、
それでも「意味がない」と言われてしまうようなものではない、
ということは事実なので、
ウレタンマスクを使っている場合でも
引け目を感じたりする必要はあります。

ウレタンマスク警察などの類は
ただの迷惑行為であり正義でもなんでもないので
自分がそうならないようにすることはもちろん、
絡まれた場合もスルーするようにして下さい。

タイトルとURLをコピーしました