ゴルフは熱中症のリスクが高い!身を守るための対策や予防を知る!

この記事は約6分で読めます。

ゴルフを楽しむ方は、
特に夏場を中心に「熱中症」に注意しなくてはいけません。

他のスポーツも当然、熱中症のリスクはありますが、
ゴルフは特に屋外に長時間待機するようなことも多く、
熱中症のリスクは非常に高くなります。

「ゴルフは危ないからしてはいけない!」だとか
そういうことではなく、
「しっかりと熱中症のリスクを理解した上で、
 熱中症にならないよう予防・対策」していくことが
とても大事なことになります。

熱中症で倒れて、人生を終えてしまう…
なんて、誰だって避けたいことですよね。

そのためにも、安全のためのポイントを
しっかり理解していきましょう。

スポンサーリンク

誰にでも熱中症になるリスク

炎天下でゴルフをしていれば、
誰にでも熱中症になるリスクはあります。
「自分は健康だ!」という人も
「自分は暑さに強いんだ!」という人も
「熱中症に今まで一度もなったことがない!」という人も、です。

もちろん熱中症になりやすい、
なりにくいは個人差もありますし、
同じ人間でもその日の体調や、色々な条件が絡んでくるものですが、
少なくとも言えることは
「熱中症にならない人はいない」と、いうことです。

熱中症は精神論だとか、そういったもので防げるほど
甘いものではありません。

なるときは、急になるものです。
それも、体調が一気に悪くなり、最悪の場合は、
「変だな?」と思った瞬間に救急車搬送レベルの事態に
なる可能性もあります。
(私自身も小さいころに熱中症になりましたが
本当に急激に体調を崩します)

ですので”自分だけは大丈夫”は絶対にダメですし
”自分が大丈夫だから周りの人も大丈夫”も、
絶対にいけない考えです。

対策方法は、しっかりと覚えておきましょう。

体調管理をしっかりとする

熱中症を防ぐための大前提として
「体調管理」をしっかりとすることです。

まず、風邪を引いていたり、体調が悪い時には
ゴルフは控えるようにし、
もし、ゴルフに行く予定の当日に体調を崩した場合は
絶対に無理をしないようにして下さい。
体調が悪い状態で、炎天下のゴルフなどをすれば
熱中症のリスクはさらに高まります。

また、前日の生活には注意するようにし、
ゴルフ当日に”寝不足”にならないように、
睡眠はしっかりととるようにして下さい。
睡眠不足の状態のままゴルフを行うことは、
非常に危険なことです。

加えて、前日に「飲みすぎ」などで二日酔いに
なってしまった…などということもないように
徹底する必要があります。
これも、熱中症のリスクを高めてしまう行為です。

風邪などの、予防することは出来ても、
100%防ぎきることができないようなものに
なってしまった場合は仕方がありませんが、
睡眠不足や飲みすぎは、自分の行動次第では
防げるものです。
この点、しっかりと対応しておきましょう。

また、風邪などであっても、当日体調不良に
なってしまった場合、
これは上でも書いた通り、予防していても
なってしまうことはあるので仕方のないことですが、
ゴルフへの参加は見合わせるべきです。
無理してゴルフに参加して熱中症になってしまった!
なんてことになって、後から後悔しても遅いですから、
風邪は仕方のないことですが、無理はしてはいけません。

スポンサーリンク

水分補給をしっかり行う

熱中症対策の基本の一つです。
プレイ前とプレイ後に飲めばいい、ということではなく
ゴルフのホールごとにこまめに水分を補給するなどして
しっかり水分を補給してください。
塩分の含まれるものがベストとのことですが、
水・お茶・スポーツドリンクあたりを中心に
しっかりと補充するようにして下さい。
(※水分は水分でも、熱中症対策にならないようなものは
効果が薄いので、注意してください)

なお、真水の大量摂取は
「水中毒」という別のリスクもありますので、
真水を飲む場合は、他の飲み物と合わせて飲むなど、
注意しながら飲むようにしましょう。

日陰などで休むようにする

日陰なども有効活用してください。
自分の順番の時は仕方がないですが、
他の人のプレイを見るときなどは、
日陰に移動したり、
日陰ないのであれば日傘を使うなりして、
極力、少しでも涼しいところに移動するよう
心掛けることも大切です。

もちろん”これだけ”ではダメですが、
水分の補給などと合わせて、
少しでもリスクを減らしていくことも
大事なポイントの一つになります。

服装などもよく考える

ゴルフウェアや帽子など、服装の面でも
熱中症のリスクを下げることができます。
出来る限り、通気性の高いものなどを
利用するようにし、
帽子などに関しても、うまく活用しながら、
というのがベストですね。

また、冷感グッズなども現在では
多く発売されています。
真夏のゴルフ場は、本当に
”超”がつくほどリスクが高い場所になりますので、
例えわずかな効果であったとしても、
冷感グッズもしっかりと利用することをおすすめします。

スポンサーリンク

体調に異変を感じたらすぐに休む

万が一、体調に異変を感じた場合
それが熱中症でも、異なる原因でも
すぐにプレイを中断し、涼しい場所、あるいは日陰で
休むようにして下さい。

熱中症の可能性がある場合は
水分・塩分の補給、涼しい場所への移動・休憩、
症状が酷い場合はただちにゴルフ場のスタッフへの連絡や
必要であれば救急車の手配も行ってください。

熱中症以外の体調不良の場合は、
どんな体調不良かにより、対処法は異なりますが
少なくとも「体調が悪い状態でプレイを続けること」は
熱中症のリスクも高めますので、中断はするべきです。

時期や時間をずらす

猛暑日など、どんなに注意していても、
熱中症のリスクを回避することのできない日も
存在します。
そういう場合は、”できれば”、日程をずらすのが、
一番”安全”なのは事実ですし、
熱中症を100%防ぐためには、それしかありません。

また、時間帯をずらすのも一つの方法で、
お昼前後など、一番気温が上がる時間帯をうまく回避して
ゴルフを楽しむのも一つの方法です。

「どうしてもこの日にやらないといけない」という事情が
あるのであれば仕方がありませんが、
そうでないのであれば、一度立ち止まって考えてみることも
大切です。

熱中症になってからでは、遅いですからね。

熱中症になってしまった場合は?

そのままだと、命に係わる可能性もありますので、
早急に対処する必要があります。

ただちに涼しい場所(近くで最も涼しい環境が望ましいです)に
移動し(出来ない場合は、周囲がサポートしてください)
水分・塩分の補給、身体を休めることの徹底、
熱がある場合は身体を冷やすことなどを
なるべく素早く行ってください。

ゴルフ場のスタッフへの連絡、
状況が良くない場合は救急車を呼ぶことなども含め、
とにかく、その場にいる全員が協力して、
対応していくことが重要になります。

重度でなければ、水分・塩分補給と
休養(涼しい場所で)で、回復することが多いですが、
回復した場合でも、その日に関しては
ゴルフのプレイを再開したりはせずに、
安静するようにしましょう。

一度熱中症になった日に、
回復したからと言って再び
炎天下のゴルフ場に戻っていくのは
さすがに無謀すぎです。

命を大事にしてください。

まとめ

ゴルフ自体が悪い、ということではありません。
が、熱中症を甘く見てはいけない、ということです。

もしも真夏にゴルフを楽しむのであれば、
熱中症のリスクを理解した上で、しっかりと対策を
行ってから、というのが大前提です。

もちろん、真夏以外でも暑い日は、
熱中症のリスクがありますので、
その点も、しっかり注意してください。

タイトルとURLをコピーしました