「爪をかじる癖」を持つ人はたくさんいます。
ですが、爪をかじる、という行為は
決してプラスになる行為ではなく、
出来ることであれば、直した方が良いのも
事実です。
少し爪をかじったら健康被害が出る、とか
そこまで大袈裟なことはありませんが、
日常的に続けていれば、良くない影響が出て来る可能性も
十分にありますので、注意をするようにしましょう！
爪をかじる癖の原因は？
爪をかじってしまう原因は何なのでしょうか。
自分で、わざとやっている！という人もいるとは思いますが
多くの場合は、何らかのタイミングで
無意識のうちに、爪をかじっている…という方が
多いかと思います。
爪をかじる癖の原因として、
挙げられているのは、
「ストレス」が原因だったり、
「退屈に感じた時（待ち時間など）」の暇つぶし的な行為として
かじるのが癖になってしまったり…
と、そういったものが挙げられています。
無意識のうちになんとなく癖になってしまったり、
あるいは何らかのストレスが原因で、いつの間にかそれが
癖になってしまっていたり、という状態ですね。
爪をかじること自体は「病気」ではありませんので、
そういった部分は心配しなくても良いのですが、
周囲から見られた時の、抱かれるイメージの問題と、
爪に関係する健康的な部分の問題など、
リスクもありますから、
出来れば、少しずつでも良いので、直していくことができれば
一番良いかと思います。
爪を噛むことによるリスクは？
爪を噛んでも、大きな病気になったりするリスクは低く、
爪を日常的に噛むような人でも、
特に何も、問題は生じないことも多いです。
ただし、リスクもあるにはあるので、
注意はしておかなくてはいけません。
爪をかじることにより、生じる可能性のあるリスクは…
・爪が削れる
噛むことにより、爪が削れたり、
形がいびつになったりするなどの
変化が生じることがあります。
見た目でも分かるぐらいにボロボロになる可能性も
当然ありますし、爪がモノに引っかかったりするなどの
事態を招く可能性もあります。
・感染症などを引き起こすリスク
皮膚を守る役割を持つ爪が削れたりすることにより
細菌に感染するリスクも高めます。
可能性としては低いですが、そのリスクは上がってしまうので
注意が必要です。
・風邪などのリスクも
外で爪をかじれば、当然、汚い手を口につけることになります。
そうなれば風邪やウイルス感染のリスクも当然あります。
どれも、確率としてはそれほど高くないものであるのは
確かですが、一方で、確実にリスクとして存在することは
事実です。
爪をかじることによるプラスは基本的にはありませんので、
このようなリスクが生じる、ということは
覚えておいたほうが、良いでしょう。
「しないで済むなら、しないほうが良い」のは事実です。
噛む癖を直すためにはどうすれば？
言葉で言うのは簡単ですが、
「爪をかじる癖」も含めて
「癖」になっていることをすぐに直す、というのは
なかなか難しいことであるのも事実です。
幸い、上でも書いたように、爪を噛んだらすぐに
健康被害が出る、とか、そういう可能性は低いので
焦らず、少しずつ直していく、というのが
ベストになるのではないでしょうか。
直すためのポイントを解説していきます。
・意識する
まずは「爪を噛まないようにする」ということを
自分の中で強く意識することです。
当然、最初のうちはそれでも無意識で噛んでしまうことは
何度も出て来るとは思いますが
気づくたびに「ダメだ」と自分の中で念じて、
噛むのに気づいたときは噛むのをやめる、ということを
徹底していきましょう。
時間はかかると思いますが、少しずつ癖は直っていくと思います。
・ストレスの対処
何らかのストレスを抱えていて、自分でもそれを自覚している場合
可能であれば、そのストレスをどうにかできないかどうか考え、
解決できるのであれば、ストレスや精神的に不安定な要素を
解決させることを、優先した方が、根本的な解決になる場合もあります。
「どうにもならないストレス」もあるとは思いますが、
少しでも解消できそうな場合は、対処したほうが良いです。
・爪を噛むことを防止するグッズ
爪を噛むことを防止するグッズを利用するのも
一つの方法です。
手袋や、指を保護するキャップなどを利用すれば
噛んでしまった場合でも直接爪をかじることはできなくなりますから
多少のリスク軽減にはなります。
また、爪を噛んでしまうことを防止するような
塗りモノも存在していますね。
ただし、手袋など、仕事中は装着が難しいようなものも
あると思いますので
場面に応じてうまく臨機応変をしていく必要があります。
こんなところでしょうか。
あとは、時間をかけて地道に直していくしかありません。
まずは、とにかく「意識」をすることです。
なお、過度なストレスなどが原因によるものの場合は、
医師の診察などを受ける必要がある場合もあります。
（精神的に病んでしまうと、爪をかじる以外にも
色々な部分に影響が出てきてしまう可能性がありますので
一人で悩まずに、専門家に相談することを
おすすめします）
まとめ
「爪をかじる」という行為は
マイナスになることはあっても
プラスになる可能性は非常に低く、
健康被害などが生じる可能性も「０」ではありません。
爪を噛む癖がついてしまっている場合
いきなり「明日から直そう！」なんてことは
さすがに無理だと思いますが
”少しずつ”であれば、直していくことも
不可能ではありませんので、
長い時間をかけて、焦らず、直していきましょう。
