無職でも一人暮らしをすることはできるのか?注意するべきポイント!

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無職であっても一人暮らしをしたい…

そう思う人もいるかもしれません。
ですが、現実問題、無職で一人暮らしをする、
ということは非常にハードルが高いことで
あるのも事実です。

そもそも無職ということは
収入が無い、ということですから
家賃はどうするのか、生活をしていくためには
どうするのか、という問題もありますし、
賃貸契約をする際に審査などで
落されてしまう場合がほとんどになるため、
なかなか無職の状態で一人暮らしをすることは
難しいのも事実です。

それでも一人暮らしをしたい場合は
どうすれば良いのか、
注意するべきポイントは何か、それぞれ
ご紹介していきます。

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一人暮らしのハードルは高い

自分が無職の場合、一人暮らしを開始するためには
非常に高いハードルが存在します。

上でも軽く書きましたが
まずは「物件探し」。
正直なところ、無職の人間を入居させてくれる
物件は少ないのも事実です。
貸す側としても、当然のことながら
「ちゃんと家賃を払ってもらえるのか」という
不安がありますからね。
これは、物件を貸す側の立場になって考えてみれば
想像がつくことなのではないかと思います。

そして「生活」。
仮に入居する物件が決まったとしても、
一人暮らしをするためには、そこでなんとかして
自分で生活していけるようにしなくてはいけません。
家賃が払えなければ、当然出て行くことになりますし、
生活もできなくなってしまいます。

そのため、無計画で一人暮らしを初めても
結局は続かない、ということですね。

「契約するまで」そして「契約した後」。
無職の一人暮らしについて
それぞれ大事なポイントのお話を
していきたいと思います。

契約するための方法は?

自分が無職の場合、そのままでは賃貸契約を
行うことのできる可能性は限りなく低いです。
そのまま不動産屋を訪れても
恐らくは上手くいかないでしょう。

ですが、方法次第では、賃貸契約をして
一人暮らしをすること自体は可能です。
もちろん、先にも書いた通り”そのあとのこと”は
ちゃんと考えなくてはいけませんし
何も考えていなければ生活が続きませんから
ちゃんと考える必要がありますが、
その後のことをちゃんと考えてあっても
まずは賃貸契約が出来なければ一人暮らしを
することはできませんから、
下記のような方法を利用することができるのかどうか
検討してみましょう。

・契約者を保護者にする
一般的によく使われている方法ですね。
保護者が賃貸の契約を行い、
そこに自分が住む、という方法です。
契約者自身が住まなければいけない、というルールは
基本的には(貸す側がそう言っている場合は別ですが)
ありませんから、保護者が契約してそこに自分が住むことは
可能なわけです。
ただ、保護者に相談しないといけないですし、保護者が
了承してくれなければ使えない方法です。
また、万一、家賃支払いなどが出来ない場合、保護者に
大きな迷惑がかかることも覚悟をしなくてはいけません。

・連帯保証人を用意する
連帯保証人を用意することで契約できる可能性もあります。
”収入が安定していて、かつあなたに協力してくれる人”が
必要になりますが
家族でも親戚でも、そういう人がいるのであれば
連帯保証人になってもらうことで、賃貸契約を
することが可能になります。
ただ、当然ながら、仮にあなたが家賃を支払わずに夜逃げ
でもすれば、連帯保証人に大迷惑がかかることになりますから、
ちゃんと家賃を支払える覚悟があることが前提条件となります。

・預貯金審査を利用する
貯金がある場合に限りますが、通帳の写しなどを提出し
預貯金で審査してもらうことも可能です。
どのぐらいの貯金があれば良いのかどうかは大家さんの方針に
よって大きく異なりますので、これは一概に
言うことはできませんが、もしも自分が無職であっても、
そういった貯金があれば、審査に通る可能性を
上げることは可能です。

・収入を証明する
無職であっても、既に内定が出ていたり
今後就職の見通しが立っている場合などは
「これからこのぐらいの収入があります」ということを
証明できれば、現在無職でも入居できる可能性はあります。
何の予定も決まってない場合はこの方法は使えませんが
何か道筋が決まっている場合に関しては
この方法を使うのも良いのではないでしょうか。

こんなところになりますね。
いずれも何かしらの条件はありますが
どれかの方法を活用できるのであれば
活用してみるのも良いでしょう。

ただ、今後の生活のこともありますし、
まずは一人暮らしのことを考えるよりも
収入のことを考えた方が良い、というのも
事実のひとつではあるかと思います。

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一人暮らしを続けるために…

無職での一人暮らしはスタートした後も大変です。
無職ということは当然のことながら
そのままでは収入がありません。
ですが、無職であろうと何であろうと
部屋を借りた以上は、しっかりと支払も
していかなくてはなりませんし
保護者の名前で契約している場合や
連帯保証人がいる場合は、支払が出来ないと
その人たちにも大きな迷惑をかけることに
なってしまいます。
そうなってしまわないためにも、
一人暮らしを始めた場合は
しっかりとやっていかなくてはいけません。

一人暮らしを始める前に、
これらがちゃんとできるのか、ということは
考えておきましょう。

契約することは、上のような方法を
用いることでできますが
契約したあとのことも、しっかりと
考えておかなくてはならないのです。

・収入を確保
家賃を支払うためには収入が必要です。
正社員とまでは行かなくても良いですから
何らかの収入源は確保しないといけません。
親に仕送りしてもらって、だとか
そういうことをする親もいるかもしれませんが
いつまでもその状況ではいけませんから
アルバイトでも、自分で何かを始めるのでも
何でも構いませんから収入源を確保することです。
無職で契約することはできますが、
無職のまま一人暮らしを続けるのは
ザンネンながら非常に困難であると思います

・貯金があるなら…?
自分に貯金があるのであれば
それを崩しながら生活していくことは可能です。
ただ、一生暮らせるレベルの貯金が無い限り、
そのまま無職でいることはできませんから、
貯金が底をついてしまう前に、
しっかりと対応していくことは大切に
なってくるかと思います。
計画的に貯金を利用しながらしっかりと
今後のことを考えて行くようにしましょう

・誰かの力を借りる
家賃に関して誰かの力を借りるのもひとつの
方法ではあります。
ただし「一時的」なお話です。
ずっと他人の力を頼るようなことは
絶対にしてはいけません。
また、無職で一人暮らしを始めたのであれば
借金などは絶対にしないようにして下さい。
無職でも借りようと思えば借りれてしまう
場合もありますから注意です。

このようなところでしょうか。
とにかく、無職で一人暮らしを始めるなら
始めたあとのこともちゃんと考えて下さい。
そして、始めたあとの家賃を支払える見込みが
ないのであれば、あなたがまずするべきことは
一人暮らしをすることではなく、
収入源を確保することになります。

見込みがあるのであれば、無職の状態で
一人暮らしをスタートしても良いですが
そうでないのであれば、やめておきましょう。

まとめ

無職で一人暮らしをスタートする方法は
ありはしますが、その後のことまで
考えてしっかりと準備をすることは大切になります。

くれぐれも無計画で一人暮らしをスタート
してしまうようなことが無いようにして下さい。
無計画でスタートすれば、最終的には
生活が出来なくなってしまいますし
周囲の人間にも大家の方にも
大きな迷惑をかけることになってしまいます。

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