巡回連絡カードって何?どう対応すれば良いのかを解説!

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「巡回連絡カード」とは何か。

聞いたことがない、という人もいると思います。

突然、警察官の方から
記入を求められたりするようなこともあり、
いきなりだと「そもそもこれ、本物なの?」だとか
「何に使うの?」だとか
「何か疑われているの?」だとか
色々不安に思ってしまうこともあると思います。

そんな、巡回連絡カードについて
疑問に思いやすい部分をまとめました。

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何のために使うの?

まず、巡回連絡カードというものが
本当に存在するのかどうか、ですが、
これは、ちゃんと存在しており、
警察で利用されているものになります。

ただし、巡回連絡カードを装った
偽物などもあるにはあるようなので、
その点は見極めに注意をしましょう
(下記に対処法もまとめます)

利用用途としては
自然災害が発生した際や
交通事故などが発生した際、など、
生活の安全維持のため、
ということになります。

間違っても、悪用したりだとか
そういうことはありません。
いざというときの安否確認だとか
そういったもののため、ということになります。

どんな時に記入をお願いされるの?

カードの記入は必ずしも求められるわけでは
ありません。

方法としては、警察官が家庭を訪問して
記入をお願いして来たり、
何らかの用事で交番などに足を運んだ際に
お願いされたり…という感じになるでしょうか。

ただ、警察官が自宅に訪問してくる、と言っても
例えば、引っ越した直後に警察官がやってくる、
というわけではなく、
10年間同じ場所に住んでいて初めて
「記入をお願いします」と警察官が
やってくるようなこともあります。

ポストに投函されていることもあるようですね。

最初に書いた通り、必ずしも記入を
求められるわけではないため、
中には、記入を求められたことなんて
1度もない、という人も多いのが
巡回連絡カードなのです。

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近所には行ってないみたいだけど…?

と、思うこともあるでしょう。
具体的な条件は一般の立場から
知るすべはありませんが、
”その近所1軒1軒を尋ねて回る”とは限らず、
特定の住所にだけお願いに来ることもあります。

例えば、隣近所には警察官が行ってないみたいだけど、
うちにだけ来た、みたいなこともあるでしょう。

マンションでも同じで、自分の家だけ求められた、
ということも普通にあることです。

理由については定かではありませんが
そういうものなので、これについては
あまり気にしなくても大丈夫です。

何か疑われているの?

そういうわけではないので
安心してください。
自分の家にだけ来たり、
急に警察官が尋ねてくると
何もしていなくても
”何か疑われているのではないか”と
不安になることはあると思います。

ただ、このカードは
そういうものではないので、
その点は心配しなくて大丈夫です。

もしも何か疑っているのだとすれば
巡回連絡カードを書いてください、という形で尋ねて
来たりはしませんから、心配はいりません。

必ず書かないといけないの?

巡回連絡カードの記入は
強制なのかどうか。

これは、強制ではありません。
あくまでも任意のものになりますので、
仮に、記入をお願いされた場合でも
自分の判断で断ることができます。

相手が警察であっても
個人情報はなるべく渡したくない、
という人もいると思いますし、
そもそも尋ねてきた警察官が
本物なのかどうかわからない、
という人もいると思います。
理由は人それぞれです。

巡回連絡カードの記入を拒むことは
別に犯罪でも違法でも何でもないので
書きたくない場合はお断りしても
問題はありません。
特にペナルティのようなものもないので、
この点は、自分の判断で
判断していただいて大丈夫です。

ただ、お断りする際には
相手も人間ですから、
(相手に失礼な態度があった場合などは別ですが)
「この野郎!」みたいな攻撃的な
断り方ではなく、普通に、ていねいに
お断りをするようにしましょう。

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本物なのかどうか心配…

確かに、巡回連絡カードを装って
個人情報を奪おうとするような人も
いるかもしれませんし、
”偽物”なんていう情報もあるにはあります。

これは、当然の不安であり、
今の世の中は色々と物騒ですから、
まず最初は疑ってかかる、というのも
別に普通のことです。

何も考えずに「はい!」なんて、
すぐに記入してしまう方が
問題と言えば問題ですね…。

交番などで、直接記入を求められた場合は
偽物、ということはさすがに
ないとは思いますが、
訪問してきた警察官の場合は
なかなか本物かどうか、と思ってしまうのも
分かります。

本物であれば、警察手帳だとか
そういったものは最低限持っているはずですから、
その点を確認してみるのは
良いのではないでしょうか。

どうしても本物かどうか心配な場合は、
訪問してきた警察官の方に
後日提出しに行くことを伝えて
一度お帰り頂けば、確実です。
その場で渡さなくても、
あとで警察署や交番に持っていけば
受け取ってもらえますから、
どうしても心配な場合には
その方法を使うと良いでしょう。

仮に、その尋ねてきた人たちが
偽物だったとしても
交番に提出しにいけば「え?」って
話になりますし、
そのまま受け取りされてしまった場合でも
渡した相手は本物の警察官なわけですから
何も問題はありません。

心配なことがあれば
提出時にでも色々と聞いてみるのが
確実です。

提出後に紛失とかは心配ないの?

提出後に紛失されてしまったり、
漏洩してしまったりすることはないのかどうか、
と心配に思う人もいると思います。

基本的には、この心配はしなくても
大丈夫ですが、
過去の事実を言えば「0」ではありません。

どんなサービスでも、会社でも
個人情報流出の事件などは時々
見かけることがあると思います。
あれらと同じような感じで、警察と言っても
やはり人間の手によるものですから、
100%絶対安全だ、と断言することはできません。
99%は大丈夫だとは思いますが、
何か起きる可能性は「0」ではない、
ということですね。

ただ、そこまで過剰に心配しなくても
良いかとは思います。

どうしても心配な場合は、提出するか、
しないかも含めて自分で考えましょう。

何を記入すればいいの?

記入することは、
本人の氏名・住所・生年月日・職業等に
なります。
記入事項自体に、迷うような部分は
特にありません。
連絡先電話番号などを記入する欄も
ありますが、これも見れば分かるでしょう。

なお、一部箇所については記入しなくても
大丈夫な場合があります。
どうしても書きたくない部分や
分からない部分がある場合は、
担当の方に聞いてみるのが一番早いですね。

どこに提出すればいいの?

提出先は、訪問や交番で頼まれた場合は
その場で提出しても良いですが
後日提出の場合は、
指定された場所(交番などになると思います)に
持ち込んで提出する形になります。

郵便ポストへの投函ではなく、
直接出しに行く感じになりますね。
提出期限のようなものはなく、
私も記入をお願いされたことがありますが
”いつでも良いので交番(私の場合は一番近くの)にお願いします”
という感じでした。

先ほども書いた通り
本物かどうか心配な場合は、
一度預かって交番などに後日提出が
確実かと思います。
(仮に偽物でも、警察に提出すれば、
偽物だと教えてもらえますし、万が一
警察の方も気づかなくても、警察の方に
渡したわけですから、問題ありません)

まとめ

巡回連絡カードなどというものの
存在すら知らない人もいると思います。

急に来ると確かにびっくりしますよね。

ですが、ちゃんと存在しているものなので
その点は安心してください。

心配な場合は、↑のようなことを
覚えておけば問題ないはずです!

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