職場接種は強制なの?トラブルを避けるためのポイントを徹底解説!

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新型コロナウイルスのワクチン接種には
色々な方法が存在しています。

その中の一つとして「職場接種」というものも
存在しており、
その名の通り、職場で接種を受けることが出来る、
というものになっています。
(企業規模や方針などによってある場合とない場合、
方法などが異なりますので、必ず各自で確認してみて下さい)

が、中には、
過去に別の予防接種などでアレルギーを起こしたことがあったり、
持病などで接種できない事情があったり、
「まだちょっと怖いなぁ…」と感じていたり、と
色々な事情から接種を今の時点ではちょっと…と、
いう人もいると思います。

そんな場合どうすれば良いのか、
接種は強制なのかどうか、
もしも断る場合はどうしたらよいのかなどなど、
トラブルにならないためのポイントを解説していきます。

なお、ワクチンに対する考え方は
人それぞれです。
本記事では、それについては何も言いませんので、
各自でしっかり、色々なデータや情報を見て
(煽るような情報には注意してください)、
判断していきましょう!

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接種自体は任意。職場接種も同じ

日本ではインフルエンザでもおたふくでもなんでも、
予防接種に「強制」のものは存在していません。
法律上、強制するような法律が現時点では
存在していないためです。
これは、新型コロナウイルスのものでも同じことであり、
予防接種(ワクチン)を接種するかどうかは
個人個人の判断に委ねられます。

このことは、厚労省のサイトにもしっかりと明記
されているため、不安な方は一度
厚労省のサイトも見てみると分かりやすいと思います。

そのため、職場接種においても、
接種を強制することは、法律上は不可能であり、
任意での接種となります。

”予防接種の類”は、コロナのものも含め
強制のものは存在しませんので、
そこは、大前提として覚えておきましょう。

希望する人は打ち、
希望しない人は打たない。
と、いうことです。

もちろん打たなかった人も、後から気が変わったりすれば
(タイミングが限られているため、職場では接種できないかもしれませんが)
接種を受けること自体は、可能です。

自分と考えが違う人のことも受け入れる

職場接種を行う場合でも、行わない場合でも
「自分と考えの違う人の考えも受け入れる」と
いうことは大事です。

先程書いた通り、接種は自由です。
接種する人にも、接種しない人にもそれぞれの事情が
ありますので、
接種した人が、接種しなかった人を攻撃したり、
逆に接種しなかった人が、接種した人を攻撃したり、
そういったことがあってはいけません。

同じ職場の同僚に、上司に、部下に、
自分と考えの異なる人がいた場合でも、
それは、”個人の自由”であるため、
くれぐれも自分の考えを押し付けないようにすることが大事です。

これが、職場全体で徹底されていないと、
トラブルになります。
特に、上に立つ立場の人間は”接種する”
”接種しない”どちらかに偏った考えにならないよう注意です。

接種する
接種しない

どちらの選択も、尊重される必要があります。
このことは、基本として覚えておきましょう。

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職場接種する場合の注意点は?

まず、職場接種する場合の注意点から見ていきましょう。
(するつもりがない場合は、読み飛ばして1個下の項目を
参考にしてください)

・副反応が出る可能性あり
これは、インフルエンザの予防接種などでもそうですが、
発熱や痛みなどの副反応が出ることがあります
(これはどの予防接種でもそうです)
そのため、周辺に重要な仕事があるタイミングなどは避けるようにし、
ある程度「万が一しばらく体調を崩しても」大丈夫な日程で、
職場と相談しつつ、決めていく必要があります。

・重複に注意
職場接種以外にも、大規模接種会場、かかりつけ医での接種などなど
「他の方法」もたくさんあります。
大丈夫だとは思いますが、重複で接種しないよう、注意してください。

・家族との兼ね合い
同居家族などがいる場合、家族も接種するのであれば
日程をずらすなど、工夫をしておくと安心です。
家族全員、同時に体調不良になると厄介ですから
この点はしっかりと調整しておきましょう。

・接種しても平気か確認
過去にアレルギー反応を起こした(他の予防接種などで)場合や
持病がある場合、事前に接種しても平気かどうか
主治医などに必ず確認を行ってください。

・打たない人に自分の考えを押し付けない
これは先ほど説明した通りです。相手の考えも尊重してください。

・接種=感染しないではない
他の予防接種と同じで、接種したら絶対に大丈夫!ではありませんので、
その点はしっかりと対応し、マスクや手洗い・うがいなどの基本的な
対策は継続してください。
「もう大丈夫だ!何もしなくていいや!」ではないので、
その点は注意です。

職場接種をしない場合の注意点は?

色々な事情から接種しない、という選択肢も、当然
選択の一つです。陰謀論のようなものにはまるのは避けるべきですが
「副反応などへの不安」や「自分の体質・過去のアレルギー反応」などから
断るのは、悪いことではありません。
ただし、残念ながら職場内で同調圧力のようなものが発生する可能性も
否定はできないので、その点は対処していきましょう。

・有耶無耶にせず、断る
接種を断る場合、曖昧な返事をしたり、流されたりせずに
ハッキリと「No」を告げてください。
中途半端な対応をすると、余計なトラブルになる可能性があります。

・断り方を工夫する
上司や職場が「接種すべきだ」みたいな考えに染まっている場合は
断り方をうまく工夫してください(後述します)

・万が一嫌がらせや不当な扱いがあった場合は対応する
接種しないことによる不当な扱いなどがあった場合は、
労働基準監督署など、然るべきところに対応してください。
行政も「接種の有無による不当な扱い」は避けるよう、明言しており
会社側が接種しないことにより、圧力をかけることは間違いですので、
この点に関しては毅然とした対応をしてください。

・接種した人を攻撃しない
接種していない人が接種した人を攻撃するのは、NGです。
これは先ほど書いた通りです。

接種しない場合のトラブルを避けるための断り方

職場接種を断る場合、職場の空気や上司の性格を考えつつ
下記の方法も視野に入れて断ると、トラブルになりにくいかと思います。
普通に「副作用が怖いので」「もう少し様子を見たいので」では
聞き入れてくれ無さそうな場合は、検討してみましょう。

・過去にアレルギーが起きたことにする
過去にインフルエンザの予防接種や他の予防接種で
アレルギーを起こしたことがあるから、と「嘘」でもいいので
断りましょう。
そういうリスクがある人にまで強く勧めて来る人は少ないはずです。
(普段から「予防接種受けたことがない!」なんて言いふらしてる場合は
この方法は使えませんが、そうでなければ
「過去の予防接種のアレルギー歴」など調べようがないため、
相手は信じるしかありません)

・他の場所で受けると言う
大規模接種やかかりつけ医など、他の場所で接種する予定だと
伝え、職場では接種しない、と言って断るのも一つの方法です。
会社が接種の証明などを求めて来るようなところでなければ
実際に接種したかどうか確認する方法はありません。
「一緒に受けてしまえよ」みたいな圧力が強い場合
”既に予約してしまったから”などという言葉を付け加えるのも
一つの方法です。

場合に応じて、このような断り方も考えておくと、
トラブルに発展しにくくなります。

ただし、これによって何か不都合が生じても
責任はとれませんので
各自の判断で、職場の雰囲気・上司の性格などを
考えつつ、慎重に判断をお願いします。

まとめ

職場接種は”任意”です。
この点を大前提に、
それぞれ、色々な面からどうするべきかどうか
考えて、判断していきましょう。

最終的にあなたが出した答えが、答えであり、
接種する・しないに正解はありません。

トラブルに発展しないためにも、
接種する場合でも、しない場合でも
注意点はしっかり頭に入れておきましょう!

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