コロナから回復した後には、
人によっては、後遺症が出ることがあります。
後遺症の有無は人によって様々で、
全く後遺症のない人もいますし、
ある程度後遺症のようなものが続く人もいれば、
後遺症によって日常生活に復帰することが難しくなってしまうような人まで、
人によって、本当に大きく変わって来る部分になります。
こちらでは、私自身が実際に”コロナから回復したあと”の体験談…
後遺症はあったのかどうかをお話していきます。
※あくまで私個人の一例を記録に残しておくだけのものになります。
人によって後遺症の有無・症状は異なりますので、
一つの体験談としてご覧ください。
治るのに時間がかかった症状はあった
私がコロナになった時のケースの場合は、
”他の症状よりも治るのに時間のかかった”症状は
ありましたが、それ以外の後遺症らしきものは
特になく、
自覚がないまま記憶力が低下していて周囲に指摘されるだとか、
そういったことも特になく、
順調に回復することができました。
ただ、コロナの際に出ていた症状のいくつかは
治るのに時間が掛かったり、メインの症状が治りかけている
タイミングで出て来たりと、そういったものは
少し、存在していました。
とは言え、私は過去に、よくある風邪でも
咳だけ残ってしまい、2カ月ぐらい消えるのにかかったこともあるので、
私のコロナの場合は、そういったものと同じような感じ…という印象でした。
実際に残った症状は…？
私の症状は主に2日目～4日目が高熱が続き、
一番調子が悪いタイミングでしたが、
その後は症状が少しずつ落ち着き、ピークは過ぎて
1週間もしたころには、ほぼ普通に生活できるような状態へと
戻っていました。
が、しつこく残った症状が下記の症状でした。
・嗅覚の異常
・味覚の異常（少し）
・咳
この3つですね。
他の症状については、熱が下がると共に消えていき、
ほとんどの症状はなくなりました。
ただ、残る3つの症状はなかなかしぶとかったです。
味覚はすぐに回復
味覚自体は、熱が下がった直後はまだ完全には
回復していませんでしたが、この3つの症状の中では
一番早く回復しました。
私の味覚の症状は、味覚が消えたわけではなく
”謎の甘味が口の中に常にある”という症状でしたが
大体、発症から半月ほどのタイミングの時点では
ほとんど消えており、ほぼ回復しました。
その後、再発することなく味覚自体は完全に回復しています。
特に、味覚の症状が長引いたことに対して、何か特別な治療や
対処は行っていません。
嗅覚は時間がかかった
一方、嗅覚に関してはなかなか元に戻らず、
大体1か月ぐらい、回復にはかかりました。
特に、最初の半月ぐらいは、ほとんど何もニオイを感じないような
そんな状態でしたね。
ただ、不思議なことに嗅覚の症状は
コロナによる熱などが引いたころから出始めたため、
”後から出て来た症状”ですね。
なかなかの長期戦にはなりましたが、1か月ちょっとで
嗅覚の方もほぼ完全に回復、
こちらも味覚同様に、特に”嗅覚が無くなったことに対する特別な治療”などは
行わず、自然治癒しました。
100％回復した味覚とは違い、
回復率が95％ぐらいのような気もしますが
（以前よりも距離のあるもののニオイが若干分かりにくい気がする）
支障は0に等しいので、十分に回復はしています。
咳はもっと長引いた
咳に関しては、嗅覚よりもさらに長く残り、
大体、1が月半ぐらいかかった形です。
ただ、これはコロナだから、と言うよりかは
私自身、風邪で咳が出てしまうと、元々
100％回復するのに時間がかかるタイプの人なので、
まだコロナが登場する遥か前の時代に引いた風邪でも、
何度も咳が数か月治らなかったことはあります。
そのため、私にとっては特別なことではなかったのですが、
これが一番時間自体はかかりました。
咳に対してだけは、あまり咳き込み続けていても、
また喉を傷めたりもしかねないので、咳止めを
服用するなどして、対処していました。
残るような後遺症は個人的にはなかった
コロナの症状のピーク後、コロナ自体が治ったと思われる後も
残った症状は私の場合は↑の3つでした。
ただ、これらはどれも、治るのに時間がかかっただけで、
後でジワジワと続くような、後遺症ではありませんでした。
（私の場合は後遺症と言えるほどのものなのかどうかも分かりませんが…）
現在は完全に回復しており、”コロナになってから変わった”と
感じるような部分はなく、
体力的に前より辛いこともなければ、
記憶力が低下したり、何か日常生活に支障が出ているように感じる部分も
ありません。
もちろん”自分ではそう思い込んでいる”わけではなく、
周囲から指摘されたこともありませんので、
残る後遺症のようなものは、私自身はありませんでした。
ただ、後遺症の部分は人によって、かなり差があるので、
自分自身がコロナになった際には、自分の症状をしっかり見定め、
必要であれば医師の診察を受けるようにしましょう！
まとめ
ネット上では、後遺症はほとんどの人に出る！みたいなことを
言っている人もいれば、
逆に”後遺症なんて存在しない！”みたいな意見の人もいますが、
後遺症はなる人はなりますし、ならない人はなりません。
両極端な意見に惑わされることは、あまり良いことではありませんので、
もしも、自分自身がコロナになってしまった際には、
あまり怯え過ぎず、かつ、コロナが治ったあとも続いている症状が
あれば、後遺症はないなどとは決めつけず、
しっかりと対処していく、ということが大事になるのではないかと思います。
