パソコンは自作しないといけないの?普通に買うだけじゃだめなの?

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時々、「パソコンは自作するべき」みたいな人もいます。

が、そんなことを言われても
パソコンにそれほど詳しくない人からすれば
「パソコンって自作しないといけないの?」だとか
「自作するとそんなにいいの?」だとか、
「普通に買うだけじゃダメなの?」と不思議に思う人も
いると思います。

実際のところ、自作PCを勧める人は
パソコンに詳しい人が多く、
「詳しい前提」で物事を話してしまっている人も多いです。

ですが、実際のところ、世の中には
パソコンに詳しい人ばっかりじゃありませんよね。

こちらでは、客観的に「PCは自作しないといけないのか」を
解説していきます。

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自作するのも、普通に買うのも自由

最初に一番大事な答えを言ってしまうと、
「パソコンを自作する」のも、
「普通にそのまま買う」のも、個人の自由です。
どっちにしなくてはいけない、ということはありませんし
どちらにもメリットとデメリットがありますので
”どっちの方が優れている”と、いうこともありません。
このあたりは、完全に好みの問題であり、
どっちが良いかは、個人差によるものです。

「自作PCの方が優れている!」みたいに
決めつけてしまっている人もいますが
決してそうとは言い切れません。

そのため、自分自身で良いと感じる方を選べばよいと思います。
少なくとも、他人に強制されて自作PCを選んだり、
他人に強制されてメーカーのパソコンを選んだり
する必要はなく、最終的には自分の判断です。

自作ってそもそも何?

自作PC!と言われても、
自分でパソコンを作る?よく分からない…と
思う人もたくさんいると思います。

「自作」と言っても当然のことながら
全て1からパソコンを作るわけではありません。
それが出来てしまったら起業できてしまいますね(笑)

イメージとしては「組み立て式のパソコン」みたいな感じで、
パソコンに必要なパーツを
それぞれ用意して(CPUやメモリなどなど)自分で組み立てていく、
というものです。

それぞれのパーツ自体は既に完成しているものを使うので、
完全に最初から作るわけではありません。

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自作すると何か良いことはあるの?

自作のPCに何か良いことはあるのかどうか。
「作ること自体が楽しい!」みたいな人もいますが
多くの人が気になるのは「実際のところどうなの?」と
いう部分ですよね。

実際のところのメリットとしては

・好きなパーツを自由に選ぶことが出来る
・カスタマイズしやすい
・個別パーツの故障時にメンテナンスを行いやすい
・工夫次第ではメーカーのパソコンより安くすることが出来る
・個性的な性能のパソコンを作ることが出来る

…などになります。

これに魅力を感じるかどうかは、個人次第です。
正直「別にどうでも良くない?」と思う人もいると思いますし
「こんなに魅力があるのに!」と思う人もいると思います。

これは、どちらにも正解・不正解はありません。
人、それぞれです。

上のようなメリットを見て
特に魅力を感じない場合は、自作PCを無理して購入する
必要はありません。

メーカーのパソコンは何かダメなの?

そんなことはありません。
「自作PC以外を使っていない人は、損をしてる!」みたいな
極端なことを言う人もいますが、それは間違いです。

メーカーのパソコンでも、
スペック等、色々な種類がありますから
価格重視でパソコンを選んだり、または
スペック重視でパソコンを選んだりと、
ある程度好きにパソコンを選ぶことは
十分に可能です。

スペックに関して言えば
自作だろうと、メーカー製だろうと、
スペックが高いものを選べば高いですし、
低いモノを選べば低いです。

「自作PCだから高性能」ということではなく
どちらであろうと、これは選んだパソコンの問題です。

寿命に関しても、
自作PCだから長持ちする、
メーカーPCだから長持ちしない、とかそういうことはなく、
使い方・個体差・運などなど
色々な条件によって決まって来るものです。

ですので”メーカー製のPCだとダメだ”というのは
偏った意見であり、
どちらのパソコンにもメリットやデメリットは
ありますので、優劣を決められるものではありません。

自作PCのほうが高性能、
自作PCのほうが長持ち、
自作PCのほうが安い…!

みたいなのは、全部間違いですので
この点は勘違いしないようにしましょう。

それは”自作PCだから”ではなく
”その自作PCが”高性能なだけで、
メーカー製PCでも”高性能”なものはありますし
”長持ち”するものもあります。

要は「自作だから!」「メーカー製だから!」という
ことではない、ということですね。

知識がない場合は自作はやめた方がいい

自作PCは「知識がない場合は」やめておいた方が良いです。

組み立てをうまくすることができなかった場合
動作が不安定になったり、
ただのガラクタになってしまったり、
業者などに依頼して余計に費用がかかってしまったり、
無駄に時間を費やすことにも繋がります。

「自作PC」を買う場合は「知識がある場合」に
限定したほうが良いです。

もし、自作PCと言われて、全くもって「???」な状態の人は
やめておいた方が良いですし、
ネットなどで、PCの自作方法を見ても
イマイチよく分からない、という場合に関しても
これは、やめておいた方が良いです。

少しでも”無理かもしれない”と思うのであれば
手を出さない。
これは、覚えておいた方が良いです。

どうしても、自作PCを普段からやっているような人は
「簡単だ!」みたいなことを言いますが
それは「出来ている人だからこそ」言えることです。
苦手な人にとっては、十分に自作のPCは
難しいものになりますので、
その点も、間違えのないように、してください。

少しでも分からない、と思うのであれば
素直にメーカー製のPCを購入したほうが手っ取り早いです。

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自作とメーカー、どっちを選ぶべき?

これは、お好みです。
どちらも正解であり、どっちかにするべき、ということは
ありません。

一応、目安として「こんな人におすすめ!」というのを
まとめておきますので、参考にしてみて下さい!

〇自作が向いている人
・性能やPCなどにこだわりがある人
・PCに関する知識が十分にある人
・ものを作ること自体が好きな人
・自分で色々カスタマイズやメンテナンスをしたい人
・とにかく節約したい人

〇メーカー製が向いている人
・自作PCがよく分からない人
・性能に特別、特殊なこだわりがない人
・普通に使えれば十分な人
・面倒なことはしたくない人
・安心感、確実性を重視する人

このあたりになるでしょうか。
もちろん、最終的に決めるのは
”自分自身”ですが、もしも自作PCを買うべきかどうか、
それともメーカー製パソコンを買うべきかどうか
迷ってしまった!という場合には
ひとつの参考にしてみて下さい。

自作に挑戦して失敗した場合は…?

自作PCに挑戦してみたけど、失敗したり、
行き詰ってしまった…と、言う場合は
業者に相談したり、
身の回りに詳しい人がいれば、相談してみてください。

無理をして、分からない状態のまま
色々やっていると、結果的に余計に費用がかかったり、
時間がかかったりすることになってしまいます。

分からない場合は早めに業者か、身の回りの誰かに
相談することをおすすめします。

まとめ

自作パソコン、メーカー製パソコン…
どちらかが優れている、ということはなく
どちらにも良い点・悪い点があります。

個人個人によって、色々とパソコンに求めるものも、
考え方も違うと思いますので
「どっちにしないといけない!」ということは
ありません。

自分で、好きなほうを選ぶようにしましょう。

「よくわからない」場合は
メーカー製を買うのが一番確実です。

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