”お店の店長”になったら
クリスマスを楽しむことはできるのかどうか。
この点について、
元店長の経験をもとに解説していきます。
元々、”クリスマスでも特にすることはない!”という人や
”クリスマスなど眼中にないね!”という人であれば
あまり気にしなくても良い部分ですが、
毎年、クリスマスを楽しんでいたりする人にとっては
”店長になっても、ちゃんとクリスマスを楽しむことは
できるのかどうか”というところは、
大事なポイントであるかと思います。
実際のところはどうなのか、
この点を見ていきましょう。
店長になるとクリスマスを十分に楽しむのは難しい
まず、結論から言うと、
毎年クリスマスを楽しんでいたような人でも、
”店長”になるとクリスマスを楽しむことは
難しいです。
何故か。
それは、”休むこと自体が困難”だからですね。
どうしてそのような状況になってしまうのかは
この先で順番に説明していきますが
店長になると、店長になる前と比較して
”クリスマスにプライベートな時間を確保しにくくなる”ため、
クリスマスを十分に楽しむことは
難しくなります。
通常の休みを取ること自体、場合によっては
難しいのが”店長”という立場ですので、
なかなか好きなようにクリスマスを過ごす、ということは
できないわけですね…。
クリスマスは忙しいことが多い
店長の立場で言うと、
クリスマスは”仕事”で忙しい可能性が高く
休みを取ることは現実的には難しいです。
また、仕事もなかなか終わらない可能性があり、
残業(朝から晩まで仕事)となる可能性も
非常に高いために、
店長になると”クリスマスはつぶれる”と覚悟しておいた方が
良いでしょう。
その理由としては、下記のような理由になります。
・混雑しやすい
”お店”の業種にもよりますが、特にクリスマスが絡むような
お店だと通常よりもかなり”混雑”することになります。
私が店長をしていたお店は”クリスマスプレゼント需要”に関係する
お店であったためにいつもよりかなり”混雑”している状態でした。
そうなると突然、店長は帰りにくくなります。
・本社などから圧力がある場合も
”クリスマスは稼ぎ時”として、本社などから
店長は出勤するように圧力がかかることも場合によってはあります。
これは、個人経営の場合は関係ありませんが、
雇われ店長の場合だと、
”クリスマスの稼ぎ時に休むなんてありえない”という空気が
出来上がるケースも多く、そうなってしまうと、当然のことながら
店長は休みにくくなります。
・バイトの確保が難しい
クリスマスになると、バイトの面々の都合にもよりますが
クリスマスにバイトの確保が難しくなるケースがあります。
例えばクリスマスに予定を入れているようなアルバイトスタッフは
シフトに入れなくなりますし、
中には特に予定はないけれど、”クリスマスは混雑することが分かっている”ために
予定があるフリをして休むようなアルバイトスタッフさんもいます。
(クリスマスの場合、時給も変わらないので、そういった対応を
したくなる気持ちは十分に分かります)
さらに、税金などの関係で収入を抑えている人もいて、
12月になると既に”これ以上働けない”状態になっている人もいます。
その場合もシフトに入れることができないため、
クリスマスは人員確保自体が難しく、結果的に店長が店に
出て行かないとダメな場合も多いのです。
このような理由から、クリスマスの日に
店長が休んだりすることは現実的には難しいので、
店長になる場合、あるいは今、既に店長として
働いているような人の場合は、
クリスマスに関してはあまり期待をしない方が
良いかと思います。
恋人や家族などがいる場合はどうすれば?
”店長”と一言で言っても、独身の人ばかりではなく
既婚者の人もいると思いますし、
独身でも一緒にクリスマスを過ごしたい恋人などが
いることもあるかと思います。

こういった場合でも
”店長”になるとなかなかクリスマスに一緒に過ごす、ということは
難しくなります。
他の日であればともかく、業種によっては
クリスマスはかなりの稼ぎ時であると同時に、混雑しますので
店長が休んでアルバイト任せにする、ということは
少々難しいです。
店長以外にも社員がいればその人に任せる手段もありますが
当然、その人も人間ですので”店長だけが優遇される”というわけにも
なかなか行きません。
ですので、店長になる前には
まずそういうことも覚悟しておいた方が良いですが、
どうしても恋人や家族とクリスマスを…と、いうことであれば
「24日」や「25日」に拘らず、
他の日にクリスマスパーティをする、ということで
柔軟に対応すれば良いかと思います。
24日と25日に拘る必要はなく、
23日でも、それ以前でも、
逆にそれ以降であっても、クリスマスパーティが出来れば
恋人や家族との思い出作りにはなりますし、
相手からしてみても
”仕事が忙しい中、ちゃんと考えてくれてはいるんだな”と
思って貰えるような一つのポイントにも繋がります。
店長になった場合は特に、24日や25日に休みを確保
することは非常に困難ですので、
23日や26日以降など、上手く
クリスマスのイベントを家族・恋人と話し合いながら
”ずらす”ということをおすすめします。
店長の仕事とクリスマスのイベント(プライベートである場合)を
両立するためにはこのように上手く、自分なりに
調整していくしか方法はありません。
もちろん、特にプライベートでクリスマスの予定がない場合に
関してはあまりこの点に関しては気にする必要はありません。
仕事をしながら少しでもクリスマス気分を味わう
”クリスマスに興味ない”という人は
この項目も気にしなくて良いのですが
店長の中にも”仕事をしながらでも、少しでもクリスマス気分を
味わいたい”と、いう人もいるかもしれません。
そんな場合は、下記のようなことを試してみると良いでしょう。
・クリスマスっぽいものを食べる
休憩時間中にクリスマスを感じられるようなものを
食べに行ったり、あるいは食べたり…
それだけでも多少はクリスマス気分を感じることができるかと思います。
私が店長時代はよく近くのコンビニでクリスマスチキンを売ってたので
それを食べてましたね(笑)
別にチキンでもケーキでも、それ以外でも何でも良いので
少し”いつもと違うモノ”を食べるとクリスマス気分を味わえると思います。
・自分へのプレゼントを買う
クリスマスを口実に自分が欲しかったものなどを
”自分へのプレゼント”として購入するのも一つの楽しみです。
普段、なかなか買う踏ん切りがつかないものなどを
仕事帰りや休み時間などに購入してみるのも良いのではないでしょうか。
私も店長の仕事を終えた帰り道にプレゼント(これも食べ物ですが…笑)を
購入したことがありました。
・近場のイルミネーションなどを見る
近場にイルミネーションがあるようなところがあれば
それを眺めるだけでも多少はクリスマス気分になります。
店長の仕事をしていると、どうしても
クリスマスは仕事で通過してしまいますが
ほんの少しでも、こういう気分を味わうのも良いと思います。
こんなところでしょうか。
朝から晩まで仕事だとなかなかクリスマス気分を
味わうのも難しい部分はありますが、自分なりに
上手く工夫してみると、良いのではないかと思います。
まとめ
店長になると”クリスマス”に休んだりすることは
現実的にかなり難しくなり、
職場でクリスマスを”忙しく”過ごすことになる場合が
ほとんどです。
ただ、休憩時間にいつもより少し良いものを
食べるなどして、(味わいたければ)クリスマス気分を
味わうのは良いと思います。
家族や恋人がいる場合は日程を変える(仕事ではなく
プライベートのクリスマスのイベントを)方向で
対応すると良いのではないでしょうか。
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