バイト先でタイムカードを勝手に押される!切られる!対処法は?

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店員Kです!

皆様のバイト先では
タイムカードは存在していますか?

存在しているところも、
そうでないところもあるかもしれませんが
タイムカードが存在しているバイト先では、
”ある違法行為”が行われている場合もあるかと思います。

それは、社員が勝手に
アルバイトのタイムカードを押したり、切ったりすることですね。
人のカードに勝手に触るな!と思っちゃいますよね。

では、これに対してどのように対応していけば良いのか、
元店長の店員Kが語って行きます。

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タイムカードを勝手に触られるということ

タイムカードを勝手に触られると何が起こるの?
という人もいるかもしれませんから、先に説明しておきます。
タイムカードを勝手に触られる、ということは、
”違法に残業”させられている、と言う可能性がある、ということです。

例えば、まだ仕事をしているのにタイムカードを切られてしまえば、
その時間で仕事は終わったことになってしまい、
時給が発生しなくなってしまいます。
例えば、17時まで働いたのに、
社員が勝手にタイムカードを16時30分に切っていたら、
その30分は、社員によるサービス残業の強要、
つまり、違法になります。

また、押す際にも、遅めに押したりだとか、
そういう勝手なことをする社員がいるかもしれません。

とにかく、自分以外の人間が「タイムカードを押す」ということは
違法行為に繋がる可能性が高く、
結局のところ、あなた自身が損をしてしまう可能性があるのです。

そもそもタイムカードが存在しないところも危険ですが、
タイムカードがあっても安心はできない!
ということになりますね。

ちなみに、社員が信頼できる人間で、ちゃんとした時間でタイムカードを
切ってくれていることが確実なら、それは別に問題ありません。
ただ、タイムカードを勝手に切ったりする社員は
多くの場合、なんらかの不適切な行為をしていることも多いので
注意しましょう。

では、タイムカードが勝手に切られていたりする場合の
対策をお話していきます。

勝手に切るのはNG

まず、当然のことですが、バイトのタイムカードを社員が切る、という
行為は基本的に許される行為ではありません。
本人のタイムカードは、本人がしっかり確認した上で、
切るべきですし、押すべきです。
まだ仕事している最中のバイトのタイムカードを切ったりすることは、
サービス残業の強要ですから、完全なる違法です。
そのことは覚えておきましょう。

ですので、アルバイトの皆様は泣き寝入りする必要はないのです。
たとえ5分でも、タイムカードを勝手に切られていることに
気付いた場合は、対処していく権利があります。

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対処方法は?どうすればいいの?

では、タイムカードを勝手に押されたり切られたり
している場合、どのように対処していけば良いかを
伝授します。
ただし、タイムカードを勝手に切られていることに対して
何か行動を起こすことは”正しいこと”なのですが、
リスクも伴います。
最悪の場合「バイトを辞めさせられる」可能性も0ではないということは
頭の片隅に入れておいてください。
これも違法なのですが、本当にそういう最悪なバイト先も
存在します。酷い世の中ですが、現実なので、それは先にお伝えしておきます。

それでは、対処法を順番に紹介していきましょう。

・社員と話し合う
タイムカードを勝手に切っている社員にはっきりとNoを
突きつける。まずは意思表示として大事なことです。
ただし、”タイムカードを勝手に切っているような社員”が、
「やめてください!」と言われてやめるかと言われれば答えはNoでしょう。
相談しても解決できない場合、もしくは逆切れなどされた場合は、
別の対処方法を使いましょう。

・本社に相談する
タイムカードを切られていることを本社に相談してみることで、
指導が入り、解決する可能性もあります。
ただし、これは「本社も容認していることなのか」
「バイト先の社員が勝手にやっていることなのか」によっても
会社の対応は変わってきます。
前者の場合は、本社は動かないかもしれません。
逆に後者の場合は、本社としては問題にしたくないでしょうから
何らかの注意をするはずです。
ただ、解決できるかどうかは分かりません。
指導を受けても、その場だけ謝って誤魔化すような人もいますからね…。
もしも解決しない場合は、さらに先に進まなくてはなりません。

・証拠を確保し、訴え出る
会社内部で解決してくれないのであれば、事を外部に
持ちだすしか方法はありません。
そこで、大事になるのが証拠の確保です。
例えば「タイムカードを切られています!」と労基などに
相談しにいくだけでは、ほぼ確実に相談だけで終わり、
何も動くことはないでしょう。
外部に相談する場合、必ず「”タイムカードを切られている”証拠」と
「自分が実際に働いた時間を証明するもの」が必要になります。
ここの準備が中途半端だと、会社とは汚いものですから、
ほぼ確実に、上手くごまかしてくるはずです。
そのため、しっかりと証拠を確保することが大切になるのです。
なかなか難しい一面もあると思いますが、
なるべく証拠をかき集めるようにするのがポイントになります。
ただし、証拠が集められなくても場合によっては残業代や、時給を
請求できる可能性もありますから、まずは相談してみることが大事になります

対処法としてはこのあたりでしょうか。
ただ、外部に訴え出るとなると時間も労力もかかってしまうのが事実です。
泣き寝入りしてしまっている人も多いのも現実であり、
なかなか難しい問題です。
タイムカードを切られている、と分かった時点で早めにNoを突きつける
ことが長期化しないための方法です。
はっきりと「タイムカードを切るなら帰ります」という態度でも
良いかと思います。
そうしないと「こいつは仕事をする」と付け込まれることにも
なりますから、早い段階での「No」の姿勢を示すことが
大事になるのではないかと思います。

最悪の場合、そのアルバイト先にこだわりが無ければ
タイムカードを切るような会社だと分かった時点で
別のバイトに切り替えることも検討しても良いと思います。
まず、話し合ってみて改善されないようなら
「それでしたらここでバイトは続けられません」と
Noを突きつけるのが改善されない場合の一番手っ取り早い方法です。

改ざんにも注意!

タイムカードは自分で切っていても、油断はできません。
完全に機械化されているところは難しいかもしれませんが、
紙だったり、簡単にデータをいじれるような形式の場合は
注意しなくてはなりません。

何故なら、正しくタイムカードを切っていても、
そのデータはあとから改ざんされてしまう可能性が
あるためです。

そのため、給料が振り込まれたら、自分の勤務した時間を
しっかりと確認し、
”実際より少なくなっていないか”確認を行うことは
不正防止の為、とても大切なことになります。
もしも、実際に働いた分より、振り込まれた金額が
少なくなっているようなことがあれば、
その件については、問いただす必要があります

まとめ

アルバイトでも残業代は支払われますし、
そもそも、タイムカードを切られてしまうと
時給が発生しなくなるので、おかしな話ですし、
完全ない方です。

”バイトだから仕方がない”だとか、
泣き寝入りしてしまう人も中には居るみたいですが、
これは、泣き寝入りするべきことではなく
しっかりと相手にNoを突きつけることが
大切なことです。
間違っても、泣き寝入りしてしまわないように
注意するようにしていきましょう。

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