紙幣が新しくなると、
コンビニや書店、飲食店など、
”お店”でアルバイトをしている人にとっては
”仕事上にも関係してくること”に
なるかと思います。
お札が新しくなるようなことなど、
滅多にありませんし、
生まれて初めて!という人も毎回、たくさんいると思いますから
戸惑うところですよね。
では、紙幣が新しくなった場合、
アルバイト先ではどのような点に気を付ければ良いのかどうか、
何か変わるところはあるのかどうか、
この点について、元店長の経験も元に、
詳しく解説していきます。
(※お店向けはこちら⇒新紙幣になったらお店はどうすれば?)
バイト先で指示があればその通りにする
ここから先では紙幣が新しいデザインになったあと、
アルバイトスタッフが気を付けるべき点などについて
それぞれ詳しく解説していきます。
ただ、皆さんが働いているアルバイト先でも、
紙幣が新しくなる際に何らかの指示があると思いますので
指示があった場合に関しては、必ずバイト先の指示に
従うようにして、その通りに対応して下さい。
何も指示がない場合や
分からないことがある場合に関しては
下記を参考に、自分のアルバイト先の状況や指示に応じて
上手く活用してみて下さい。
新紙幣・旧紙幣どっちも利用可能であることを覚えておく
まず、紙幣が切り替わると、
初めての経験の人にとっては
”旧札ってもう使えないの?”と、思うようなことも
あるかと思います。
が、新札が登場したあとでも、
新札・旧札どちらでも”利用可能”なので、
この点は、お店でアルバイトをしている人は
特に、覚えておきましょう。
バイト先の方でも説明はあるとは思いますが
紙幣が切り替わっても
”古い紙幣は使えなくなる”ということではありませんので、
ちゃんと、お客様が支払いに使う紙幣が
新紙幣でも、旧紙幣でも同じようにカウントするようにしてください。
間違っても、旧札で支払いをしようとしたお客さんに対して
”これは古いお札なので支払いには使えません”などと
言ってしまわないように、注意しましょう。
新札でも旧札でも、どちらでも使うことができますし、
”混ぜて”使うことも当然可能なので
このあたりの基本的な部分はしっかりと覚えておくように
して下さい。
デザインを一応覚えておく
細かい部分まで覚えておかなくても良いですが、
”これが新紙幣だ”とパッと見て分かるぐらいには、
デザインは覚えておきましょう。
いざ、新札をお客さんが出して来た時に
「なにこれ?」と、ならないように…と、いうことですね。
今の時代はキャッシュレスを中心に生活している人もいると思いますし、
そういった人だと、なかなか”新しい紙幣”に触れる機会が
無い人もいると思うので
そういった人は一度、新しいお札のデザインを見ておいて、
「あ、これが新しいお札か」ということぐらいは
分かるようにしておいてください。
お釣りで渡すときはどうすれば?
バイト先の方で指示がある場合は別ですが、
特に指示が無ければ、新札に切り替わってしばらくは
「新札も旧札もよく見かける」状態となりますので、
当分の間は、お釣りもどちらで渡しても
大丈夫です。
しばらくの間は「え?これ旧札じゃん」みたいに
気にする人もいないぐらいに”混ざる”ので、
あまり気にする必要はないのです。
時間が経つにつれて、だんだんと旧札が”滅多に見ないレアなもの”に
なった場合に関しては、
お釣りでは渡すことを避けて、お店から銀行に入金するときなど
そういった場面で旧札は処理すると良いと思います。
保管はどうすれば?
これはバイト先の方針にもよりますが、
特に何も指示がない場合は、
1000円札は1000円札、5000円札は5000円札、という風に
種類ごとで分けて保管しておき、
新旧に関してはあまり意識をしなくても良いと思います。
特に、レジに現金を入れているような場合、
新札と旧札を分けると、レジのスペースが
絶対に足りませんので、
かえって、分けたりしようとすると管理が大変になります。
バイト先から指示がなければ、このあたりは
特に気にする必要はないでしょう。
自動精算機がある場合
バイト先のお店に、自動精算機がある場合…
これに関しては、”自分のバイト先によって異なる”ので、
各自でしっかりと確認が必要になります。
と、言うのも
自動精算機が”新札対応”の場合と”対応していない”場合が
あるので、バイト先に自動精算機がある場合
”どっち”なのかを確認しておき、
お客さんから聞かれた際に答えられるようにしておく必要があります。
聞かれたのに「分かりません」だと、
お客さんも困ってしまいますからね。
新札が使えないタイプの自動精算機の場合は
その案内などを自動精算機の方に貼っておく必要が
出て来るでしょう。
また、自動精算機がある場合で、新札に対応していない場合
”今までよりもレジが混む可能性”(人間がその分処理しないといけないため)が
出て来るので、若干今までよりもレジの仕事が
増える可能性はあります。
自動精算機を新札に対応しているものに切り替えるかどうかなどの
判断に関しては、
これは、アルバイトスタッフがやることではないので、
そのあたりは店長や写真たちに任せておくようにしましょう。
(バイトの立場から「よし、買い替えよう」とか
そういう判断は流石に難しいですからね…)
数え間違えに注意する
新紙幣に変わったあとには
お金の数え間違いが発生しやすくなるので注意が必要です。
注意するべき主な点を解説していきます。
・勘違いに注意する
新紙幣に変わった直後は1000円札・5000円札・1万円札共に
”見慣れない”と思うので勘違いしないように注意が必要です。
例えば現行の紙幣なら「1000円はこれ」とハッキリ分かってると思いますが
新紙幣に変わった直後は”勘違い”を起こす可能性もあるので
この辺りの点はしっかりと注意が必要です。
ある程度慣れるまでは特に、気を付けましょう。
・ピン札が多いので注意する
ピン札とは”新しい状態の紙幣”で印刷されたばかりで
まだ折り目がついておらず、綺麗なお札のことですね。
実際にお店で働くと分かりますが
”ピン札”はとても数えにくく、例えば2枚重なっていて気付かなかったり、
みたいなことも起きやすいです。
新紙幣の登場直後だと、この”ピン札”の数が増えるので、
(当然出来立てのお札が多くなりますからね…)
数え間違いを誘発しやすいです。
しっかりとこの点も注意しておくとよいでしょう。
この2点に関しては、新紙幣に変わった直後は
特に注意が必要な部分になりますので、
最初のうちは特に注意しておきたい部分になります。
銀行への入金などをお願いされた場合は?
バイトであっても、店長などから
銀行への入金などをお願いされることもあると思います。
この点に関しては
”銀行のATMは新紙幣発行時にほぼ全て対応完了”となっているので、
あまり心配はいりません。
新札・旧札が混ざっていても、
そのまま振込・預入することが可能ですので、
今まで通り、普通に処理をしてくれば良いだけです。
銀行に関しては”新札未対応”みたいなことは
流石にまずないので、
この点に関しては安心して下さい。
(関連記事⇒銀行のATMで新紙幣は使えるの?)
まとめ
新紙幣に変わった直後に、
バイト先で注意するような点をまとめました。
デザインは一応覚えておくこと(細かい部分までは覚えなくても良いので
パッとみてそれが1000円なのか、5000円なのか、1万円なのか分かるように)や、
数え間違えへの注意、新札や旧札を混ぜて使えることなどの基本の理解、
このあたりを注意しておくと良いと思います。
あとは、バイト先の方でも話は多少はあると思うので、
気になることがあれば店長に確認してみて下さい。
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