アルバイトでノルマ? ノルマ対策4つ&違法ペナルティの元凶

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店員Kです!

主にコンビニバイトで多いみたいですが、
アルバイトさんに「ノルマ」を課しているところが
世の中にはあるようです。

私自身のバイト時代も「ノルマ」ではありませんでしたが
「目標」というカタチでとある成績が晒されていたりは
しました
(目標数値未達成の人にはお偉いさんが電話するぞ!
みたいな圧力もありはしました 汗)

今回はもしも自分のバイト先で「ノルマ」を課せられてしまった
時の対策と、それは違法ではないのかどうかについて書いていきますよ!

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アルバイトにノルマ?

ノルマの種類は色々です。コンビニなどでは恵方巻きの販売ノルマなどが
有名ですね。クリスマスケーキなどでもあるみたいです。
で、ノルマを課しているだけならまだしも、
”ペナルティ”を要求するところもあるのです。

例えば、ノルマ未達成の場合は自腹で恵方巻きを買取しろ!だとか、
給料から天引きする!だとか、そういうことが行われている
”違法”なお店があるのも事実。

人によって結構意見が異なったりはしますが、
ノルマを課して圧力をかけること自体が既にグレーゾーンですし、
場合によってはアウト。
そして、難しい話はここでは避けますが、アルバイトさんにノルマを課して
未達成の場合にペナルティを課すのは完全にアウト。
違法になる場合がほとんどです。

給料からの天引きも違法ですし、
自腹での買取要求もアウト。
アルバイトさんにノルマを課すこと自体がそもそも問題であると認識しましょう。

もしもノルマを課せられたら…

世の中にはやっていけないことだということを理解しもせず、
アルバイトさんにノルマを課しているところが多いです
(私の知り合いにも居ました 課せられている人が・・・)

もちろん、ノルマがある場合、それの達成を目指して
努力するのは悪い事ではありません。
ただし、それ以上を要求された場合は、断固として拒否しても良いのです。

それでは下記に対策方法をパターンごとに書いていきますね。

自腹買取を要求された場合

例えば恵方巻きやその他の販売ノルマを達成できず、
自腹買取を要求された場合。
これは「購入する必要はありません」
と、いうよりも強制的に購入させれば、違法です。
なので、あなたは断って良いのです。

「私にはそれは必要ないので購入しません」 と。

…まぁ、ここまでは理屈上の話です。
実際に断れば、そのバイト先には居難くなるか、
うまいこと手を回されて解雇されるか…
悲しいですがそれが現実です。

ですが、自腹買取を要求するようなバイト先は
(そこに居たいよほどの事情がなければ)
辞めてしまって別のアルバイトに変えるのも
良いかと思います。

実際のところ、店長が「自腹買取」を要求している場合
「対決」するか「逃げる」か「諦めるか」その
どれかしか道はありません。

貴方が未成年なら保護者に伝えて助けてもらうのも良いですし、
労働基準監督所などに相談するのも良いです。

ただし、いずれの場合も、そのあと、バイト先に居難く
なってしまうのは事実です…。

どうしても揉め事にせずにそのバイト先に居たいのであれば
買取をするしかない…
それが今の世の中ですね…とても残念ですし、
個人的には買取なんて絶対にするべきではないと思うのですが…、
どうしてもそのままの環境でバイトに居たい!という場合は
それしかないのも事実だったりします。。

給料から天引きされた場合

時々、ペナルティ分として給料から天引きされるバイト先も
あるようです。
これは完全にアウト。。
天引きされてしまった場合、取り戻すのは容易ではありませんが、
「違法」なので、堂々と戦いを挑んでも良いと思います。
家族に相談するのも良いですし、然るべき場所(労働監督所など)に
相談するのも良いと思います。
根強く相談していれば、恐らくはペナルティ分を取り戻すことはできるでしょう。

ただし、この場合も、取り戻すための行動をした場合は、
そのバイト先に居られなくなる可能性は高いです。

ただ、天引きをするようなバイト先は、黒いバイト先ですから、
可能であれば早めにアルバイトを変えてしまった方が賢明です。

店長と話し合いの場を設けて、分かってもらえれば良いですが、
天引きするような店長はおそらく理解してくれないでしょうから…。

ノルマ対策まとめ!

ノルマを課せられた場合、どんなパターンでも対処法は4つ
「達成」「抵抗」「脱出」「降参」の4つ。

「達成」
そもそもノルマを達成してしまう方法。
バイト先に波風立てず居たいのであればこれが一番早いのですが
こういうところのノルマってなかなか達成できないものなのですよね…
あまり無理をしすぎるのも考え物です。
自然に達成できるのあれば、それに越したことはありませんが。。

「抵抗」
これはペナルティに反対することです。
天引きの場合は取り戻したり、自腹買取を要求された場合は拒否する。
この方法であれば、ペナルティは回避できると思いますが
そのあと、バイト先に居られなくなる可能性は高いです。
自分のメンタルが強くないと厳しい方法ではあります

「脱出」
ペナルティを課すようなバイト先からは早めに脱出してしまう。
そこのバイト先にこだわる理由がなければ、店員Kとしてはこの
方法をおすすめします。
ペナルティの無いバイトも、世の中にはいくらでもありますから…

「降参」
これはバイト先の言うがままに罰金やペナルティを払う…という
パターン。正直これはおすすめしません…。
相手は違法なことをしているのですからね…。
ただ、どうしてもそのバイト先に居たい!という方の多くが
こうやって泣き寝入りしているのも事実なのです。

ペナルティを課す側…

まず、大前提としてペナルティを課す、ということは絶対に
してはいけません。
ノルマ、という言い方もグレーです。

店長としては店の業績を上げなくてはならない。
それはもちろん分かります。
けれども、それは違法です。
ペナルティを課すことはしてはいけませんし、
ノルマを達成できなかったスタッフを厳しく叱責するのもアウト。
そして、自腹買取の要求や給料からの天引きなどしてしまえば、
完全な違法です。なので、絶対にしてはいけません

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では、どうすれば…?

では、どうすれば良いのか?
どうしても成績を管理したければ「目標」というカタチに
変えましょう。ノルマ、という言葉は使わない方が良いです。

そして、もちろんペナルティも課してはいけません。
反対に「目標」を達成した人に、何らかのボーナスを与える
しくみを作ることをおすすめします。

旧勤務先ではこれはをやっていましたがスタッフのモチベーションは
上がり、なかなか効果はあると思います。

”恐怖”で縛り付けるのではなく、
”夢”で伸ばす。
こういう方式ですね。

店長の責任でもある

アルバイトのノルマ未達成。それはバイトさん本人の責任では
ありません。
そこの店を指揮する責任者の問題。

責任者のアルバイトさんに対する指導不足だったのかもしれませんし、
そもそもお店に魅力がないのかもしれません。
また、本部からの圧力等があるとはいえ、それの言いなりになって
言うがままに仕入れをした責任者の責任。

つまり、ノルマ未達成の責任は、責任者にあると言う事です。
それを八つ当たりの如く、ノルマ未達成ペナルティをとるのは
言語道断です

本部にも問題アリ!

大手コンビニチェーンなどは「本部からフランチャイズに
無理なノルマを強要することはない」だとか
「アルバイトさんに負担を強いるようなことはしないよう指導」だとか
言ってます。

これはうわべだけですね…

私の旧勤務先(コンビニではありません)も、”圧力”はかけてましたし、
大手のチェーンにもそういう一面があり、店長を追い詰めているのではないでしょうか。

”ノルマ禁止令”を出すぐらいのしっかりとした行動を本部が示さなければ
ノルマを課すお店は無くならないでしょう。

ノルマを課すバイト先が無くならないのは各社の
”本部の怠慢”であると私は思いますよ。
偉そうに座っている場合ではないのです。

まとめ

バイト先でノルマ未達成によるペナルティを課せられた場合、
法律上、従う必要はありません。
色々対策はありますが、一番手っ取り早いのはそのようなバイト先には
見切りをつけ、別のバイトを始めることだと思います。

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