中高年のひきこもりがアルバイトに採用されるのは難しい?対策は?

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中高年の引きこもり。
最近では問題にもなっていますね。

引きこもりになってしまう事情は
様々だと思います。
やむを得ない事情の人もいれば
単純に、本人に問題がある場合もあり、
100人のひきこもりがいれば、
そこには100の理由があるでしょう。

が、理由はさておき、長年ひきこもり生活の続いた
中高年が、いざ、就職したりアルバイトをしたり、となると
非常に難しい、というのが現実としてあります。

それは何故なのか。
店長経験を元に、なかなか採用してもらえない理由を
書いていきたいと思います。
気を使ってオブラートに書いたら何の意味もないので、
どうして採用されないのか、本音の部分を
書いていきます。

それを踏まえて、どうすれば良いのか、という
対策方法も書いていきますので、参考にしてみてください。

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バイトでもなかなか採用されない現実!対策方法は?

人間とは”何か不安要素がある”と
アルバイトですらなかなか採用されなくなってしまうものです。

”中高年のひきこもり”も、
採用する側が”不安”に感じてしまう不安要素の一つですね。
そのため、何件受けても採用されずに、
結果、仕事を見つけることもできない、という
状況になってしまうわけです。

私の場合はちょっと違いますが、
やはり”不安要素”を持つ人間だったので
(太陽の光に当たることができないという持病)
何十件もアルバイト面接で落ちました。

その後、店長経験もしましたが、
やはり、採用側の気持ちも分かりますし
私が落とされてしまったことは仕方のない事だと思います。

と、前置きはここまでにして
”不安要素”があると、採用側は採用をためらいます。
それは何故なのか、
そして、どのように仕事を見つければいいのか、
それをまとめていきたいと思います。

採用を避けられてしまう理由

まずは、中高年のひきこもりの採用を
避けられてしまう理由は何でしょうか。
それを、見ていきたいと思います。

・年齢的な問題
これは、職場にもよりますが、”中高年の”ということは
まず、年齢的な問題があります。
若い世代が多いバイト先の場合はなおさらですね。
「年齢制限なし」になっているところも、結局のところ
若い世代を優先して採用するようなところも多いですし、
(じゃあ最初から募集要項に書いておけよ、と思われる気持ちも分かりますが)
不利になるのは間違いありません。
色々と扱いにくい(たとえば、先輩やバイト先の上司の方が年下になってしまう)だとか
将来性の問題だとか、理由としては色々ありますが
とにかく、年齢が行っていれば行っているほど、
不利になってしまう、というのは事実として避けられない部分になります

・ひきこもりだったことに対する心配
悲しいことですが「ひきこもり」ということに対して
そもそも偏見を持っている人も居ます。
そして、それだけではなくて、仕事上のことを心配する人も居ます。
例えば、コミュニケーション能力だったり、仕事能力だったり、
そういう部分ですね。
もちろん、実際のところは、採用してみないと分からないのですが
お試しで採用して「やっぱだめだ」なんてことは、雇う側には
出来ないことですし、今の時代、上が人件費削減でうるさいので
人数を増やすこともできません。
そうなってくると採用する人間選びに慎重になるのは仕方のないことですし、
「不安要素」が少しでもある以上、優先して採用候補から
落されてしまうのは、良くあることです。

・上層部が不安視するケースも
面接を受けた先の相手が「採用しよう」と考えても
上層部に「この人を採用しようと思っています」と
お話をあげた際に難色を示されるようなケースもあります。
難色を示されると「う~ん…そうか」ということになって
結局採用されないようなケースも。
色々な部分がかみ合って、採用への道のりが遠のいているのです。

総合すると、
事情は他にもあると思いますし
自分自身がちゃんと面接などをやったうえでのお話になりますが、

・年齢的な問題
・周囲の人間との兼ね合い(上司より年上になってしまうなど)
・仕事能力に対する不安(実際に仕事が出来るとしても最初は不安視されます)
・コミュニケーション能力への不安
・空白期間が長い事に対する不安
・すぐに辞められてしまうのではないかという不安
・上層部が不安視する可能性
・ひきこもりに対する偏見(を持っている人もいる)
・将来性がある人を優先(いずれ社員登用できる人材を求めている場合も)

などなど、多数の理由から、
中高年のひきこもり、というだけで
不利になってしまうことは実際にあることです。
たとえ、面接の受け答えが完璧で
ひきこもりになる前の経歴が良いものだったとしても、
敬遠される可能性があると言うことになります。

こればっかりは避けようがないことなので、
対策をしていく必要があります

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採用されるためのコツは?

では、中高年のひきこもりだった人が
採用される可能性を少しでも上げるためには
どうすれば良いのでしょうか。
今度はそれを見ていきましょう。

そう簡単なことではありませんが
少しでも採用の確率を上げる方法は
存在します。

・年齢層を考える
若い人ばかりいるバイト先では採用確率は
下がるかと思います。
若い人だらけ=その職場は若い人を積極的に採用している可能性が高いです
そのため、中高年と言う年齢である場合は、不利になる可能性も高く、
かつ、店長も若いような場合は前述した理由から敬遠される可能性も高いです。
そのため、店長がある程度年配、かつ、その職場にある程度、年配の方も
いるような場所の方が採用確率は上がるかと思います。
また、そもそも元から中高年層を対象に募集しているところや、
メインの働き手が、中高年である職場を狙った方が、早いかとは思います。

・知り合いなどを頼る
知り合いなどの職場がアルバイトを求めているのであれば
それを頼るのも一つの方法です。
中高年で引きこもっていた人間を採用、となると
差別的な意味ではなく、事実としてハードルは上がってしまいます。
そのため、こちらも使えるものは何でも使う、のスタンスで行かなくては
アルバイトを見つけることは難しいです。
親でも、友達でも、いるのであれば何でも構いません。
それらの知り合いに、アルバイトを求めている人はいないかどうか、
それを探してみて、もしいるのであればそういった人の力を
借りてしまうのも一つの方法です。

・引きこもりは言う必要はない
馬鹿正直に引きこもりであったことを言う必要なんて
正直、ありません。バイト先はそこまで調べません。
嘘をつけば良いのです。
フリーターとして働いていた、とでも言っておけば
まさか調べるようなことはしないでしょう。
近場のお店の名前や同業のお店の名前などを出さない限り
ばれることもないはずです。
引きこもり生活をしていました、というよりかは
フリーターとして生活しています、の方が採用確率としては
上がるかと思います。
わざわざ採用確率を自分から下げるようなことを言う必要なんて
ないのです。
言う必要のないことは言わない。それも採用率を
上げるための秘訣の一つです。

まとめ

中高年のひきこもり…
実際のところ、採用してくれる会社やアルバイト先は
少ないです。
それが、ひきこもりから抜け出すことのできない原因の
一因を作ってしまっていることもまた確かなことでしょう。

ただ、これが今後変わって行くかと言われれば
それはなかなか難しいのではないかと思います。
国による支援なども現実的に考えれば難しいと思いますから
親のコネや、引きこもりを隠すなど、
少し悪知恵を使う必要もあるのです。

また、1回、2回の面接で採用は
難しい事もあるので
私も体質上の問題で数十回面接したように
回数を重ねることも大事になります

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