バイトの新人がメモを取らない場合、指摘する必要は?詳しく解説!

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アルバイトの新人スタッフが
教えたことをメモに取らない…

そんな風に思う店長・社員・先輩バイトの
皆さんもいらっしゃると思います。

”新人バイトがメモを取らない場合”に
指摘する必要はあるのかどうか、
この点を詳しく解説していきます。

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いきなり指摘する必要なし。まずは様子を見る

新人のスタッフが、”メモを取っていない”場合でも
必ずしもそれを指摘する必要はありません。

と、いうのも、人間、物事の覚え方も
人それぞれで、メモを取ることで忘れないようにする人もいれば
1回説明されれば、大体理解してしまうような人も実際に
存在します。

また”何かをメモしながら”だと、人の説明が
耳に入って来ず、逆に覚えることができないため、
あとでメモをしているような、
そんな人も存在します。

このあたりの”覚え方”は様々ですので、
最初からいきなり”メモを取りなさい”みたいなことを
言う必要はありません。

特に、アルバイトとなれば、そこまで難しい業務を
任せることはそれほどないとは思います。

メモを取るか、取らないかは人によって
覚え方のスタイルが違いますから
仮にあなた自身が”メモを取る派”だったとしても、
まずは”様子を見る”ということを徹底してください。

仕事が出来ていれば問題なし

大事なことは”メモを取っているか・取っていないか”ではなく
”仕事が出来ているか・仕事が出来ていないか”の部分です。

この点を間違えてはいけません。
”メモを取らせること”が目的になってしまっては
指導する側としても、大事なことを見誤ってしまう
可能性があります。

新人バイトがメモを取っていない場合でも
その人が”問題なく仕事が出来ている”のであれば
特に何も指摘する必要はありません。

最終的に大事なのは”メモを取るかどうか”ではなく
”仕事がちゃんと出来ているかどうか”です。

仕事をちゃんと覚え、出来ているのであれば
メモを取らせなくても、特に問題はありません。

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大事なことを見誤ってはならない

時折、店長やその他社員など
”指導する側の人間”には
「メモを取ることこそ正義!」みたいな感じに
なってしまっている人もいますが
それは本質を見誤っています。

「メモを取らないけど、ちゃんと仕事ができるアルバイト」
「メモをしっかり取るけど、仕事はできない・すぐに忘れるアルバイト」

この場合、前者のアルバイトさんの方が”良い”のです。

メモを取っていても、仕事ができない、仕事を忘れる、では
やはりメモを取る以前に大事な部分があると思いますし、
メモを取っていれば良い、というわけではないのです。

”この人は仕事はできるけどメモを取っていないからダメだ”とか、
そういう”メモこそ全て”の考えに染まらないように注意
して下さい。

最終的に大事なのは”ちゃんと仕事ができるのかどうか”です。

極端な話をすれば
”メモだけ取っても”バイト先としては役に立たないわけですからね。

指摘するのはどんなケース?

↑で色々なことを書いてきましたが
”メモを取る”こと自体を否定しているわけではありません。
人によってはメモを取った方が良い場合もありますし、
社員・店長など、指導する側の立場の人間として
しっかりと伝えた方が良いような場合があるのも事実です。

上で書いたのはあくまでも”一番大事なのはそこじゃない”という
お話です。

ですが、新人バイトスタッフさんの
中には、何度説明しても、覚えてくれない人も
いると思いますし、
言ったことを全然聞いていないような人も中にはいます。

先程”仕事が出来ていれば良い”と書きましたが
”メモを取らないことで仕事に支障が出ている”と
判断したのであれば、
メモを取ることを促すことは、
これは別に構わないことです。

同じことを何度も説明しても覚えてなかったり、
同じことを繰り返し聞いてきたり、
そういう傾向がある新人バイトがいるのであれば、
これは”メモを取った方がいいよ”ということを
伝えても構いません。

メモは、覚えられるのであれば
必ずしも取る必要はありませんが、
覚えられないのであれば、やはりメモを取ってもらうしか
方法はありませんからね。

先にマニュアルを作っておく

新人バイトに物事を教える際に
”メモを取りながら話を聞く”となると
どうしても、話の方に集中できず
”メモを取ること”自体の方に集中してしまうような人が
いるのも事実です。

そういったことを防ぐためにも、
後から確認できるように、バイト先の方で
”マニュアル”を用意しておくのも一つの方法です。

これは店長や社員の考え方次第であり、
”メモを自分で取った方が覚えが早くなる”と思うのであれば
(メモを取らないと覚えることができない人には)
取ってもらうようにしても良いですが、
マニュアルを用意しておき、確認してもらうスタイルにすれば
本人も、繰り返し”好きなタイミング”でバイト先の
内容を学べますし、
店長や社員など、教える側の立場からしても、
”同じことを何度も教えずに済むようになる”ので、
効率を考えるのであれば、最初にマニュアルを作る手間さえ
我慢すれば、その後の役に立ってくれるかと思います。

まとめ

「メモを取る」こと自体が目的になってしまっては
いけないので、この点は忘れないようにしてください。

メモを取らせる目的は何か。
それは「仕事ができるようになってもらうため」です。

メモを取らなくても仕事ができる人もいますし、
メモを取った方が、話が耳に入らなくなる人もいますので
「メモを取っていない=悪」と決めつけず、
新人バイトの人がメモを取っていない場合でも、
まずはしばらく様子を観察する、
ということがとても大事なポイントの一つになります。

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