ルーターを捨てる時にはどうすれば?安全に処分する方法は?

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今の世の中では
Wi-fiルーターを使っているご家庭や職場も
非常に多いと思いますし、
ネット接続が当たり前の現在においては
欠かせない家電製品のひとつとなりつつあります。

しかし、このルーターにも”寿命”があり、
やがて調子が悪くなってきて、最後には壊れてしまいます。

どんなに大切に利用していても、
壊れてしまう時は壊れてしまうものであり、
これは、仕方のないことです。

ですが、そんな、壊れてしまった場合や
買い替えして不要になってしまったルーターを処分する際には
少しだけ注意するべき部分もあります。

その点について解説していきます。

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そのまま捨てると危険なの?

ルーターをそのまま捨ててしまうと危険なのかどうか。

これに関しては”極端に危険というわけではないものの、
リスクはある”というのが答えになります。

例えば身分証明書を落としてしまっただとか、
クレジットカードを落としてしまっただとか、
そういうレベルの”危険”ではありませんが、
それでも、ルーターをそのまま捨てた場合、
万が一ゴミ捨て場を漁られてルーターを回収されたりした場合は、
一部の個人情報が盗まれるリスクなどもあります。

使っていたルーターをそのまま捨てると
プロバイダー情報などが保存されていたりする場合が
ありますので、リスクは0ではない、ということですね。

なかなか、ゴミ袋からルーターをわざわざ取り出したり、
ゴミ処理場でルーターを回収したり、
ましてや、それを使って何か悪事を…なんてことは
可能性としては低いとは思いますが
それでも、”リスク”は潰しておいた方が安心です。

安全に処分するための方法は、そこまで難しいことでは
ありませんので、ちゃんと覚えておき、
対応していきましょう!

ルーターを初期化する

ルーターには内部にデータが保存されているので、
それを初期化してから処分すると安心です。

初期化自体はルーターによって若干異なりますので
お使いのルーターの説明書を見ていただくのがベストですが、
多くの機種にはリセットボタン(初期化するためのボタン)が
備わっており、それを長押しすることで
ルーターを初期化することができますので、
コンセントに接続して、電源の入った状態で
リセットの操作をして初期化しましょう。

これで、ルーター内部のデータは削除することが
できますので、内部から何か抜かれたりだとか
そういった心配は”なくなる”と、いうことになります。

当然ですが、コンセントに接続していないと
電源が通っていない=リセットも押しても反応しない ので、
必ず、コンセントに接続して初期化をするようにして下さい。

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余計なラベルは剥がしておく

ルーター本体には初期設定のパスワードなどが
記載されたシールが貼られていることがあります。

これだけで悪用、ということはなかなか難しいところでは
ありますが、念には念を入れて、このシールも剥がしておくと、
さらに”リスク”を下げることが可能です。

少しでも不安要素になりそうな部分は
全て取り除いておくことで、
より安心してルーターを捨てることが可能になります。

データを初期化して、シールの類を
ルーターから剥がしたら、あとはそのまま
捨てて貰っても問題はなく、
悪用されるリスクなどもないと言っても良いでしょう。

ルーターをバラバラにしたりする必要はない

ここまでやっても、
どうしても、”まだ何か悪用されるリスクがあるんじゃ?”と
不安になる人もいるかもしれませんが、
流石にこれ以上は何もする必要はなく、
例えばルーターをわざと破壊したりだとか、
ルーターをバラバラにしたりだとか、
そのような行動をする必要はありません。

そこまでしても、リスク的な面では既に
ほぼ”ない”に等しい状態になっているので
意味はなく、無駄に自分の体力と時間を
消耗するだけになってしまいます。

データを初期化して、ルーターのラベルなどを
剥がしていればそれで十分なので、
叩き壊したりまではしなくても大丈夫です。

何のゴミに捨てればいいの?

不燃ごみ(燃やさないごみ)に分類されていることが
多く、私が以前勤務していた職場で
壊れたルーターを捨てた際にも不燃ごみでの処分でしたが、
市区町村によって、ルーターのゴミの分別は
異なる場合がありますので、
必ず、お住いの自治体で”ルーターは何ゴミに捨てれば良いのか”を
確認してから、捨てるようにすると
トラブルを避けることができます。

各自治体でごみの収集日などを記した冊子が
配られていると思いますので
そういったものに記載があればそこで確認、
どうしても分からなければ問い合わせをして
確認してみるなどの対応も可能です。

なお、壊れていないルーターを処分する場合は
売却も可能ですが
この際にはデータの初期化は必ず行うようにし、
出来る限りアダプターなどの付属品は揃えて
売却しましょう。
(データを初期化しておけば悪用のリスクは
まずありませんが、どうしても心配な場合は
売却ではなく処分の方が確実です)

まとめ

壊れたルーター・必要のなくなったルーターは、

①データを初期化する
②ラベルなどを剥がす

ことを行った上で、処分するようにしましょう。
これらを行っておけばあとは過剰に心配する必要はなく、
ルーターをわざわざ解体したり、そういったことまでは
する必要はありませんので安心して下さい。

ゴミの分別については、上でも書いた通りお住いの
市区町村によって異なりますので、
しっかりと確認した上で、対応するように
していきましょう!

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