Bluesky(ブルースカイ)はツイッターの代わりになれるの?その課題は?

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Bluesky(ブルースカイ)は、
ツイッターの創業者も携わるSNSで、
”Twitterの代わり”として名前が挙がることも
それなりに多いSNSになっています。

では、実際にこのブルースカイが
ツイッターの代わりになることは
できるのでしょうか。

そのための課題やポイント、懸念点などを
それぞれ見ていきたいと思います。

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現時点は取って代わるのは厳しいものの、有力候補

”ブルースカイが今すぐにツイッターの代わりになる”
ということは、今の時点では難しいとは思います。

しかしながら、ツイッターの代わりとして
名前が挙がるSNSの中では
最有力候補の一つであるのは間違いなく、
今後、後述するような”条件”が揃えば
ツイッターにとって代わることが出来る可能性は
十分にあるかと思います。

とは言え、それでも”すぐにツイッターの代わり”になることは
難しく、今後の努力次第、
そしてツイッター自体がどうなっていくのか、という点に
大きく左右されるのではないかと思います。

それでは、一つ一つポイントを見て行きましょう。

使い勝手は似ている

ツイッターの代わりとして名前が挙がるSNSの中では
使い勝手はかなりツイッターに近い方です。

例えば、フェイスブックのように実名登録ではありませんし、
インスタグラムのように写真主体ではありません。

そのため、使い勝手はかなり
ツイッターに似ている部類と言えます。

もちろん、ブルースカイも分散型のSNSだったり、
DMなどが(2024年2月時点)存在していなかったりと
ツイッターと全く同じとまでは行きませんが、
ツイッターの創業者が携わっているだけあり、
感覚的にはかなり同じような感覚で使うことができます。

”Twitterの代わり”として機能面で見れば
十分に候補の一つと言えます。

ただ、DMなど、ツイッターに存在していて
ブルースカイでは存在しないような機能については、
今後、実装していく必要があるのではないかと思います。

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運営会社の体力面の心配はいらない

運営会社については、
まだまだ発展途上ではありますが、
そこまで心配はいらないかと思います。

ツイッターの”代わり”としてよく名前の挙がるSNSの中には
ツイッターと似たような感覚で使えて
環境的にも問題のないSNSは色々とあるのですが、
くるっぷにせよ、ミスキーにせよ、マストドンなどにせよ、
”運営の体力面”が懸念されるところです。

例えば、仮にツイッターが崩壊して、
ユーザーが一気に流れ込むようなことがあると、
くるっぷも、ミスキーも、マストドンもユーザーを受け止めきれずに
機能停止などに陥る懸念があります。

しかし、ブルースカイの場合は、
急激な増加には耐えられない可能性はあれど、
”何とかできる”ぐらいの体力はあると考えられますので、
こういった点では、他のSNSよりも
”Twitterの代わり”なりうる資質を秘めているのではないかと
思います。
(逆にくるっぷやミスキーも体力面をなんとかできれば
ツイッターの代わりとしては大いに期待できるところではあります)

ユーザー数はまだまだこれから

使い勝手・体力面が揃っているものの、
やはり、ツイッターの代わりとしてやっていくとなると
”ユーザー数”がネックになります。

ブルースカイも、ユーザー数はどんどん増えている状態ではありますが、
それでも、やはりツイッターなどに比べると
日が浅いこともあって、圧倒的に劣るのは事実です。

そのため、実際に使ってみると
やはり今の時点では”Twitter”と比べると
どうしても反応が少なかったり、
人の気配が薄かったりすることがありますので、
この点は今後の大きな課題の一つになるかと思います。

”人の気配”という点では、
ツイッターに比べるとやはり違和感を感じるのは事実でしょう。

ツイッターの代わりになるのは、高難易度

ブルースカイであっても、やはりツイッターの代わりになるのは
なかなかの高難易度であるのは事実で、
これまでにも”有力候補”はたくさん登場していますが
現時点で、ツイッターに代わるほどのSNSは出て来ていません。

くるっぷやミスキー、スレッズなど、色々騒がれてはいるものの、
やはり、交代することはできていない、という状態です。

特に、”体力面”や”使い勝手”などもある程度兼ね備えた
「スレッズ」も、当初は”Twitterの代わりになるか?”みたいな形で
大きく騒がれていましたが、
すぐに話題性はなくなり、現在は勢いが衰えている状況です。

残念ながら、スレッズに関しては”大きな変化”がなければ、
ツイッターの代わりになれることはないでしょう。

スレッズのように、運営会社が大きく、話題性があって、
それなりにツイッターに似ていても、
”Twitterの代わり”になることはできなかった、ということですので、
ブルースカイに関しても、当然のことながら
”簡単なことではない”というのが現実です。

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引継ぎはできない以上、大きなハンデに

ツイッターからブルースカイに引っ越すにしても、
やはり、フォロワーやツイートの内容を
そのまま移動させることはできません。

これは、ブルースカイに限らず、他のSNSでも同じことで
運営会社が違うために、そっくりそのままフォロワーなどを持って行くことは
できませんし、
今後、ツイッターが何らかの形で崩壊するようなことがあったとしても、
”全ての人がブルースカイに移住する”ということは起きません。

既に圧倒的に巨大であるツイッターの”代わり”になることは
利用者側からしても”繋がりをそのまま持っていけるわけではない”ですし、
そういった点から考えても、
どのSNSにとっても大きなハンデとなることは
紛れもない事実と言えるでしょう。

自己の努力とTwitter自体の今後次第

ブルースカイがツイッターの代わりになれるかどうかには、
2つの要素が大きく絡んでくると思います。

既に、使い勝手や運営体力の面では
ある程度整っていますから、
あとは”ブルースカイ自体が根強く、運営していくこと”と、
”Twitter自体の今後”
この2つが大きく鍵を握るかと思います。

まず、ブルースカイ自身が今後も根強く、
色々なことを試行錯誤しながら運営を続けることは大前提で、
2024年2月には招待制を廃止するなど、
色々な自分たちなりの努力が見受けられます。
これにより、ユーザーはさらに増えるでしょう。

が、それだけでは足りず
後は”Twitter次第”という面があるのも事実で、
例えばツイッター自体がサービス終了になったり、
改悪などを続けて”自滅”することがあれば、
必然的に”どこか”に人が集まることになりますから、
ブルースカイがツイッターの代わりになることが
できる可能性は飛躍的に上がります。

しかし、ツイッターが崩壊するときに
”一番移住候補として優れている場所”である必要が
ありますので、
ブルースカイ自身の努力も当然必要になります。

ブルースカイ自身の努力と、
Twitter自体が何らかの形で崩壊or自滅する…
こういったことが上手く重なれば、
ブルースカイにも、
Twitterの”代わり”になることができる
ポテンシャルは十分にあるのではないかと感じます。

まとめ

今すぐに、ブルースカイがツイッターの代わりに
なることは難しいです。

しかしながら、今後もブルースカイが
自分たちのSNSを発展させるための努力を続け、
Twitter自体が何らかの形で勝手に自滅するようなことが
もしも起きれば、
ブルースカイが”Twitterの代わり”になることができる
可能性は十分にあるはずです。

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