誹謗中傷していないのに誹謗中傷扱いされた場合の対処法は?

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ネットでの「誹謗中傷」は許されない行為です。

しかしながら、最近では逆に
”誹謗中傷されていないのに、誹謗中傷だ!”と
騒ぎ出すような人も一定数いるのが事実です。

第3者から見ても
”いや、これは誹謗中傷にはならないですよ”と言うようなものでも
騒ぐ人が時々いる、ということですね。

では、もしも自分が、”批判”をしただけなのに
誹謗中傷扱いされたりした場合は
どうすれば良いのでしょうか。

この点を解説していきます。

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本当に「誹謗中傷」していないのか振り返る

まず、相手に誹謗中傷扱いされた場合は、
”本当に自分が誹謗中傷していないのかどうか”を
冷静に、客観的に考えて下さい。

”批判”と”誹謗中傷”は違います。
例えば、相手に丁寧な口調で意見しただけで
誹謗中傷扱いされているのであれば
それは相手が間違っていますし、
あなたが実は悪口や攻撃的な発言をしたのであれば
それはあなたが間違っています。

ただ、する側もされる側もこの2つの区別がついておらず、
ごちゃ混ぜにしてしまっていたり、
中には”誹謗中傷されていないのを理解した上で、
それは誹謗中傷だ!”と騒ぐような人がいるのも事実です。

もしも、誹謗中傷したつもりはないのに、
そう言われた場合、まず、自分自身でしっかりと
客観的に振り返ってみてください。

自分で判断できないなら家族や友人などにも
相談してみると良いでしょう。

その結果
”自分にも悪いところがあった”あるいは”自分が悪い”と
思うのであればそれは誹謗中傷扱いされても仕方がないことなので、
しっかりと謝り、何か罪を償う必要があるのであれば
償ってください。

が、一方で”どう考えてもこれは誹謗中傷ではないのに
その扱いをされている”のであれば、
これは相手が間違っているので毅然とした対応を心がけて下さい。

”自分の思い込み”ではなく、
誹謗中傷扱いされた場合は、
客観的に見て”誹謗中傷かどうか”を判断してください。

確かに”言われる側の気持ち”はとても大事ですし、
パワハラなどでも”される側”が、そう思ったらパワハラ…というのは
一つの考え方ですが、
それには”限度”があります。

例えば、仕事中に「このやり方はダメなので、こうしてくださいね」と
注意されただけで「これはパワハラだ!」と叫ぶのは明らかにおかしいですし
無理があります。

それと同じで、誹謗中傷も
「あなたの意見は間違っていると思います」と言われただけで
「これは誹謗中傷だ!」は無理がありますし、
言ってる側が”間違っている”ので、
こういう”明らかにおかしいもの”に対しては毅然と対応してください。

誹謗中傷でないもので騒いでも、何もできない

結論から言えば、
「明らかに誹謗中傷ではないもの」で、相手が騒いだりしても
”相手は何もできない”ので、
放っておけば多くの場合、問題は起きません。

”これは誹謗中傷だ!”と言われると(実際にしていないのであれば)
驚いてしまうと思いますし、怖くなってしまう人もいると思いますが
”実際は誹謗中傷されていないもの”で、何か開示請求をしても
”通ることはほぼ確実にない”ので、
そのまま放置しておきましょう。

”実際に誹謗中傷されていないのに騒ぐ”人の多くは、
”誹謗中傷だぞ!”と脅し文句に言っているだけで、
実際に行動に移すことはしませんし、できません。

仮に考え方が世間と大幅にずれていて、
本人が”誹謗中傷ではないものをそうだと思い込んで”何か
行動を起こしても、警察にも裁判所にも、どこにも
相手にされませんから、
あなたに実害が及ぶことはありません。

誹謗中傷は”絶対に許されないこと”ですが、
だからと言って”誹謗中傷ではないものまで誹謗中傷扱いして
相手を苦しめようとする”という行為もまた、許されないことであり、
そんなことは世間では通用しないので、
”自分が絶対に誹謗中傷をしていない”と断言できるのであれば
そのまま放置しておいて構いません。

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相手との関りはどうすれば?

それ以上、関わらない方が良いでしょう。

誹謗中傷していないのに、
反対意見を言われたり、自分が気に入らないことを言われたりするだけで
誹謗中傷扱いしてくるような人は
仮に、その人が間違いだらけの人だったとしても
”何を指摘しようと聞く耳を持たない人”なので、これ以上
関わるだけ時間の無駄です。

相手との関りは完全に遮断し、あとは相手にしないようにすることです。

逆に、相手があることないこと言って、あなたの名誉を
棄損するようなことがあれば、相手が名誉棄損で訴えられる側に
なるだけなので、
必要であれば、自分のSNSなどで相手がついている嘘は否定するなり、
あまりにも酷ければ、こちらが相手を訴えたり、ということを
検討してください。

ただ、そこまでに至らなければ放置で十分です。

「誹謗中傷」は絶対にダメ。「何でもそう扱う」のも絶対にダメ

大事なことはこの部分です。

誹謗中傷すること自体は絶対に許されないことであると同時に
「何でも誹謗中傷扱いにして騒ぐ」のも絶対に許されないことです。

仮に、あなたがただ意見を言っただけなのに
誹謗中傷(暴言などが含まれている場合はアウトです)扱い
された場合、”本当に自分の発言に何も問題はなかった”のであれば
毅然とした対応をするようにしてください。

批判や反対意見まで誹謗中傷扱いされてしまっては
人間、何も言えなくなってしまいますからね。

暴言や相手の悪口など、そういった言葉を含まずに、
ただ、反対意見を述べたりするだけであれば、
それは誹謗中傷ではなく「批判・意見」ですから
万が一相手に”勝手に誹謗中傷扱いされた”場合は
毅然とした対応を行ってください。

まとめ

稀に、”何でも誹謗中傷扱いする”という、
誹謗中傷は絶対に許さないもの、ということを
逆の方向で悪用する人がいるのも
残念ながら事実です。

ただ、現実問題
”何も問題のない発言”で、開示請求をしても
それが通ることはありませんので、
自分が絶対に”何も悪いことをしていない、これは誹謗中傷ではない”と
断言でき、第3者からもそう言える内容であれば、
堂々としていれば大丈夫です。

万が一、何かの間違いで問題が起きた場合は
弁護士などに相談するしかありませんが
基本、”本当に誹謗中傷をしていないのにその扱いをされた”のであれば、
何も通らないので、放っておいて問題ありません。
(※もちろん、あなたの思い込みでそう思ってるだけの場合はNGです)

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