来年も出生数は過去最低を更新するの?その答えは…?

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出生数は毎年のように減少傾向にあり、
毎年数回
”出生数(率)過去最低”のようなニュースが
出てきます。

この記事を書いている時点でもそうですし、
来年以降もやはり、同じように
”過去最低”のニュースを度々目にすることになるでしょう。

では、”来年”そして、その先も
ずっと出生数は過去最低を更新するかどうか、
この点を解説していきます。

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基本的には減少し続ける

出生数は基本的には
減少傾向にあり、どんどん減っていく、という流れは
間違いありませんし、
今更何をしてもそれを食い止めることは難しいでしょう。

今後数年、10年、と、どんどん全体的な出生数は
さらに減っていくことが予想されます。

来年も、またその来年も、次第に出生数が減っていくことは
間違いない、と断言できます。

若干上がる年はあっても、またすぐ下がる

”来年の出生数も今年より下がるのかどうか”と
言われれば、誤差の範囲内で
”若干増える”可能性は0ではありません。

実際の統計でも、これまでに
”前の年よりは少し上がった”という年はあるために、
来年も出生数が過去最低になるかどうか、と言われれば
それは”分からない”というのが答えになります。

微増することは、場合によってはあるでしょう。

ただし、それはあくまでも誤差の範囲内であり、
またその次の年には”出生数過去最低”を記録する可能性は高いですし、
全体的な傾向として減少が続いているために、
ずっと増え続ける、ということはあり得ないことで、
必ず、1年後は増えたとしても、2年後、3年後には落ちて、
全体的に増加に転じることはありません。

1年後に増えても、2年後、3年後に減って、
結局、過去最低をいずれ更新していく流れは変わらないのです。

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下がり続けてある程度のラインで止まる

”それがいつ”なのかは分かりませんが、
出生率過去最低をこのまま何年も繰り返し、
最終的には”低水準のところでほぼ横ばいになる”と、
考えられます。

例えば出生数が年40万人前後で止まったら
あとは、極端に増えたりすることも、
極端に減ったりすることもなく、
その前後を行き来し続ける感じですね。

さすがに、”出生数0になる”という極端なことは、
何か宇宙から隕石でも落ちて来たりだとか、そういう
イレギュラーなことでも起きない限りは
考えられにくく”どこかで減少は止まる”と考えられます。

ただ、現状ではまだそれには程遠く、
当面、”毎年のように過去最低を更新する状態”は
続いていくと考えられます。

”どこの時点で止まるのか”という点については
実際にそうなってみないとなかなか分からない部分で、
年間の出生数が60万人前後の時点で止まるのか、
あるいは50万人を切っても止まらないのか、
それは実際にその時になってみないと分からないことです。

ただ、0になるまで止まらない、ということは
流石に現実的ではないので、
”どこかのラインで減少が止まる”という可能性が高いです。

そうなるまでは、毎年のように
出生数過去最低を更新するようなことは多いのではないかと考えます。

減少が底までたどり着いても増えるわけではない

上で出生数の減少はどこかで止まると書きましたが
止まった後、再び増加に転じる…ということではなく、
”減少しきったあとは、緩やかな増減を繰り返す”状態、
つまりは横ばい、ということになります。

決して増えるということではありません。

例えば毎年30万人前後のところで止まれば、
31万人になったり、29万人になったり、次の年は30万人になったり、と
そういう”変化のない状況になる”ということです。

ここまで来ると、”出生数過去最低”の更新は
逆に難しくなるとは思いますが、
出生数が極端に増えることもないので、
似たような状態が永遠と続くような感じとなります。

止めるのは現実的に難しい

出生数過去最低を、毎年のように繰り返す…と言う状態を
”止める”のは現実的には難しく、
これからも下がり続けるとは思います。

子育て支援などがよく挙げられますが、
出生数の低下は、それ以外の問題も複合的に絡み合っているため、
仮に子育て支援を更に充実させても、
過去最低を翌年も更新することになるでしょう。

かと言って、無理矢理人を結婚させることはできませんし、
結婚しない人にペナルティ、なんてことはできません。
仮にもしやれば大混乱が起きますし、より結婚できない人が
増えるだけでしょう。

今の世の中は結婚しなくても十分楽しめる世の中になっているため、
そういった世の中の変化が、良くも悪くも出生数に影響しています。

が、”かと言って何十年も前の社会に戻したいか?”と言われれば
「No」な人も多いでしょうし、
この先は”出生数の低下は避けられないもの”として
人口がある程度減る前提の、社会のしくみづくりを考えていく、
ということが一番現実的な対処方法になるかと思います。

出生数を増やすには、それこそ非現実的なことをしないと
なかなか難しいですからね。

まとめ

出生数はこの先も”過去最低”をどんどん更新
していく可能性が非常に高いです。

一時的に前の年よりも出生数が微増することは
あるかもしれませんが、
それはあくまでも微増であり、またその翌年には
下がる可能性が非常に高く、
全体的な減少傾向は避けられません。

かと言って、何かできるわけでもなく、
支援を充実させても、結婚する気もない人(それは個人の自由なので
悪い意味ではありません)もたくさんいますから、
出生数自体をどうこうすることは、困難です。

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