近所で道路工事などが行われる場合、
”工事の案内”などが事前にポストなどに
投函されたりするようなことも多いと思います。
事前に知らせがあると、
確かに”この日に工事をするんだな”ということが
分かりますし、近所に住んでいる人からしてみれば、
助かることだとは思います。
しかしながら、稀に
”工事の案内が入っていたのに、その日になっても
工事が行われていない”というようなケースが
起きることもあります。
”案内が入っていたのに、いつ工事をしてるんだろう?”と
疑問に思ってしまうようなこともあるのではないでしょうか。
では、案内が入っていたのに、
その日になっても工事が行われていない…という場合に
考えられる原因を解説していきます。
必ずしもその通りに行われるとは限らない
工事の案内などが事前に投函されていたとしても、
必ずしも100%、その日に工事が行われるのか、と
言われれば、その答えはNoです。
工事する側にも色々な都合があり、
予定はあくまでも予定なので、
その日に工事が行われるとは限りません。
また、”実際には工事は行われている(あるいは行われる)”けれど、
何らかの勘違いによって、工事は行われているけれど、
行われていないように錯覚してしまっているケースも
考えられます。
どのような理由があるのか、この点を見ていきましょう。
複数の日程がある場合、その中の一部の可能性もある
工事の案内などで、例えば25日~26日などと書かれている場合、
この日の両方に工事をする、と言う意味ではなく、
25日か26日のどちらか、という意味の可能性もあります。
そういった意味の場合、工事案内の紙のどこかに
そのような表記がある可能性も高いですが、
稀に書かれていない場合もあります。
そのため、複数の日付が書かれている場合、
”その全てで工事を行う、ということではなく
その中の一部で工事を行う、という意味である可能性が
考えられます。
予定の期間よりも早く工事が終了した可能性
工事の案内などで、
期間がたくさん取られている場合、
”あくまでも予定”ですので、
予定日よりも早く工事が終了する可能性があります。
工事が終わっているのにも関わらず、
そこで地面を掘ったり、何かを削ったりする必要は
ないわけですから、複数の日程が確保されている場合、
予定よりもそれが早く進んだりすれば、
最後の日まで工事が行われずに終了する可能性は
十分に考えられます。
工事が早く終わったなら終わったで、
それに越したことはありません。
天候などの事情によるもの
これも、工事の案内の紙に書かれているケースも
多いですが、道路工事などの場合、
悪天候で中止・順延になる可能性があります。
そのため、工事の予定日となっていても、
雨などが降っている場合に関しては
工事が行われずに、後ろに延期になる可能性があります。
工事の案内の紙に”雨天延期”というようなことが
書かれていないこともありますが、
それでも、基本的に屋外の工事の場合は、
悪天候で中止になる場合がありますので、
”今日、予定日なのに工事してないな”と思った場合に
雨が降っていたりすれば
”天気が悪いからだな”と、判断して貰っても大丈夫です。
なお、多少の小雨などの場合、工事が行われることもありますが、
このあたりは施工業者の判断や、
工事内容によっても異なって来る部分になりますので、
一概に”このぐらいの雨からは延期になる”だとか、
そういったことを断言することはできません。
工事関係者の都合によるもの
工事を行う人たちも人間ですから、
当然、予定していた日に工事ができない
何らかの事情が発生する可能性もあります。
例えば、
工事をする人たちの中に体調不良者が出て、
工事を行うのに支障が出るレベルの事態になれば
延期になる可能性はありますし、
(もちろん、体調不良以外の理由で欠勤者が出たり
した場合もそうですね)
工事に使う重機などが何らかの整備不良などで
使うことが出来ない状態になってしまったり、
工事の依頼主と何らかのトラブルや不都合が発生したり…などなど
”予定していた日に工事を実施できない何か”が起きてしまった場合、
予め決めていた工事の予定日通りに、工事を行うことができない…
と、いったことが起きる可能性もあります。
予期せぬ事態によるもの
上記のようなこと以外にも、
”予期せぬ事態”が起きた場合には
工事が予定通りに行えない可能性があります。
例えば、道路工事などの場合、
工事を予定した場所の付近で交通事故などが起きてしまった場合、
その日の工事は困難になることが考えられますし、
何らかの自然災害などにより、工事どころではなくなる可能性も
当然考えられます。
確率的には滅多に起きることではありませんが、
”何かあった場合”は予定通り工事が行われない可能性があります。
案内の用紙が間違っている
事前に投函するなどされた”工事の案内”の用紙が
間違っている可能性も考えられます。
例えば、本当は30日に工事を行うのに、
工事の案内には間違えて”29日”と記載されていた場合、
当然、29日には工事は行われずに30日に行われることになりますので、
受け取った側としては”あれ?29日って書かれているのに工事してなくない?”と、
いうことになるわけです。
しかし、受け取る側としては、事前に”29日”と書かれているのが
”間違っている”とは分かりませんから
誰も”これ間違ってますよ”と指摘する人はいませんし、
業者側も指摘されなければ間違いに気付かないので、
結果的に工事案内に間違いがあると、
そのまま当日を迎えてしまい”書かれている日になっても工事が
行われず…”と、言うことが起きます。
全ての時間帯に行うわけではない場合も
工事の案内などに「20時から4時」みたいな書かれ方を
していたとしても、
”この時間内のいずれかで”と、いう意味で、
その時間全てで工事をするとは限らない場合があります。
そのため、予定日・予定時刻になっても
工事が始まっている様子がない場合は
”まだこれから始まる”可能性もある、ということは、
覚えておくと良いですね。
また、日付の時と同じような話になりますが
”早めに終了した場合”は、終了予定時刻よりも早く、
工事が引き上げになる可能性も、当然あります。
何らかの事情で延期になった場合の対応は?
もしも、上記のような事情のいずれかで
工事の日程が延期になったような場合は、
事前にその旨や、予備日が記載されていた場合は
その通りに、
特に何も記載されていない場合は
”再度、工事案内が投函される”か、何もなく延期後の日に急に
工事が行われるか、そのいずれかに
なるかと思います。
工事が延期になった場合、
”そのまま何もしない”ということは流石に
できませんから、後日工事を行うことになる、
というのが基本です。
日程がズレたりすると、都合によっては
面倒に感じる部分もありますが、
道路工事などは自分の安全にも関わって来る部分ですし、
自分とは関係のない近所の建物の工事だったとしても、
いつかは自分も何らかの工事を依頼する側の立場に
なる可能性もあるわけですから、
このあたりは協力してあげるようにする、
と言うことが大切になります。
まとめ
事前に案内が入っていたにも関わらず、
その日に工事が行われていない場合は、
↑のようなことを確認してみましょう。
もちろん、自分自身が見間違えている可能性も
全くないわけではないので、
念のため工事の案内などを見直してみると良いと思います。
なお、近所で工事の案内があった場合は、
何かあった時のための連絡先を忘れないようにする意味でも、
実際にその日付を過ぎるまでは案内を保管しておいた方が
良いですね。