閃輝暗点の症状が出て頭痛が無い場合は危険なの?

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店員Kです!

目の症状の一つに
閃輝暗点というものがあります。
目に突然ギザギザとした光が見えてしまい、
それが数十分から数時間ほど続いてしまう、という症状ですね。

これは、片頭痛の前兆として知られるもので、
目の異常ではなく、脳の方の異常により
発生しているものです。

しかしながら、この閃輝暗点、
片頭痛がその後に発生しないパターンもあります。

そんな場合は危険だと言われることもありますが、
実際のところはどうなのでしょうか。
そして、どうすれば良いのかをまとめていきます。

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頭痛のない閃輝暗点!

ギザギザした光が見えて、閃輝暗点の症状が
あったけれど、その後に頭痛がやってこない…
そういうパターンも実際に存在します。
では、このように頭痛のない閃輝暗点があった場合は
どうすれば良いのか、
そしてなぜ危険と言われるのか、
それをそれぞれ見ていきましょう。

なお、閃輝暗点の基本的な症状、治療法などの解説は
こちらの記事にまとめてありますので
併せて参考にしてみてください!

頭痛が無い場合、危険と言われる理由は?

閃輝暗点の症状が出たあとに、片頭痛の症状が出る、
それが一般的な閃輝暗点です。
ですが、閃輝暗点の症状があっても、その後に頭痛がやって来ない、
という人も実際に存在します。

もちろん、頭痛がやってこなくても、
脳の働きの影響によるもので、特に問題の無い場合も
多いのですが、
脳梗塞の前触れであったり、脳腫瘍が原因で
閃輝暗点の症状が発生することも実際にあるのです。
頭痛のない閃輝暗点が危険だと言われるのは、
そのあたりが理由ですね。

ただし、サイトなどを見てみると
頭痛のない閃輝暗点は危険、脳梗塞の前触れなどの
可能性があります!と書かれているだけで、
じゃあ、脳の検査をして異常がなければどうなのか?だとか
片頭痛があれば安心なのか、だとか
そういう皆様の知りたい部分が抜けているところも
多いです!

実際のところはどうなのでしょうか!

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どうすれば良いのか?

まず、閃輝暗点の症状が出た場合は
頭痛が「ある」「ない」に関係なく、
眼科と脳神経外科を受診するようにして下さい。

まず、眼科を受診する理由としては、
目に光が見える症状には、光視症というものもあり、
これは網膜剥離の前兆だったりと、目が原因となるものです。
閃輝暗点との判別を自分で勝手に判断してしまうのは危険ですから、
まずは目に異常がないかも調べる必要があります。
もしも網膜剥離の前兆なのに、それをスルーしてしまえば、
手術が必要になるなど、話は大きくなってきてしまいます。

次に脳神経外科は、脳に異常がないかを調べる為です。
前述のように、脳梗塞の前兆などである可能性もあり、
可能性としては低いのですが、これらの場合は早期発見が
鍵となるのです。
「頭痛が無いと危険」と書かれているサイトも多いですが
「頭痛があっても100%安全か」と言われればそうではないのです。
いずれにせよ、片頭痛の症状の有無に限らず
閃輝暗点の症状がある場合は、脳神経外科で検査を
受けておくことをおすすめします。

閃輝暗点の症状が出た場合、
「眼科」と「脳神経外科(神経内科でも可)」を受診して、
異常がないかを確認しておくことが大切です。
この点に、頭痛がある、ないはあまり関係はありません。
いずれにせよ、そういう症状は出ているわけですからね。
実際に私は脳神経外科の先生に、そう言われました。
「閃輝暗点の後に頭痛があったからと言って
 100%安全とは限らないし、それを片頭痛と断定してしまうことは
 検査しなければ分からない」と。

なので、必ず検査は受けておきましょう

頭痛なしの閃輝暗点で脳にも異常がない場合

閃輝暗点の頭痛なしは脳梗塞などの危険性があります、
などと書かれているところも多いですが、
実際のところはどうなのか。

実際のところ、閃輝暗点で片頭痛のないケースは多く存在します。
そして、脳梗塞などが原因ではなく、
単純に、片頭痛の前兆としての閃輝暗点と同じメカニズムで
片頭痛なし、というものも存在しているようです。
必ずしも、脳梗塞だとかそういうものに繋がっているわけではなく、
あくまでも「稀に」そういうものが原因である可能性がある、
ということです。

とは言え、それを自己判断で決めてしまうことは危険ですから、
ちゃんと検査は受けましょう。
脳の検査を受けてみて、その上で、異常が無いのであれば、
片頭痛の前触れとしての閃輝暗点と同じものだと考えても
大丈夫、とのことですし、
命の危険はありません。

ただ、片頭痛ありでもなしでも、閃輝暗点の症状がひどく
なったり、頻度が多くなった場合などに関しては、
都度、診察は受けた方が良いかと思います。
このあたりは、受診した病院の指示に従いましょう。

頭痛なしの閃輝暗点=脳梗塞などの危険がある、ではなく
どちらにしても閃輝暗点が起きた場合は、その可能性は「0」ではない、
ということです。
ただし、いずれの場合も目・脳の検査を受けて異常がなければ
ひとまず経過観察ということになるかと思います。

頭痛が無い!どうしよう~、だとか、そこまで心配することではありません。
ただ、いずれの場合も、検査はしっかりと受けておきましょう!

まとめ

閃輝暗点の症状が出た場合は、独断せずに、
片頭痛があった場合でも、なかった場合でも
「眼科」「脳神経外科や神経内科」の2か所で検査するのが確実です。
目が原因の病気の場合もありますし、片頭痛があっても、
それが片頭痛とは限りませんし、片頭痛が無い場合も、脳梗塞などの
可能性が、ありますから、
必ず検査は受けるようにしましょう。

ただし、いずれの場合も目・脳に異常がなければひとまず安心です。
閃輝暗点自体の症状や、片頭痛が酷い場合は、
病院の先生と相談して、対処してもらうようにしましょう!

まずは検査です!
ただし、それほど深刻に心配する必要はありません!
閃輝暗点はストレスなども引き金になりますから、
心配しすぎれば逆効果になることも考えられます!

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