閃輝暗点とは?原因と治療法や気を付けるべきことをまとめます!

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店員Kです!

目の見え方に関する病気は色々と存在します。
見え方がおかしい、と感じたら、まずは
眼科を受診することが望ましいです。

目は2つしかないものですし、
目の病気かと思っていたら、脳の病気だった、ということも
あり得ることなので、その点は気をつけなくてはいけません。
見え方の異常は、脳から来ることもありますからね。

そんな病気の一つが「閃輝暗点」という病気です。
今回は、こちらについてご紹介していきます

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閃輝暗点とは?

ギザギザした光やチカチカとした光が視界に見えてしまい、
視界に障害を起こしてしまう症状です。
視野が狭くなったり、ものが歪んで見えたりと言った症状も
併発することがあり、その見え方は人によって様々ですが、
共通するのは光が見える、ということですね。

ギザギザした光だったり、歯車のようなだったり、
場合によっては視界の大部分を埋めてしまうような
光が見えることもあります。

この光は数分~一時間程度で消失しますが、
場合によっては繰り返し起きることもあります。
では、この症状は一体何なのでしょうか。

閃輝暗点の原因は?

これは、目の見え方に関するものなので、目が原因と
思ってしまいがちですが、脳の血管の収縮・拡張等によるものなので、
原因としては目ではなく、脳にあります
(ただし、別の目の病気もあるので、目のこれだと決めつけずに
検査を受けることが重要となります)

発症の原因としては、詳しい事は分かっていないようですが
不規則な生活やストレスなどが引き金になる可能性が
指摘されているようです。

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閃輝暗点の症状は?

症状としては、先ほどにも書いた目の光。
これは目を瞑っても消えることのない光です。
通常、この光は、一定時間経過で消失します。

しかしながら、この目のチカチカが消えた後に
片頭痛を伴うケースが多く、個人差もありますが、
非常に激しい頭痛でおう吐や吐き気などを伴うケースも
あるようです。
ただ、全ての人にこの片頭痛が起きるわけではなく、
片頭痛が起きないケースも存在します。

このあたりは、個人差がありますから
人それぞれ頭痛の有無や頭痛の激しさなどの点に
関しては異なります。

閃輝暗点が出たらどうすれば?

閃輝暗点が出た場合、目や脳に異常がないかを
調べる必要があります。
目を調べるのはチカチカした光が見えていても、
類似する他の病気なども存在するため、
閃輝暗点と自己判断してしまうのは危険なためです。

また、目に異常がなければ、脳の検査などを
行いましょう。
この場合は脳神経外科を受診しましょう。
検査などを行い、異常が無ければ、片頭痛などに
対する対処治療を行うことになります。

いずれにせよ、まずは眼科・脳神経外科
どちらかを受診しましょう。
下記の「危険なケース」に当てはまる場合は、
脳神経外科を優先した方が良いかもしれません。

なお、眼科で異常がなければ、恐らく
脳神経外科を受診する必要があるかどうか、
指示を頂けると思います。

危険なケース

閃輝暗点の症状で、危険なケースとしては、
稀に脳梗塞や脳腫瘍の前触れの症状として
出現することもある、ということです。
この場合は、放置しておくと命に関わる可能性もありますから、
くれぐれも放置することのないよう、注意しましょう。

閃輝暗点の症状があるのに、片頭痛は無い!という場合に
このケースの可能性が高いようです。
ただし、片頭痛なしでも、単なるストレスなどから出てくる
閃輝暗点の可能性もありますから
片頭痛がない=重大な病気ということではありません。

逆に、片頭痛があっても、上記のような危険なケースで
ある可能性もありますから閃輝暗点が出てきたら
目・脳の検査はした方がよいでしょう。

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閃輝暗点の治療法は?

閃輝暗点の症状を根本的に治療する薬等は存在しないようです。
片頭痛の場合は、片頭痛による対処、
精神的に強く不安を感じてしまっている場合は
落ち着かせる薬の処方などなど、
それぞれのパターンに合った対処をしていくかたちになりますね。

また、脳梗塞など、大きなものが見つかった場合は
話は変わります。
その場合は、医師の判断に従い、必要であれば
手術等を行うことになる可能性もあります。
その場合は急を要することなので、先送りにすることなく
治療を優先しましょう

大事なことは…

まず、症状が出たら原因を突き止めることです。
単なる閃輝暗点の症状が出ているだけなのか。
片頭痛がある場合は、その頭痛がただの片頭痛なのか。
目、脳に大きな病気が隠れていないか。
それを、突き止めましょう。

眼科・脳神経外科、その2つで検査を受けて
何も異常がなければ、ひとまず心配する必要はありません。
辛い部分に関しては、医師の指示に従って薬などを飲みつつ
経過観察していくのがベストであると思います。

まとめ

大事なことは、自己判断をしてしまわないことです。
あなたの目や脳の状態は、実施に医師の方が見なければ
確実なことは分かりません。

このページのような文章を読んで
「そうかもしれない」と思ったとしても、
医療系の質問サイトか何かで、医師の方に質問して
「恐らくはそうでしょう」と言われても
それらは全て憶測です。

憶測している間に、もしも取り返しのつかない
ことになってしまっていたら?

確かに検査を受けるのは面倒だったり、
忙しい人にとっては難しい部分も
あるかとは思いますが、
異常が出てきてしまったのであれば、
面倒でも、検査を受けるに越したことはありません!

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