鼻毛を手で抜く…！
という人もいると思います。
確かに、外で鼻毛が鼻から見えていたら
身だしなみがちゃんと出来ていない、と
思われと思いますし、
ちゃんと処理はしておきたいところです。
ですが、手で抜くのは危険です。
場合によっては炎症などを起こしてしまう可能性もありますし、
最悪の場合、想像以上の状態になってしまう
可能性もわずかながらあります。
鼻毛を手で抜いてはいけない理由、
どうすれば良いのか、それぞれ解説していきます。
手で抜いてはいけない理由
鼻毛を手で抜いてはいけない理由は何か。
理由としては
「鼻毛にも役割がある」ということ、
そして、手で抜いてしまうことによって
毛穴に傷をつけたり、粘膜が傷み、炎症してしまったり
最悪の場合は菌が入り込んでしまう、などの
リスクが考えられます。
何の意味もなく鼻毛が存在するわけではなく、
ちゃんと意味があって存在している、
ということですね。
鼻毛の役割とは？
では、鼻毛の役割とは何なのでしょうか。
単に生えているだけであれば
意味がありませんし、
邪魔なだけですが
ちゃんと人間にとって役に立つものに
なっています。
主な役割としては
「フィルター的な役割」となっていて
ホコリなどのゴミが侵入するのを
防いだり、ウイルスなどの侵入を防いだり、
という役割を担っています。
何もないと、ホコリもウイルスも
体内に入りたい放題になってしまうところ、
鼻毛がフィルターの役割を果たし、
身体を守ってくれる、と、そういうことになります。
他にも粘膜の保護のための
保湿効果なども持っており、
なんとなく鼻の中に生えていて、
邪魔をしている毛、というわけではないのです。
切るのは問題なし
上で鼻毛のメリットについて説明しましたが
当然、鼻毛を放置しておけば
鼻毛まみれになってしまいますし、
鼻から鼻毛が出ているような状態は、
避けるべきことです。
え？でも抜いちゃいけないんじゃないの？と
思うかもしれませんが
いけないのは「手で抜く」ことです。
（毛抜きなどを使って”抜く”場合も同じです）
”抜く”のではなく”切る”のであれば問題ありません。
抜くと根本から抜けますが
切るのであれば基本的には根の部分は
残ると思いますから、鼻毛の役割としては
そのまましっかりと保たれますからね。
抜くのはリスクが高い
鼻毛を手で抜いたり、毛抜きで抜けば
根本から抜けます。
そうなってくると、上で挙げたような
鼻毛の役割が果たせなくなります。
切る場合は、少しは残りますし、
また生えて来るため、鼻毛の機能としては
そのまま生きますが
抜けばそれが無くなる、ということです。
また、もう一つ、先ほども少し書いたように
抜くことで、傷をつけたり、炎症を引き起こしてしまったり
する可能性があります。
運悪く、そんな状態で汚い手で
触ったりでもすれば、ウイルスに感染するなどの
重大な事態に繋がっていく可能性も十分に考えられます。
当然、抜き方によってはその場で痛くしたり
鼻血が出てしまったりすることもあるでしょう。
そのため、たとえ面倒であったとしても
鼻毛を手で直接抜いたりすることは、
控えたほうが良いです。
どのように処理すれば良いの？
「抜く」ことは危険なので、
基本的には「切る」というのが正しい対応です。
鼻毛用のハサミなどで切断したり
鼻毛カッターなどを用いたりして、
鼻毛が伸びてきたら切る、という対応を
行っていきましょう。
これであれば、鼻毛としての役割も
保たれ、鼻を傷つけたり、感染症を
引き起こしたりするリスクもなくなります。
鼻毛カッター系だと
1000円ちょっとで購入できるものも多いので、
色々探してみると良いと思います。
ネットでも上記のようなものが
色々と売られているので、
検索してみると、色々見つかると思いますよ。
手入れしないのはNG
鼻毛が全く伸びない…というのであれば
良いですが、大人になってくると、
やはり鼻毛はだんだんと伸びやすくなってきます。
それを放置していると、見た目が非常に
良くないですし
社会的なマナーとしてもＮＧになっているので、
手入れしないのはＮＧです。
鼻毛用のハサミでも鼻毛カッターでも
良いので、必ず「切る」ための道具を
用意しておき、安全に処理をすることを
おすすめします。
手で抜くことは、先ほどから説明している通り
リスクを伴う行為ですので、
避けるようにし、面倒でも、
ちゃんとした道具を使って
処理するようにして下さい。
どのぐらいの頻度で
ハサミとかカッターを使えばいいの…？
という点については、
これは、人によって個人差があるので
一概に〇日間！！ということはできません。
自分自身でどのぐらいで鼻毛が伸びて来るか
分かると思いますから、
最適なタイミングをうまく、見つけていきましょう。
まとめ
鼻毛を手で抜いてしまうことは
危険を伴う行為なので、
面倒でも、ちゃんと処理をすることが
大切になります。
確かに、面倒臭いですし、
何でこんなもの…と思う気持ちは
分かるのですが、
ちゃんと、ホコリやウイルスなどから
鼻を守ってくれている、という役割が
ありますから、
多少面倒であっても我慢して、
しっかりと処理していきましょう。
繰り返しになりますが
「抜く」のではなく「切る」のであれば
問題はありません。
「抜く」と「切る」では全然違いますからね。
ただ、当然ですがハサミなどを使う場合は
自分の皮膚を切ってしまったりしないように
気を付けつつ、利用していくことは、大事になります。
