出戻りアルバイトを採用!メリットとデメリットは?

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店員Kです!

アルバイトさんの中には、
一度は退職したけれど、
もう一度その場所に戻りたい!と言ってくる人も
時にはいます。

私も、何度かそういうアルバイトスタッフさんを見たことがあります。

しかしながら、そういった”出戻り”アルバイトスタッフさんにも、
良いところ・悪い所があるのは事実です。

それらを良く踏まえた上で、再度採用するのかどうかを
しっかりと決める必要があるかと思います。

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出戻りのスタッフのメリットとデメリット

一度退職したのに戻ってくる。
それには色々な理由があるかと思います。

一度はアルバイトを辞めてみたものの、
やっぱり自分にはこの場所が一番合っている、と
思ったパターンや、
何かを始めようと挑戦してみたものの、
それが上手くいかずに、結局、元のアルバイト先に
戻ろうとするパターンなどなど、色々です。

人それぞれ、色々な事情があるのでしょう。
まぁ、いずれにせよ、戻ってきてくれるのであれば
バイト先としては戦力になることはたしかだとは
思います。
既に、一度経験があるわけですからね。

では、出戻りアルバイトのメリットとデメリットとして
考えられることをそれぞれ解説していきましょう。

仕事は最初から出来る

まず、出戻りだと言うことは、過去に一度、
その場所で仕事をしていた経験がある、
ということになりますね。

と、すればその人が居なくなっていた間に
新しいことがバイト先で始まっていれば別ですが、
それでも、基本的な作業に関しては最初から
全て出来る状態、というわけです。

もちろん、時間が経っていればある程度のことは
忘れてしまっている可能性も十分に
考えられはするのですが、
それでも、新しいアルバイトスタッフさんを採用
したときのように、1から全てを教える必要がなく、
即戦力として、アルバイト先に迎え入れることが
できるのは、大きな要素ではあるかと思います。

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人間的にもよく分かっている

一度採用していた、とういうことは、
人間的にはどのような人間だか良く分かっているはずです。

どの程度の仕事能力なのか、
どの程度の人間性なのか、
周囲との人間関係はどうか。

この辺りも、責任者が同じであれば把握しているでしょう。
たまに、豹変してしまう人も居ますが、基本的には
そのようなことは無いはずなので、
その点も安心して採用できるかと思います。

新規アルバイト採用の際には、真面目だと思って
採用したら、とんでもない人だった!みたいなこともあるので、
ある程度人物像が分かっている人間を再度採用できる、
ということは、とても大きな強みなのです。

人間関係的には難しい一面も

出戻りのアルバイトを迎え入れると、
人間関係で少しトラブルが起きる可能性があります。
出戻りするアルバイトスタッフさんが辞めたあとに、
恐らく何人か、別のアルバイトスタッフさんを
採用しているかと思います。

そういう人たちからすれば「誰だお前」状態なのは
否めないでしょう。
後からやってきて、前から居た感じの風を
出されて先輩風を出されたら、中には面白くないな、
と思う人も居る可能性はあります。

出戻りしていたアルバイトスタッフさんの人間性に
よっても、この辺りの部分で引っかかることになるか、否かが
決まるのはないかと思います。

手続きを簡略化できる?

出戻りであれば、場合によっては、手続きを
簡略化できる場合もあります。
例えば、バイトに戻りたい、と言われた際に、
あなたがそれを良しとして、採用することに決めたのであれば
面接はしない、もしくは形式的な面接だけをして
終わらせることもできます。

流石にチェーン店系のアルバイトの場合は、それ以上の簡略化は
難しいかとは思いますが
(会社に提出する書類などは基本的には書き直しになるはずです)
それでも、新規の人間を採用するよりは、手続きも全体的に
楽であるかとは思います。

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可能性を捨てることにはなる…?

出戻りのアルバイトスタッフさんを
招き入れる、ということはあくまでも、
仕事能力や人物的には既に分かっているわけです。
基本的にはそれ以上でも、それ以下でもありません。

もしかしたら、新しいアルバイトスタッフさんを採用
する道を選んでいたならば、その出戻りのアルバイトスタッフさんよりも
優秀な人材を引き当てることができた可能性も
否定は出来ない事実です。

このあたりは、何とも言えませんが、
そういう意味では、出戻りのアルバイトスタッフさんを採用する、
ということは”可能性を捨てる”ということでも
あるのかもしれません。

人によってはまた短期間で辞める可能性も

一度出戻りしたアルバイトスタッフさんは、
「もしもまた辞めても、またいざとなったら出戻りできる」
という考えになってしまう可能性も0ではありません。
そうなると、また違うやりたいことが見つかった場合に、
勝算なしに、そちらの方に挑戦して、退職する
可能性も0ではありません。

もちろん、出戻りのアルバイトスタッフさんにも
色々な人がいますから、なんとも言えませんが、
出戻り後にも、短期間でまた別の道を見つけて
すぐに辞めてしまう!なんてことも考えられなくは
ないのです。

ある意味では、コロコロと気が変わりやすい人である
可能性はぬぐえないので、そこのところは
頭の中に入れておく必要はあるかと思います。

会社が難色を示す可能性

出戻りのアルバイトに会社が難色を
示す可能性も0ではありません。
実際に「その子、一回辞めたよね?」と
言われているケースも見たことがあります。

ただ、会社側が各店のアルバイトの状況まで
いちいち覚えていない可能性も多く、
何も言わずに、名前と履歴書だけ送って
”この人を採用します!”と言えば、気づかずに
そのまま通る可能性は充分にあります(笑)

何年経っても、アルバイトスタッフさんの
名前を憶えない上層部も多いですから、
実際のところは、出戻りのアルバイトさんを
採用しようとしても、何も言われない可能性が
非常に高いかとは思います。

ただ、実際に「え?」みたいな感じで
言われたケースはあるので、
そういう可能性も0ではない、ということだけは
覚えておくと良いかもしれませんね。

理由は聞いておいた方が良い?

一度辞めたアルバイト先に戻ってくる、
ということは、やはりそれなり理由があるかと思います。
何の理由もなく、一度辞めたアルバイト先に戻ってくる、
ということは基本的には無いはずですからね。

なので、出戻りの理由は聞いておいた方が
良いかと思います。
特に深い理由ではない人も居れば、何らかの難しい理由で
ある人も居るかもしれません。
一応、確認しておいた方が良いでしょう。

人数的に不要な際は断ることも大事

出戻りしたい、と希望している人がいたとしても、
既にアルバイト採用枠が、別の人を採用していて埋まっていたり、
枠は決まってないけれど、人員的には足りている!という際は
無理して採用しない方が良いです。
情はあるかもしれませんが、そこはグッと堪えてください。

どうしてもの場合は、次に欠員が出たら連絡する、だとか
そのぐらいの対応に留めておく方が良いかと思います。

まとめ

アルバイトスタッフさんの出戻り、
基本的にはすぐに戦力になってくれると思いますし、
悪いお話ではないかと思います。

ただし、いくつか気を付けるべき点だとか、
マイナスになりうる要素も、全くないわけではないので、
そのあたりの点については、しっかりと注意して
認識しておくことをおすすめします。

ただ単に何も考えずに「あ~いいよいいよ」みたいな感じは
望ましくありません。
出戻りの希望があったとしても、まずは慎重に判断しましょう!

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