DVDやブルーレイが売れない理由とは?理由を考えてみた!

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店員Kです!

DVDやブルーレイも、今の時代では
売れなくなりつつあります。
映画のDVDやブルーレイでも、
アニメのDVDやブルーレイでも、
テレビドラマなどのものでも、その傾向は同じです。

では、何故それらが売れなくなっているのでしょうか。

何の理由もなく、売れなくなる、ということはありません。
物事には必ず理由というものが存在します。

今回は、DVDやブルーレイが売れなくなった理由に
ついて、考えてみましょう。

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DVDやブルーレイが売れなくなった理由とは?

DVDやブルーレイが売れなくなってしまった理由とは一体何か。
理由としては、色々と考えられます。
まぁ、買わなくなった理由は人それぞれでしょうし、
時代の流れ、というのもあるのだとは思います。

実際に、私も中古のDVDやブルーレイの買取などを
行っている店舗で勤務した経験もありますが、
ごく一部の作品を除いて、なかなか売れないものでした。
数百円で販売していたとしても、です。

では、その理由とは何なのでしょうか。
一つ一つ、考えていきたいと思います。

①レンタルの存在

ブルーレイやDVDと言えば、レンタルですよね。
正直なところ、一度見るだけであれば、レンタルで足りてしまう、
という人が圧倒的なのではないでしょうか。
実際のところ、私もブルーレイなどをいくつか購入したことがありますが、
何度も見るのって、最初だけなことがほとんどです。
せっかく買っても、そのうち、しまいこんでしまう…
それであれば、レンタルブルーレイやDVDだってほとんど変わらないわけですし、
そういう考えの方も多いのではないでしょうか。

また、見たい作品がたくさんある人にとって、
ブルーレイやDVDをいくつも買うのは、コスト的にもかなり苦しいかと思います。
レンタルと購入の金額差は圧倒的ですから、
レンタルに人が流れていくのも、仕方のないことではないでしょうか。

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②定価が高すぎる

ブルーレイやDVDって大体ひとつ5000円ぐらいするものも多いです。
限定版なんかを買えば、もっと高くなります。
正直言って、金額的にはかなり高いですよね。
さらに、アニメやドラマの場合、ブルーレイやDVD1枚では済まず、
第1巻、第2巻、というように何個も何個も発売されます。
全部集めれば数万円はするでしょう。

これは、金額的にはかなり厳しいかと思います。
よほどのファンでなければ「買うか!」とはならないのではないでしょうか。
確かに、特典映像などは魅力かもしれませんが
とってつけたようなものも多いですし、
たくさん見たい作品がある人にとっては、1つあたり数千円出すのは
非常に苦しいものがあるかと思います。

と、すればレンタルや、これから紹介していくものに流れていくのは
必然と言えると思いますし、仕方のないことなのではないでしょうか。

③配信サービスの存在

時代の流れで、ブルーレイやDVDに限らず、どんな商品でも、
カタチのない販売体系に変わろうとしています。
ゲームもそうですし、音楽CDもそうです。
ダウンロードや配信と言った形式にシフトしつつあり、
それは、映像に関しても例外ではありません。

月額〇〇円で!みたいなサービスが今ではいくつか存在しており、
そういったもので視聴した方が、ブルーレイなどを購入するよりも
遥かに安く見ることができる!というのもまた事実です。

音楽などに関しても、CDは売れなくなりつつあり、
CDの販売店もどんどん閉店するなどして、消滅しているのが現実です。
ブルーレイも、今のままでは、配信サービスなどに勝てずに
今後さらに衰退が進むのではないでしょうか。

④動画サイトの存在

動画サイトの存在も、ブルーレイやDVDが売れなくなる要因の
1つと言えますね。
上の配信サービスとは違い、無料動画サイトや、海外の動作サイトなどに
過去の映画やドラマなどが丸ごと出ていることもあります。
違法なアップに対して、対応がちゃんと出来ていない、というのも
事実なのでしょう。
次から次へと出てきますし、対応が難しい、ということなのだと思いますが…。

ただ、動画サイトで見るだけで満足してしまう人が
居る、というのもまた紛れもない事実だと思います。
これは違法な動画だ!と見ない人も居るとは思いますが
「あ、ネットに載ってるぞ!ラッキー!」ぐらいの気持ちで
見る人も居ると思いますから…

動画サイトに映画やアニメなどがアップされる限り、
ブルーレイやDVDなどの業界への打撃は
避けられないものだと思います。

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⑤中古の存在

中古品の存在も多少は打撃になっているかと思います。
ブルーレイやDVDは、モノによっては、すぐに値段が下落
するものもあります。
逆にプレミアがつくようなものもありますが、
ネットオークションなどで、数百円レベルで販売されているものが
あるのもまた事実です。

少し待てば安くなる。
そう思えば待つのが人間心理というものですよね。
中古品の存在もまた、ブルーレイやDVDの新品の売上を
落とす原因にはなっていると思います。

とは言え、私も中古は買いますし、
リサイクルの観点から考えても、中古は悪い事ではないと思いますけどね…。
(メーカーからすればたまったものではないと思いますが
中古=悪、ということではないと思います)

⑥お金や時間に余裕がない

ブルーレイやDVDに限らず、色々な娯楽関係の売上が
落ちてきているのもまた事実だと思います。
その理由の一つとして考えられるのが
「お金」にも「時間」にも余裕がない、ということでしょうか。

お金に余裕がない人にとって、ブルーレイやDVDを買うのは
なかなか厳しいものがあるでしょう。
これまでにも紹介してきた、他の手段に人が流れるのも
仕方のないことだと思います。

また、時間に関してもそうです。
ブラック企業と呼ばれる企業で勤務している人や、
フリーターとして掛け持ちでギリギリの生活を送っている人などは
ブルーレイを楽しむ余裕も時間も無いのです。

こういった現状が、ブルーレイやDVDに限らず、
若者の〇〇離れと呼ばれる現象を引き起こしているのではないでしょうか。
若者が離れれば、当然、購買層の一部が居なくなるわけですから、
売上的にダウンしてしまうのは、仕方のないことなのではないでしょうか!

⑦テレビでの再放送やネタバレ

映画やドラマってテレビで再放送されることも多いです。
流石にブルーレイなどの発売よりは大分遅れますが、
待てる人であれば、待つ人も多いでしょう。
実際に私も、某怪獣映画のブルーレイを飼おうとしましたが
「テレビでやるだろう」と考えて、購入をやめたことがあります。

また、ネットなどでは、物語の結末がネタバレされていることも多いです。
中には画像つきで解説しているようなサイトもあります。
そういったサイトを読んでいると、内容も分かってしまいますから
わざわざ実際に見なくても、もう十分かな…と思ってしまう、というのは
事実としてあることだと思います。
このあたりも、難しいところですね。

まとめ

ブルーレイやDVDの売上を伸ばす方法としては
「発売日をさらに早めること」や「販売価格をさらに下げること」でしょうか。
ブルーレイやDVDの業界に通じているわけではないので、
どのぐらいの価格帯で利益が出るのか、とかそういう面はちょっと
分かりませんが、そういう部分を除いて考えるのであれば
やはり価格を下げたりするぐらいしか方法はないのではないでしょうか。

あとはやはり、配信などに移行することでしょうか。

とは言え、ディスクとして発売されるブルーレイやDVDが好きだ!
という人は必ず存在するはずです。
需要と供給のバランスを取る…難しい事ですね。

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