上司から責任転嫁された場合はどうすればいいの?

この記事は約6分で読めます。

店員Kです!

世の中は”綺麗ごとだけ”では済みません。
特に、会社で働くと、色々な汚いものも
見ることになるでしょう。

ですが、そんな世の中でも、
かしこく生きていかなくてはなりません。

会社に居ると、時に
「上司のミスを押し付けられること」などもあります。
私も、アルバイトの時代に、店長のミスを
押し付けられた経験があります。

そんな時はどうすれば良いのか。
今回は、この点について、書いていきましょう。

スポンサーリンク

上司からの責任転嫁への対応方法!

理想としては「上司が責任を取る」ことです。
部下への責任の押し付けなんてしてはいけません。

そして、上司から責任を押し付けられたら、
本来、その責任を被るべきではありません。

が、それは理想論です。
この世の中は、そんなに綺麗な世界じゃない。
私も、理想をお話すれば、上司が部下に責任を
押し付けることなんて絶対にあってはならないと思いますし、
部下の立場であっても、押し付けられた責任をそのまま
飲み込むべきではないと思います。

ですが、世の中には、そういう上司だけではありませんし、
実際に責任を押し付ける上司も居ます。
そして、”そうせざるを得ない上司”(さらに上からの圧力などによって)
も居るのも事実でしょう。

そして、部下の立場であっても、
それを飲み込まなければならないような
状況もあるでしょう。
世の中とは、綺麗ごとだけではすまないのが現実です。
イヤな世の中だなぁ、と思うのですが、
どうにもならない部分もあります…。

責任転嫁された場合、どうすれば良いのか、見て行きましょう。

上司に反論する

責任転嫁された場合の、対処法の一つは、その責任転嫁を
しようとしている「上司に反論すること」です。
もっとも普通の方法ではあるのですが、
”それが出来れば苦労はしない”と思う人も多いのではないでしょうか。

確かに、その通りです。
それが出来ない状況の人間も多いですよね。
上司の責任転嫁に対して反論をすれば、
逆に自分の立場を悪くしてしまう可能性もあります。
理不尽なものですが、それが今の社会です。

自分の立場を賭けてでも、常時に一言もの申したい!
という場合か、何らかの勝算がある場合以外は
この方法を使うことはおすすめはできません。

そもそも、上司に対して直接反論して、「ごめんね」
なんていう風になる可能性はとても低いです。
反論して「ごめんね」なんてなるぐらいであれば、
最初から責任転嫁なんてしないでしょうから…。

直接反論するのが立場的に難しい場合は、
別の方法を使いましょう

スポンサーリンク

別の上司に相談する

上司から責任転嫁をされた場合、もしも相談できる相手が
居るのであれば、なるべく早い段階で、
“責任転嫁してきた上司”とは”別の上司”に相談するように
してください。
相談する”別の上司”が”責任転嫁してきた上司”よりも
上の立場であれば、尚更有利になります。

責任転嫁をされた場合、時間との勝負です。
ミスの程度などにもよりますが、
相手に”こいつがミスをした”と広めきられたあとでは、
たとえ誰かに相談したとしても、
どうにもならない可能性は十分にあります。

なので、相談できる”別の上司”が居るのであれば、
なるべく迅速に、その上司に対して相談を持ちかけるように
しておきたいものです。

証拠を用意する

もしも、上司との責任転嫁と、なんらかの方法で戦うのであれば、
“証拠”を用意することが重要です。
証拠が無ければ、いかに周囲の人に
「ミスを押し付けられた」ことを主張するにしても、
上手く上司に丸め込まれてしまう可能性があるのです。

そうなってしまわないために、大切なことが
”決定的な証拠の用意”なのです。
決定的な証拠があれば上司も言い逃れを
することは難しくなります。

逆に、証拠が無いと、
上司も社会経験はある程度あるでしょうから、
部下に罪を擦り付ける点においてはすぐれているかと思います。

責任転嫁をするような人は”世渡り上手”
(それが良いか悪いかはおいておいて…)な、
人も多いのです。

なので、客観的に見て相手が言い逃れすることができないような
決定的な証拠を用意しておくことが、必要になるのです。
なかなか難しい事だとは思いますが
”決定的な証拠”が用意できない場合は、慎重に行動することが
必要になってきます。

同僚に相談する

自分の立場がアルバイトだったとしても、正社員だったとしても、
一緒に働いている仲間が居る場合は、同僚に相談するのも
1つの方法です。
立場的に、責任転嫁をしてくる上司と直接戦うのは
難しかったとしても、仲間を集めることができれば
対抗することができるかもしれません。

どんなに、圧力で都合の悪い事を押しついぶそうと
したところで、大勢の声が上がれば、会社としても、
上司としても無視することはできないでしょう。
同僚が力を貸してくれることが前提条件では
ありますが、仲間に声かけをして、相談することもまた、
1つの方法になります

スポンサーリンク

相談する部署があれば…?

上司が部下に責任転嫁をする、ということは
一種のパワハラの類だと思います。

会社によっては、そういったことを相談できる部署や
仕組みが整っているところもあるかと思います。

そういう仕組みがあるだけで、実際には機能していない、
なんていう会社も存在するかとは思いますが、
様子を見てみて、力になってくれそうであれば、
利用してみるのも一つの方法です。

ただし、必ず役に立つかどうかは分かりませんし、
酷い場合だと、責任転嫁の上司の味方につくような
ところもあるので、この点は注意が必要です。

冷たい現実に耐える…?

中には、上司からの責任転嫁を、堪えて
自分のミスとして受け入れて、そのまま謝る人も存在します。

私は、こういうことはあってはならないことだと思うのですが
自分の立場上や、生活がかかっているという観点から、
屈辱に耐えながら、人のミスを自分のものとして受け入れる方法を
選ぶ人も実際に居ます。
早期の出世を狙っていたり、もしも上司と対立して、生活が壊れてしまったら、
という最悪のケースを想定していたり、言いだせなかったり…
色々な理由はあるかと思います。

人生は人それぞれですし、やむを得ないこともあるでしょう。
社会ってそういう汚い側面があるものですからね…。

もしも、何らかの理由で、上司からの責任転嫁を飲み込むポイントとしては、
・謝るのであれば誠心誠意謝る
・途中でコロコロと言い分を変えない(否定するなら最初から否定する)
・上司が責任転嫁をするのをクセにならないようにする
・自分に無理をし過ぎないようにする

と、いうあたりでしょうか。
一応、誤解のないように書いておくと、私は責任転嫁されることを我慢しろ、と
言っているわけではありません。
「どうしても責任転嫁を受け入れるしかない状況」にある場合、
に限って↑のような点に気を付けましょう、という意味です。

本当に、自分の生活環境などから、
どうしようもないことも世の中にはあるのです。
そんな場合は、上のようなポイントに注意しつつ、
その場はグッと耐えるしかありません…。

まとめ

上司からの責任転嫁。
本当に腹が立つものですよね。
が、会社の汚い部分が起因となったり、
そもそも上司自身がうす汚い性格だったり、
色々なことが原因となって、
そういうことは実際に行われていることです。

悲しい事ではありますが、
実際に責任転嫁されて、悔しい思いをしながら
それを飲み込んだ人も、世の中にはたくさんいるでしょう。

もしも自分が責任転嫁されたらどのような対応をとるのか。
その時その時で、自分や周囲の状況を考えつつ、
行動していきましょう!

タイトルとURLをコピーしました