部活の顧問や先生からの暴言や問題行為にどう対応すれば?

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学生の皆様は部活動に毎日取り組んでいる人も
いるかと思います。
スポーツ系の部活だったり、文科系の部活だったり、
何の部活に取り組むかは人それぞれですし、
部活はやっていない!という人もいるかと思います。

しかし、部活をやっている人にとって、悩みになりかねないことの
一つが部活の「顧問」の存在です。
学校によって呼び方は違うと思いますが、
基本的には生徒だけではなく、
学校の先生だったり、もしくは外部から呼ばれた講師の人が
部活の担当をしているかと思います。

が、先生でも、外部からの行使でも、相手は人間です。
相手の言っていることが全て正しいとは限りませんし、
時として、部活の顧問からの暴力や暴言などが
問題になる場合もあるのです。

今回は部活の顧問から、暴言を受けたり、
悪質な行為の強要をされたりすることも
実際にあるかと思います。

そんな場合、どのように対処していけば良いのか。
その点について、今回はまとめていきます。

全て言いなりではいけない

まず、部活の顧問から、悪質な指示等があった場合、
何でもかんでも言いなりになれば良い、というわけではありません。
時に、世間的に問題のある行為を指示してくる顧問も居るでしょう。

ですが、それに従っていてはいけないのです。
もちろん、顧問に逆らう、ということは簡単なことではありません。
場合によっては部活を退部にさせられたりだとか、
そんなあくどい行動に出る顧問も居ます。

しかし、それでも悪質行為などを強要された際に
それに従うことはあってはなりません。
たとえ、指示であっても悪質な行為や犯罪行為を行えば、
罪に問われる可能性もありますし、将来を失う可能性もあります。
顧問の指示に盲目に従うだけではなく、
ちゃんと、自分の力で指示について考えることも大切になります。

何かあったときに「顧問に指示されたから」というのも
わかりますが、それでも自分にも責任が発生します。
もちろん、悪質な指示をした顧問に責任があるのも事実ですが、
自分にも責任が発生するというのも事実。
この点は、忘れないようにしましょう。

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他の先生に相談する

部活の顧問の先生から暴力や暴言等の行為があった場合は、
他の先生に相談するようにしましょう。
ただし、顧問は大人です。
大人の汚い世渡り術を身に付けている可能性が高く、
他の先生に助けを求めても、
上手くごまかされる可能もあります。

そうならないためにも、
どうにもならない場合は仕方がありませんが、
”証拠”を確保できる場合は、証拠を確保することを
おすすめします。

証拠があれば部活の顧問が言い訳をしたところで
どうにもなりません。
難しいかとは思いますが、裁量なのは顧問の暴力や暴言を
”記録”することです。
録画でも、録音でも構いません。

それが難しい場合は、証言でも構いません。
部活の他の生徒に相談して
証言してもらうようにしましょう。

複数の生徒から顧問の暴力や暴言の証言があればあるほど、
顧問も言い逃れをするのが難しくなります。

先生に相談しても効果が出ない場合は、
複数の先生への相談を考えてみるのも手段の一つです。
なるべく親身になって動いてくれそうな先生に対して
相談するのが一番良いかと思います。

保護者に相談する

先生への相談が難しかったり、
先生に相談しても、効果が無ければ、
先生への相談を諦めるしかありません。

その場合は、保護者の方に相談してみましょう。
保護者の方は学校に直接居るわけではないですから、
なかなか対応は難しいかとは思いますが、
それでも生徒一人で塞ぎこんでしまうより、
はるかに良いのは確かです。

保護者の方としっかりと情報交換を行い、
コミニュケーションを取りながら事態に
対応していきましょう。

友達に相談する

もしも先生にも、保護者にも相談できないのであれば、
同級生に相談してしてみましょう。
同じ部活内で相談できる人が居るのであれば、
それが一番良いです。

ただし、あくまでも同じ生徒間ですから、
できることには限りがあります。
顧問の先生となれば、生徒一人二人など
丸め込むことができてしまう可能性も高いです。

そのため、生徒間で立ち向かうのであれば
色々な生徒に相談して、とにかく仲間を
集めることです。
仲間を集めることによって、一人ひとりの力が
弱かったとしても、
次第に大きな力へと変わっていきます。

大きな力となれば、顧問の先生も、
学校側にしても、無視できない動きになっていきます。
生徒間で相談して、立ち向かう場合は
”仲間を集める”こと。
これが大切です。

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とにかく誰にでも相談してみる

先生にも、保護者にも、生徒にも相談できない場合、
とにかく誰にでも相談してみることが大切です。
一人でふさぎ込めば、どんどん悪循環になっていく可能性が
高いです。
とにかく、誰でも良いので、相談できる人、
相談できる場所があれば、相談してみることです。

保護者じゃなくても、親戚でも良いですし、
例え兄弟であっても、話をできるだけでも、
気は楽になるかと思います。
とにかく、一人にでも相談できれば少しでも
気分は晴れるはずです。

部活を辞めてしまうのも一つの方法

部活を続けたい…!という意思が無かったり
「どうしようかな」と思うのであれば、
部活を辞めてしまうのも一つの方法です。
部活を辞めてしまえば、部活の顧問とは接点が
なくなる可能性も高いですし、
暴力や暴言からも解放されるはずです。

ただ、部活を辞めてもその顧問が担任だったり、
教科を担当している場合は、注意する必要があります。
先生も人間ですから、何らかの嫌がらせを
してくる可能性も0ではありません。
その場合は、他の人に相談する必要があります。

しかしながら、部活はどうしても続けたい!という場合は
部活を辞めてしまうわけにはいかないでしょうから、
別の方法を使う必要があります

警察に相談も?

部活の顧問による暴力行為があるのであれば、
それはもう犯罪行為です。
どんな理由であれば、暴力を振るうことは許されません。

もしも、暴力によって、怪我をしたりしてしまった場合は、
病院で必ず診断書を貰うことが大切です。
暴力の証明にもなりますからね。

また、場合によっては”暴力行為”がある場合、
警察に相談することも視野に入れてみてください。
ここまで行かずに対処できるのが一番良いのですが、
そうも行かない場合は、やはり警察に相談するしかないでしょう。

一人で抱え込まない!

もっとも大事なことは「一人で抱え込まない」ということですね。
これが一番大切です。
一人で顧問からの暴力や暴言に耐えないこと。
これだけは忘れないようにしてください。

基本的に、そういう暴力や暴言を生徒に対してする人は
最終的に「自分が一番可愛い」人です。
そのため、暴言や暴力が明るみにでることを基本的には
嫌います。
自分の立場が可愛い人が恐れることは
周囲に自分の行為がばれてしまうことです。

自分より立場の弱い人に対して強気に出ている人間は、
自分より立場の強い人間に弱いです。
だからこそ、周囲に相談して、その顧問よりも強い立場の
人間から、抑え付けてもらう方法が、最良なのです。

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まとめ

部活の顧問の先生や講師の方は
どうしても、その部活の中では”絶大な力”を持ってしまいがちです。
何でもかんでも、自分でコントロールできてしまいますからね…。

場合によっては、部活に参加している皆様に対して、
とても酷い言葉を投げかけたりだとか、
暴力を振るうような酷い人が居るのも事実でしょう。

そんな場合どうするべきかどうか。
やはり、まずは誰かに相談するべきです。
学生の皆様一人ひとりの力は、悪質な顧問の先生が
相手の場合、簡単に丸め込まれてしまいます。

ですが、皆様にも、手はあります。
まずは誰かに相談できるのであれば
相談することからはじめるのが良いかと思います。

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