学校の先生から”嫌がらせ”や”いじめ”を受けてしまった…
そんな場合はどうすれば良いのでしょうか。
”学校の先生”は、本来、”いじめ”から生徒を守るべき立場にいる人間ですが、
先生もロボットではなく人間であるため、
中には守るべき教え子に自らいやがらせをしてしまったり、
いじめに走ってしまうような人も、残念ながら存在しています。
では、もしも自分自身が先生から嫌がらせや”いじめ”を
受けてしまった場合にはどうすれば良いのでしょうか。
先生から嫌がらせやいじめを受けてしまった場合の
対処方法を解説していきます。
先生も必ず正しいとは限らない
大事なポイントとして
”先生”も必ず全てが正しいとは限らない、ということは
しっかりと覚えておく必要があります。
特に、小さい頃であればあるほど、
人は”先生は正しい存在”だと思っていることも多いですが
実際のところは、
”多くの先生はちゃんとしているけれど、全員が正しいとは限らない”
というのが答えで、
中には悪い先生(間違ったことばかりする先生)もいます。
そのため、先生であっても、
いじめをしたり、嫌がらせをしてくる人も中にはいるのです。
もしも、自分が先生にそういうことをされるようになってしまった場合、
”先生が正しくて、自分が悪いんだ”と思い込んでしまうのではなく、
本当に先生が理不尽なことをしてきているのであれば
しっかりと”対応”をしていくことが大事になります。
先生が正しいと思い込んでしまうと、
本当は”先生が悪いことをしている場合”でも、
”自分が悪いんだ”と思ってしまうこともあるかと思いますから
そうなってしまわないように、自分でしっかりと注意をしていく必要があります。
まずは原因を考える
先生からのいじめ・嫌がらせを受けている原因は何か。
まず、先生からいじめを受けていると感じた場合、
これを考えてみましょう。
もちろん、先生が本当にいじめ・嫌がらせをしているのであれば
それは先生が”悪い”ですし、いかなる理由があったとしても
先生が生徒をいじめる・嫌がらせをする、そう言った行為は
許されることではありません。
一方で、例えばこれまで先生に反抗的な態度ばかり取っていた場合や
いつも不真面目なことばかりしていたような場合、
先生がいじめ・嫌がらせをするのは論外であり、許されないことですが
その”原因”を作ってしまったのは自分自身でもあります。
この場合は”可能であれば”態度を改めたり、先生と話し合って
(自分の悪かった部分に関しては)謝ることで、
和解できる可能性、先生の態度が改まる可能性もあるので、
”自分に悪い部分があることを自覚している場合”は、
その点は改善するようにしましょう。
ただ、先生からのいじめ・嫌がらせを受ける人の多くは
”そういう思い当たることがない場合”も多いと思いますので、
思い当たることがない場合(先生から一方的に嫌がらせなどを受けている場合)は、
しっかりと各自で対処が必要になります。
自分一人で対応するのは”生徒”と”先生”の立場だと、
なかなか難しいものがあり、
”先生”の立場を利用されてしまうと、
自分は悪くないのに、悪者扱いされてしまうような
可能性も大いに考えられますから、
そのような状況に陥ることを防ぐ意味でも、
周囲に助けを求めるようにしましょう。
保護者に相談する
先生からのいじめ・嫌がらせを受けた際に
まず、助けになってくれる候補のひとつが
”両親”になりますね。
先生にとって”保護者からの正当なクレーム”というものは
厄介なもので、場合によっては立場を大きく悪くするものになりますから、
保護者に”先生のいじめ”を相談することで、
先生にダメージを与えることができます。
先生から”逆怨み”される可能性も0ではありませんが、
”何度でも保護者に言う”という姿勢を示せば
いじめをしている先生も委縮しますし、
問題になっているのに、いじめ・嫌がらせを繰り返せば
最後にはその先生は処分されることになります。
ですので、先生からいじめや嫌がらせを受けている場合は
躊躇せずに保護者の方に相談して、
場合によっては力を貸してもらう、ということが大事です。
普段から保護者の方との関係性があまりよくなかったりすると
なかなか難しいこともあるかもしれませんが
先生から嫌がらせを受けている場合の心強い味方になってくれる
可能性のある存在であることには間違いないので、
必要であれば、相談することをおすすめします。
なお、”自分が言っても親が信じてくれない”場合や
先生の口が上手くて、親が騙されてしまいそうな場合は
”先生から嫌がらせ・いじめを受けている証拠”を確保した上で
相談することがポイントです。
写真でも動画でも音声でも良いので、
”いじめの証拠”を確保できるなら、確保しましょう。
他の先生に相談する
保護者の方への相談が難しい場合や、
”こっちの方が自分としては楽”と感じる場合は、
”いじめ・嫌がらせをしてきている先生以外”の先生に
相談してみることもひとつのポイントです。
大人になれば分かると思いますが
”先生”にとって”他の先生に悪事がバレる”ということは
非常に気まずく、弱点となることで
”ダメージもかなり大きい”ものになります。
特に、あなたに対して嫌がらせをしてきている先生よりも
”年齢・立場が上だと思われる先生”に報告をすることで、
その先生に甚大なダメージを与えることができ、
先生からのいじめ・嫌がらせが解決する可能性も
飛躍的に高まります。
先生にも当然、上下関係がありますから
年上の先生だったり、立場が上の先生にいじめのことを相談することで、
相当気まずい思いをさせることができ、大きなダメージを与えることができます。
いじめ・嫌がらせをしてくる先生に”大きなダメージ”を
与えることで(物理的な意味ではないので勘違いしないように注意です)
いじめなどが解決に向かう可能性もありますから、
・いじめなどをしてくる先生よりも年上の先生
・いじめなどをしてくる先生よりも立場が上の先生
・その先生と仲良い感じにはあまり見えない先生
を狙って、相談していくと良いと思います。
(一番最後は、先生同士が仲良しだったりすると、
相談しても、”いじめをしてくる先生”を、”相談した先生”が
庇う可能性もあるので、その点は注意が必要です)
教育委員会や友達も選択肢
基本的には「保護者」か「他の先生」に相談するのが
ベストですが、下記のような部分も選択肢にはなります。
・友達
信頼できる友達がいるのであれば
その相手に相談し、味方をつくっておくとよいでしょう。
ただ、先生相手なので保護者や他の先生への相談と比べると
相手へのダメージは低くなります。
・教育委員会
決定的な証拠は必要ですが、学校ではなく
教育委員会などに保護者を通じて相談するのも方法です。
先生に対して”非常に強力な力”を発揮するでしょう。
・SNS
これも決定的な証拠があるのであれば
SNSで、”こういうことをされている”と相談するのも方法です。
話題が広がるなどすれば学校側が”対応せざるを得ない”状態になります。
ただし、”先生の個人情報を晒す”などやり過ぎた行為をすれば
逆に自分が問題になってしまうために、その点の加減は
注意が必要になります。
まとめ
先生から、「いじめ」や「嫌がらせ」を受けてしまった場合に関しては
自分一人で解決するのはなかなか難しい部分も
あると思いますから、一人で抱え込まずに、
保護者の方や、他の先生などに相談、
上手く対応していくことが重要になります。
くれぐれも、一人で抱え込まないように、注意しましょう!
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