遅刻する人が他の人の遅刻を指摘しても説得力が無い!

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店員Kです!

皆様は自分が遅刻したときに、
人から遅刻について注意されたことはありませんか?

学校であれば先生に、
バイト先であれば店長に、
会社であれば上司に…。

遅刻を経験したことのある人であれば
誰かに怒られた!という経験も一度はあると思います。

ですが…
もしも注意してきた相手が”遅刻常習者”だったら?

呆れてしまいませんか?
(もちろん、注意される側も遅刻しているわけですから、
反省すべき点はありますが)

今回は”遅刻を注意する人”は、
”遅刻してはならない”ということをお話します

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遅刻常習者が遅刻を指摘する資格はない

自分がしょっちゅう遅刻しているのに、人の遅刻を
指摘する資格があるのかどうか。

まぁ、上司や先生など、遅刻を指摘するのも仕事の一つで
ある人であれば、
例え、自分が遅刻の常習者だったとしても、
遅刻について注意や指摘をしないといけない場面もあるでしょう。

しかしながら、
遅刻を日常的にしている人から「遅刻をするな!」なんて
言われても、説得力を感じないのもまた事実。
まさに「お前が言うな」という状態なわけです。

実際にあった例…

私のアルバイト時代の店長の一人は、よく遅刻をしていました。

開店が11時のお店だったので、開店準備なども含めて、
出勤する時間は10時30分。
しかしながら、その店長は、ほとんどの日、数分遅刻、
最悪の場合、開店時間の11時を過ぎても
店に来ないことすらありました。
しかも、自分の立場に甘えているのか、遅刻の連絡すらなし。
これじゃ、事故にでも巻き込まれたのか、単なる遅刻なのかも
分かりません。

ちなみに、私は当時、アルバイトでしたが
店の鍵を預かっていたので、店長が遅刻しても店に
入ることができましたが、他のアルバイトスタッフさんに
関しては、店の鍵を持っていなかったので
店長が遅刻した場合は、店の前で立って待たされるという
最悪の展開でした。

店の前は屋根もないので、雨や雪の日はもう、本当に
最悪だったようです。

そんな店長も、アルバイトスタッフさん(特に嫌いな人)には
とても厳しく、2分の遅刻で(2分の遅刻もしてはいけないことですけど)
ネチネチ言い続けたりと、酷い有様でした。
もちろん、自分が遅刻していないのであれば、1分の遅刻だろうと
注意はするべきです。
ですが、この店長の場合は言葉に説得力がまるでありませんでした。
自分も遅刻しているわけですからね。

さらに、バイト面接で3分遅刻した人にも
「遅刻したから面接やりません」と言っていました。
これも正しいことですが、この店長に対しては
「お前が言うな」と思いましたね。
自分は遅刻しているくせに…と、そうなってしまうわけです。

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説得力がまるでなくなる

遅刻はいけないことです。
注意するのも当然のことです。
ですが、注意する立場であるならば、自分が遅刻することは
あってはなりません。
とくに、日常的に遅刻を繰り返すようであれば、お話になりません。

遅刻した人は確かに悪い。
ですが、遅刻しまくっている上司から
「遅刻について」指摘されれば、反感も抱くでしょう。
そっちはどうなんだ?と。
人間とはそういうものです。

遅刻している人が、遅刻について指摘しても
”説得力は0”です。

上の私が経験した事例の場合もそうです。
特に私は遅刻を一切しないタイプの人間なので、
遅刻常習者の店長が、遅刻したバイトに注意しているのを見て
ムカムカしましたね(何も言いませんけど)
その店長は、とても自分勝手だったので、何か指摘すれば
謝るのではなく、ほぼ100パーセント機嫌が悪くなります。
そういう人でしたから、
うかつに口出しすることも出来なかったのです。

遅刻を注意する立場の人は絶対に遅刻してはならない

遅刻を注意する立場になったのであれば、
”絶対に遅刻はしてはいけない”ということを肝に銘じましょう。
上でも書いたとおり、常習的に遅刻をしていれば、
説得力を失います。
自分も遅刻しているのですから、相手から反感を買うのも
無理はないでしょう。

ですが、もしも遅刻を注意しなければならない立場に
なった場合、自分が遅刻しているから注意しない、
なんてこともできません。
遅刻した人を注意しなければ、さらに遅刻常習者が
増えてしまいます。

注意しても説得力が無い、
けれども立場上、注意しなくてはいけない。
そんな場合はどうすれば良いか。

簡単なことです。
”自分が遅刻をしなければ良い”のです。

注意する立場になったらとにかく遅刻をしてはなりません。
自分が遅刻しているのに周囲にそんなことを言っても
説得力もありませんし、注意の効果も出ません。
まずは自分が身をもって、遅刻しないという行動を示すことで
初めてその効果を出すことができるのです。

ですので、自分が注意する立場になった際には、
必ず遅刻しないようにしましょう。

言い訳は出来ない!

自分が注意する立場になる、ということは仕事上の
ポジションも少しは上がった、もしくは先輩の立場に
なった、ということになります。

例えば、私のケースの店長の場合は
休みなしで毎日朝から晩まで働いていました。
人員的に休むことはできたのですが
ブラック企業にどっぷり浸かってしまったその店長は
”仕事に来ていないと調子が悪くなる”という状態にまで
なってしまっており、自分自身のせいもあり、
休むことができなくなってしまっていたのです。

その店長は「疲れている」と言っていました。
ですが、そんなものは遅刻の理由にはなりません。
特にこの店長の場合は、帰ろうとすれば、
帰れたわけですから…。

どのような理由であろうとも、
たとえ、仕事が増えたのであろうとも、
見本となる立場の人間は遅刻してはなりませんし、
もしも会社側に問題があって(勤務時間が長すぎるなど)
身体が持たずに遅刻している!という場合は
その過酷過ぎる現状を変えなくてはなりません。

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注意される側は…

遅刻している人間に遅刻を指摘される。
これは確かに腹立たしいことですし、
失笑してしまうかもしれません。

ですが、遅刻そのものは反省すべきところですから
「お前も遅刻してるだろ」ぐらいに内心で
あざ笑いながら(実際に言っちゃダメです)も、
遅刻していることに関してはしっかりと反省して、
遅刻については改善するようにしましょう。
反省せずに、繰り返せば、
「遅刻しているけど、注意してきている人」と同類です。

遅刻以外でも同じこと

今回の記事では「遅刻」についてを取り上げましたが、
これは遅刻以外の部分でも同じことです。
人に注意する立場であれば、まず自分がそれをできていなくては
ならないのです。

そうでなければ、注意する際に説得力もなくなってしまいますし、
注意した際に相手から反感を買って、十分な効果が
望めなくなってしまいます。

「仕事しろ!」というのならばまずは自分が仕事をする。
「サボるな!」というのであればまずは自分がサボらない。
当たり前のことですが、こんな単純なことが出来ていない上司も
数多く見てきました。
説得力も、何もかもかけてしまいますから、注意しましょう。

まとめ

人に何かを言うのであればまず自分が出来ているかを
しっかり省みなければなりません。
もちろん、注意する立場なのであれば、自分ができていなかったとしても
注意はしなくてはいけないのですが、
注意した後にはちゃんと、自分自身も反省して、
その点に関しては改善するようにしなくてはいけません。

いつまでも自分は改善せずに、人にピーピー言っているだけでは
そのうち誰も言うことを聞いてくれなくなりますし
「何だコイツは」と誰も耳をかたむけてくれなくなってしまいます。

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