店長より上の役職って何?お店で一番上の立場なのは誰なのか。

この記事は約6分で読めます。

店員Kです!

お店のトップと言えば
「店長」というイメージを持っている方が強いと思います。

まぁ、たいていの場合は、店長が現場のトップというのは
正解です。

ですが、店長の上の役職、となるとあまりイメージが湧かない!という
方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は店長の上の役職についてまとめていきます。

現場のトップは本当に店長なのか、
そして店長の上とはどんな立場なのか、
それぞれ見ていきましょう。

スポンサーリンク

店長より偉い役職ってあるの?

店長より偉い役職は、たくさんあります。
店長っていうのはあくまでそのお店の長であり、
会社全体からすれば、そんなに高い立場の人間ではありません。

まぁ、かなり強引な考え方をすれば、
学校で班ってありましたよね?
あれの班長ぐらいの位置づけ…
そこまで誇るようなものではありません。

班長とは違って、店長には大きな責任は伴いますが、
権力的には、大したことの無い力しかない、というのが実情です。

お店のトップは店長?

お店の中に存在する人間で、一番役職として高い役職に
居る人間は大抵の場合は店長になると思います。
ただし、一部例外の場合もあるので、その場合について見ていきましょう

・オーナーが居る場合
コンビニなどには「オーナー」と「店長」が別々に存在する可能性もあります。
この場合、厳密に言えばオーナーの方が上の立場になることも
多いかと思います。
実際に、私がよく利用していたコンビニは、オーナーも率先して店に出る
タイプだったので、この店の場合は、店内で一番立場的に高いのは
オーナーでしょう
(店長は雇われだったみたいです)
現場になかなか出てこないオーナーであれば、現場のトップは
店長ということになりますが、現場にも足を運ぶオーナーの場合は、
店長はその下、みたいな感じになる場合も多いかと思います。

・店長代理がトップのケース
店長というものがお店に存在しないケースもあります。
店長だと思っていた人が、実質上、役職としては
「店長代理」であったというケースも存在します。
これは、経験の長さなど、色々な条件から会社側が判断して
店長代理をトップにする場合があるようです
(実質上の店長だけれども、役職上は店長代理、ということです)

と、いうように原則、お店のトップは店長ですが、
お店によっては違うこともあるのです。

スポンサーリンク

会社全体を見ればたくさんいる…

店舗ではなく、店舗を運営している会社全体から見れば、
店長の上の存在は、たくさん居ます。
もちろん、会社の社長や専務などもそうですし、
複数店舗をチェックするような役割を担う
マネージャーだとか、SVと言われる立場の人間も
店長より上の立場になりますね。

店長の直属の上司的存在とすればこのあたりでしょうか。

ただ、店長より上の役職が存在するのは会社の場合
確実ですが、役職の名前や構成に関しては企業によって
さまざまです。
SVが店長の上に居る場合もあれば、マネージャーの場合もあります。

ちなみに、私も元店長ですが、私の場合、店長の上に居る人間
としては営業本部の本部長という役職でした。
私の勤め先にはマネージャーとかSVという概念は
存在しなかったですね。

後は雲の上の存在的な人間しかいなかったので、
本部長や本部の社員が、私の上司、というイメージでした。

会社全体から見れば…?

店長と言う役職は、お店では絶対的な権力者…というイメージかも
しれませんが、会社全体から見ると、案外下っ端です。
お店という現場に派遣された末端みたいな印象もあります。

私も、雇われ店長時代に会社主催の経営勉強会みたいなものや
店長会議に出席した経験があります。
その時に感じましたが、
店長って言うのは相当な下っ端です。

一切発言力などありませんし、
全体の経営勉強会においては、もはや「いたの?」みたいな扱いで
空気のような扱いでした。

もちろん、この点に関しても、会社によって
組織図が異なって来るでしょうから、なんとも言えませんが、
少なくとも、企業において”店長”はそこまで上の位ではなく、
あくまでも中間管理職、という位置づけになるのだと思います。

店長は独裁が出来てしまう…

と、いうことで原則としてお店のトップは店長であることがほとんどです。
しかし、そのために起きることの問題の一つが
「店長がその気になれば、いくらでも独裁が出来てしまう」ということです。
店長と言うのは、上でも書いた通り、会社全体で見れば下っ端の部類で
大した権力もありません。

しかしながら、店では、やろうと思えば独裁状態に出来てしまうほどの
力を持っています。
中には、残念なことではありますが、その力を悪用しようとする店長が
居るのも事実。

会社も定期的に見に来たりはするはずです。
ですが、会社のチェックにも限界がありますから、
基本的に店長は、お店では強い力を持っています。

私はそれを乱用するようなことはありませんでしたが、
経験者として、正直に言ってしまえば
”やろうとすれば、かなり強引に店を支配する”ことも可能ではありました。

店長になって”偉くなった”と勘違いするような人間が
出てきてしまうと、こういう一面は結構危険だったりします。

私のお店の場合は、ですが数か月間一度も本部社員が来ないことも
結構ありました。
(つまり、その間、一切上司のチェックが入らない、
ということです)

スポンサーリンク

自営業の場合…

自営業の場合は、店長には上が存在しない可能性も高いです。
オーナーが誰かを雇ってお店をお願いしているのであれば
別ですが、個人事業主の場合、開業した自分自身がお店の
レジに立ったりして、店長をやっていることが多いです。

私は自営業時代にも店をやっていますが、
やはり私が自ら現場で接客していましたから、
この場合は店長=上がいない、というカタチになりますね。

なので、自営業の場合は、店長が問題のある人間
だった場合に関しては、もうどうすることもできません。
会社であれば、店の外に目を向ければ、店長にブレーキを
かけることのできる立場の人間はいくらでも存在しますが、
自営業の場合は、店長自身が、経営のトップでもあるわけですから
本当にどうにもなりません。
もしも自営業のお店にアルバイトで入って、店長がおかしな人
だった場合は、早めに離脱することをおすすめします。

店長より上に相談と言われたら…

何かお店で店長の態度に関して悩みごとがあって、
店長と自分の間では解決することが出来ない場合は、
「店長より上に相談した方が良い」と、言われることもあると思います。

その場合は、自営業を除いて、”店の外”の会社の人間に
助けを求めることになります。

先ほど書いたように、組織図は会社によって違うので
店長の上に居る人物が誰か、なんていう役職の人かは
会社によって異なります。

ただ、多くの場合、店によく連絡をしてくる会社の人、が
居るかと思います。
その人にコンタクトをとって、どうにかしてもらう、
というのが一番良いかとは思います。

もしも全く分からない場合は、本部や本社に
連絡して、〇〇店の担当を方ってどなたになりますか?
とでも聞いてみると良いと思います。

まとめ

会社が運営しているお店の店長であれば
所詮は”雇われ店長”なので、
どんなに仕事が大変だったとしても、会社全体から見れば
単なる中間管理職に過ぎず、悪く言えば”いつでも切れる”ような
状態になっているのです。

自営業の場合は、上でも書いた通り基本的には
店長そのものが経営者であるケースが非常に多いです。

いずれにせよ、お店そのものを指揮するのは店長に
なりますから、バイトスタッフとして働く場合は
店長との関係は非常に大切です。

タイトルとURLをコピーしました