インフルエンザでも会社に来いと言われたらどうすればいいの?

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冬本番になるにつれて、次第に空気も乾燥してきましたね…。
そうなると、やはり怖いのが「インフルエンザ」

今年も猛威を振るうのではないでしょうか。

色々予防して対策したとしても、
人間が100パーセント インフルエンザを防ぐことはできません。

感染してしまう時はしてしまいますし、
自分がどんなに気を付けていても、周囲の人間がインフルエンザに
感染してしまった場合、そこから感染する可能性もあります。

インフルエンザに感染してしまった場合は、基本的には
会社を休むべきです。
しかしながら、会社の上司によっては
「それでも来い!」というインフルエンザに理解のない人も居ます。

もしも会社から
「インフルエンザでも仕事に来い!」と言われた場合、
どうすれば良いのか…

今回は、その場合の対処方法について書いていきます。

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インフルエンザでも仕事に来いと言われた…

インフルエンザの場合は、基本的に休んだ方が良いです。
ですが、「来い」と言うようなインフルエンザに対して
全く理解のない上司が居るのもまた事実です。

本当はインフルエンザの人間を出社などさせるべきではないのですが
「自分が移らない」と思いこんでしまっている人や、
インフルエンザの経験が無い人など、そういう事を言う人も時々居ます。

そんな場合の注意点・対策を見ていきましょう。

違法ではないの?

インフルエンザの人間が出社することについての規制などは
今現在は存在しません。
学校時代であれば出席停止になりますが、
社会人にそのようなルールは存在せず、会社の裁量に
任されています。

つまり、会社が「来るように」指示することも
可能と言うことです。
人間としてはアウトな気がしますが。

そのため、出席停止みたいな決まりはありません。
ルールとしては会社それぞれで決めている、
もしくはルールが存在しない状態になります。

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休む場合

まずは上司から「来い」と言われたものの休みたい!という場合。
決してその判断は間違えではありません。
インフルエンザの状態で出社する、ということは周囲の同僚を
危険にさらす、という意味でもありますから、
「来い!」とばかり言う上司の方がおかしいですし、
上司としては失格です。

もちろん、欠勤の連絡をする際には
「申し訳ない」という気持ちは大切ですが、
それ以上を要求されるのはおかしな話です。

インフルエンザになるのは「体調管理が出来ていないから」などと言う人も
居ますが、それは違います。
体質上、なりやすい人となりにくい人がいます。
なりやすい人は、本人がどんなに気を付けて、予防していても
本当にインフルエンザになってしまうものです。

それを「体調管理が出来ていないから」と切り捨てるのは、
上司としては質が知れていますね。

ちなみに私はインフルエンザにほとんどかからないタイプの人間ですが、
ちゃんとインフルエンザの人に対しては配慮しますし、
気を付けていてもなってしまう、というのは(周囲にそういう人がいるので)
よく理解しているつもりです。

休む場合のポイントとしては、

・「行けない」ことをハッキリ伝える
上司に今現在の病状をしっかりと伝えて、自分の仕事の進捗や
引き続くことがあればそれを伝えておいて下さい。
その上で曖昧な返事ではなくしっかりと「行けない」ことを伝え、
今後どうするかを伝えてください。
(〇〇日から行ける など)
必要とあらば代わりの人員を手配すると(強制されてすることではないですが)
会社からの心象はある程度は良くなります。
また、感染のリスクなどを丁寧に説明すれば分かってくれる可能性も
0ではありません。

・どうしても上司が聞かない場合は?
どうしても上司が「それでも来い」と譲らない場合。
この場合は、上司よりさらに上の上司に相談してみてください。
まず、インフルエンザになってしまったことを謝り、現在の自分の状況、
そして上司に言われていること、感染のリスクなどをお話すれば、
上司の上司から、上司に話が行き、休むことができるかもしれません。
ただ、この場合、上司との関係が拗れる可能性はありますから
その覚悟はしておきましょう。

・診断書を用意
仕事に復帰後、本当にインフルエンザだったか確認するために
「診断書」を要求される可能性もあります。
会社によっては、欠勤などの扱いが変わる可能性も。

なので、診断書は必ず貰っておいた方が良いですよ。
受診した病院で相談すれば、基本的に書いてもらえるはずです。
(有料になります 3000円程度だったかと)

出勤する場合

上司がうるさすぎて、結局行くことになった場合、
もしくは仕事上、自分が居ないと作業が進まない為、
自分の意思で出勤することになった場合…
気を付けるべきことが色々ありますので、書いていきます。

・感染を防止する
まず、周囲に感染させないようにしましょう。
周囲に感染を拡大させてしまうと、それこそ大変ですし、
もしもガミガミ言うような上司の場合、ガミガミ言ったくせに
いざ自分がインフルエンザを移されると怒り出します(汗)
なので、なるべくインフルエンザに誰も感染させないことを
心がけましょう。
マスクは必ず着用し、周囲の人からは少し離れるようにして
仕事をするようにしましょう。

・無理はしすぎない
どんなに頑張っても、人間には限界があります。
無理して仕事を続けていて、倒れでもしてしまったら
それこそ大変です。
なるべく無理をしすぎないようにして、
本当に無理なのであれば、上司にも告げて、早退するなり何なりしましょう。

・できれば服用するための…
もしも可能であればインフルエンザに対する薬(タミフルやリレンザ)などを
服用できると、感染の危険性は抑えられませんが、本人は楽に
なると思います。
病院に行く時間があれば…ですが。。

・周囲に伝えておく
不用意に感染者を増やさない為にも、周囲に伝えておくことが
望ましいと思います。
”インフルエンザだと”伝えられれば、当然警戒しますからね…。
上司に無理やり来るように言われた…と嫌味を織り交ぜるのもありかとは思います。

いずれにせよ、インフルエンザの状態で会社に行くのは非常に辛いでしょうし、
感染の危険性もあるので、私はおすすめしませんが、
どうしても来ないと上司が…という場合は仕方がありません…

日頃からの予防が大切!

↑のような状態にならないためにも、やはり日々の予防が一番大切です!
勿論、予防していればインフルエンザに感染しない!なんてことはありませんが、
それでもインフルエンザに感染しにくくなることは事実です。
不安であれば、インフルエンザの予防接種を受けておくのも一つの方法ですね。

ただ、インフルエンザの予防接種も100パーセント万能なわけではないですから、
やはり日々の感染予防、手洗いうがいなどをしっかりとしておくことも
大切なことの一つです。

まぁ…それでも家族や身近な人間がインフルエンザになってしまった場合、
完全に防ぎきるのはとても難しいことなのですけどね…

まとめ

インフルエンザでも来い!と言われた場合、
「行く」か「行かない」かの選択を強いられることになります。
行けば他の同僚に感染リスクがありますし、あなた自身もつらいはずです。
ですが逆に行かなければ上司との関係は悪化。
難しいところですね。

最終的な答えとしては「自分の判断」で決めるしかないのですが、
トラブルの元になりやすい事柄の一つなので、
本当であれば学校のようになんらかの指針を決めて置いて下さると
助かる方も多いのではないか、と私は思いますね…。

ちなみに、会社の仕事が「急を要するもの」ではない場合は
やはり休むのがふつうですし、
上司は部下を”休ませる”のがふつうであると思います。

※インフルエンザ関連の話題は
インフルエンザ対策マニュアルの記事からご覧ください!

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