インフルエンザの検査!方法と所用時間、注意点を解説します!

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皆様はインフルエンザの検査をしたことがありますか?
予防接種の話ではなく「検査」です。

したことがある!という人も居れば
したことないなぁ、という人も居るかと思います!

インフルエンザシーズンなどに高熱を出した場合、
行われることが多い「検査」ですが、
どのぐらい時間がかかるのか、どんな風にやるのか、
そして検査結果の注意点などを書いていきます。

意外と知らない部分もあるかと思いますので
参考にしてみてください!

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インフルエンザの検査とは?

インフルエンザ検査…
これはインフルエンザシーズンに熱が出て
病院の診察を受けると行われるケースが多いです。

高熱が出たとしても、必ずしもインフルエンザとは
限りません。
そのため、インフルエンザなのか、それともそれ以外(風邪など)
なのかを調べるためにインフルエンザの検査を
行う場合がほとんどです。

インフルエンザであれば、学校や会社などで出席(出勤)停止などの
処置がとられることもありますし、
インフルエンザにはインフルエンザ用の薬(タミフルなど)が
ありますから、治療方法も変わってきます。
そのため、インフルエンザなのか、そうでないのか
調べる必要がある、ということですね。

では、検査の方法や所要時間などについて
もう少し詳しく見ていきましょう。

どのように検査するの?

インフルエンザの検査方法はいくつかあるようです。
ですが、一般的に行われているものは一つです。
現在、主に行われている方法としては、
”迅速診断キット”なるものを用いた方法ですね。

長細い綿棒を鼻、もしくは喉に入れて、
体の組織を採取、それを用いて陽性なのか陰性なのかを
判断するというシステムになっています。

ほとんどの病院や医院でこの方法が
用いられていますから、やったことがある!という方も
多いのではないでしょうか。

ちなみに、私もやったことがあります。
喉の場合も、鼻の場合も、正直に言えば、かなり
気持ち悪いです。
鼻の場合はツーンとしますし、
喉の場合はオエッとなります。

ただし、この方法が一番早い方法ですし、
インフルエンザかどうか調べるためには仕方のないことですから
我慢しましょう…。
喉や鼻に綿棒を入れる時間は数十秒程度です。
1分とか2分とか長々と綿棒を突っ込むわけではないので
その辺は安心して下さい。

…私はその時は陰性でただの風邪だったのですけれど…
(インフルエンザ検査しましょう!と言われたからと言って
必ずインフルエンザとは限りません)

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検査時間はどのぐらいかかるの?

検査してから検査結果が出るまで10~15分程度と言われています。
私も検査した際には、少し待合室で待っていただけで
すぐに結果が出ました。

検査、というと何日もかかるようなイメージかもしれませんが
インフルエンザ検査の場合は、そんなことはなく、
その日のうちに、数十分で結果が出ます。

ちなみに検査そのもの(綿棒を入れるやつ)の時間は
上でも書いたとおり数十秒程度です。

ですので、時間はほとんどかかりませんよ!

(たぶん、病院の待合室で検査のために呼ばれるまでの
方が長いことも多いです)

検査はいくらぐらいかかるの?

インフルエンザ検査の費用は地域やその時の環境によって
異なりますが、大体は2000円前後になることが多いです。
そこまで高いものでは無いですが
何度も何度も検査することになってしまうと、結構な金額には
なってしまうと思います。

加えて、診察の料金や薬が処方された際は
その薬の料金も入ってきますから、
もう少し費用がかかると考えておいた方が良いでしょう。

具体的な金額は診察を受ける予定の病院に問い合わせるのが
確実です。病院によって若干前後はあると思いますから…。

検査すると何が分かるの?

インフルエンザの検査を行うことで、
インフルエンザに感染しているか、感染していないかを
調べることができます。
同じような症状だとしても、風邪とインフルエンザでは
学校、会社共に対応が変わってくると思いますから
しっかりと検査を行うことは大事な事なのです。

インフルエンザにはA型、B型などいくつかの種類が
存在します。
検査を行うことで自分がどのインフルエンザに感染しているかに
ついても調べることができますよ。

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結果がちゃんと出ないことも…

↑のように注射をすることもなく、非常に手軽なのが
このインフルエンザの検査ですが、場合によっては、
ちゃんとした結果が出ないこともあります。

結果は陽性(インフルエンザに感染している)または
陰性(インフルエンザに感染していない)のどちらかで
出てくるのですが、
条件によっては、本来は陽性なのに、結果は陰性で
出てきてしまうケースなどもあるのです。

これは、どうしてそうなってしまうのかというと、
インフルエンザウイルスの量が少なかったりすると
陽性反応が出ないことによるものだそうです。

一般的に、高熱が出てから12時間以上、48時間以内が
インフルエンザの検査が正確に行いやすい時間帯のようです。

そのため、高熱が出てすぐに検査を受けたりすると
本来、インフルエンザなのに、陰性と出てしまったり
することもあるようです。
ただし、これは医療ミスではなく検査キットの特性によるものなので
現状は仕方のないことです。

今後、医療がさらに発展すればこういうことも無くなるのかも
しれませんね。

なので、一番最適なのは高熱が出てから12時間~48時間の間に
医療機関を受診するのが良いようですが、辛いと思いますから、
無理にその時間を待たなくても大丈夫です。

ちなみに、反対のパターン
(本当はインフルエンザ陰性なのに陽性反応が出る)は
聞いたことがないので、まずないことだと思われます。

陰性だった場合はどうなる?

基本的には「インフルエンザでない可能性が高い」ということになります。
ただし、上で書いたようなことがあることを医者の方も分かっていますから
発熱した時間帯次第では対応が変わります。
後日もう一度(翌日のことが多い)検査ということになるパターンもあれば
見込みでインフルエンザと診断され、
インフルエンザ向けの薬などが処方されるケースもあります。

逆に、あまり症状も強くなく、検査でも陰性だった場合は
多くの場合が風邪として判断されます。

風邪だと判断された場合は、症状に合わせた
風邪に対応するための薬が処方されるので
安静にしつつ、回復を待つかたちになりますね。

陽性だった場合はどうなる?

検査を行って陽性だった場合は、そのまんまです。
インフルエンザに感染してしまった!ということですね。
この場合は、インフルエンザに対応するための、薬が処方
されることになります。

同時に学校であれば出席停止、
会社であれば会社ごとの対応がとられることになりますから、
学生さんの場合でも社会人の場合でも、早めに職場・学校に
連絡するようにしましょう。

また、インフルエンザの場合は、ふつうの風邪よりも
感染力が強いですから、感染防止のための
行動も必要になるかと思います。

まとめ

インフルエンザの検査…
そう難しいものではありませんが、
時間のことだけは覚えておいた方が良いです。

高熱発症後すぐに検査を受けても結果が
正しく出ないこともあります。

ですが、高熱になってから12時間待つ、というのも
辛いとは思いますから
もしも辛い場合は先に病院に行ってしまうのもアリだとは思います。

ただし、検査結果については上で書いた通りですから
先に診察を受ける際に先生に「高熱が出てから〇時間ぐらい」と
いうことは伝えておくと良いと思います。

そうすれば先生もこのことはちゃんと理解しているはずですから
適正な対応をとってくれるはずです。

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