接客業の休日は少ない!?満足に休めないという現実を知る!

この記事は約6分で読めます。

店員Kです!

接客業で働くのであれば
1つ、覚悟しておかなくてはならないことがあります。

それは何でしょうか?

もちろん対人関係が苦手であれば向いてないですし、
仕事も外から見ているよりも多かったりします。

しかし、今回言いたいのはそこではありません。

接客業で働くのであれば覚悟しなくてはならないことの一つ、
それが「休日が少ない」ということです。

ブラックな環境であることも多いですし、
何より、人の欠員などが起きればすぐに駆り出されますから、
接客業で働く、ということはある程度プライベートや
休日を犠牲にしなくてはなりません。

接客業で働こうかな~と
思っている皆様。
休日を、プライベートを犠牲にする覚悟はありますか?

スポンサーリンク

接客業の休日!

接客業の休日。基本的には週休というカタチでちゃんと決まっている、
もしくはシフト制で決めていく、という感じになりますが、
なかなか難しいものです。

アルバイトの立場などであれば
恐らくはちゃんと休めると思いますが
(バイトでも休みナシで働かされるブラックな職場もあります)
立場が店長クラスにまでなると、
休みが満足にとれない場合も多いのです。

それでは、接客業の休日の実態…
なかなか休めない理由と不安定な理由を見ていきましょう。

①欠員が出れば…

店長クラスである場合、アルバイトスタッフなどの中に欠員が
出れば、たとえ休日でも出勤しなくてはいけません。
「欠員が出たので今日はお店はお休みです」
なんてわけには行きませんからね。

これが店長クラスの人間にとっては大きな負担に。
何か予定を入れていても突然駆り出されることもありますし、
こんな不安定な休日ではのんびりと旅行などに行ったりすることも
できません。

そういう意味ではプライベートは犠牲になって行きます。

私も実際に数回、休日に駆り出されたこともあります。
しかも、これは会社によりますが私の場合は
サービス出勤でした。
つまり、休日に呼び出されて出勤したのに、無給と
いう事ですね(笑)

私は休日に何が楽しくて店に来ているのか…
そんな悟りの境地に達することが出来ます笑

スポンサーリンク

②土日は休めないことが多い!

アルバイトさんでも店長でも、接客業に従事すると、
土曜日・日曜日に休める!なんてことは少なくなります。
事実、私の休みはアルバイト時代は火曜日と金曜日でしたし、
店長時代は火曜日と木曜日、と言った感じでした。

お店にとって、どんな業種でも
土曜日・日曜日は稼ぎ時、というところが多く、
そのため、土曜日も日曜日も、祝日も休めないことが多いんですよね。

ちなみに、自営業になった今の私は
毎週金曜日がお休みです。
(やっぱり接客業なので土曜日と日曜日はなかなか休めない)

雇われ店長時代、本部社員はよく店長にこう言ってました
「土曜日・日曜日・祝日に休むなんて
 やる気あるのか!」と。

ですから、なかなか接客業で働いていると
土曜日・日曜日は休めないんですよね…
当然、他の友人とのフリーな日がずれてしまい、
なかなか遊びに行くこともできなくなりますよ。

③夏休みや冬休みも無い

アルバイトさんであればうまく調整すれば取得できると思いますが
店長クラスにまで上がってしまうと無理ですね。
数日間も続けてお店を空けるわけにはいきませんし…。
なので、夏休みも冬休みも春休みも、基本、接客業の人間は
期待しない方が良いです。

私の場合もそうですが、
接客業を始めてから既に5年以上が経ちますが、
お盆休みも、年末年始の休みも、春休みもずっと仕事です。

お盆の日も仕事をしますし、
クリスマスの日も、
国民の祝日も、働くことになります
(たまたま、曜日上休みになることはありますが)

暦通り休みたい!という人は絶対に接客業は
向いていません。
暦通り…休めませんから…。

④売上などが悪いと…

この部分にはアルバイトスタッフさんは関係ありませんが、
店長クラスになると、売上の進捗が厳しい状況だったりすると
上から激しく叱責されます。

そして、こう言われるのです
「こんな状況で、休んでいる場合か?」と。
私は言われたことがないのですが、
ネットミーティングの際に他の店長が
これを言われているのを見た事はあります。

本当に売上の数字などが全て世界ですから、
成績を残せないお店の店長は
「休みなんかとってるんじゃない!」と言われることも…

スポンサーリンク

⑤トラブルがあれば…

これもアルバイトさんには関係のないことですが、
お店で何かトラブル(クレームなど)があれば
お店の店長は休日であっても呼び出されます。
もちろん、他に別の社員が居れば良いのですが、
今の時代、店長のみ社員で残りはアルバイトスタッフさん
たちだったり、凄いお店では店長もアルバイト、なんてところも…。

で、トラブルがあると店長は休みであっても
呼び出されてしまいますから、
おちおち眠っても居られない!というのが現状ですね…

⑥会社都合で休みが潰れることも…

これは会社によりますが、店長クラスになると
会社の会議などに参加することとなり、
そういった会議は店長個々の都合などお構いなしに
会議の日程を組みますから、それで休みが潰れることもあります。

そして、酷い事に私の旧勤務先は上層部がなかなか会議の
日程をハッキリと決めず、
「よし!明日会議だ!」みたいなこともあったので
それで休みが潰されたこともありました。

正直なところ、休みの予定が作れない…

⑦人員不足…

人員不足で休めない…ということもよくあります。
「人手が足りないので営業できません」なんて理由で
休むわけにはいきません。

先ほど、上で書いたような欠員もそうですし
そもそも、元々シフトに入れるアルバイトスタッフさん
などが少ない場合の穴埋めも店長の仕事です。

なので、人員を確保しない限り、店長は休むことができません。

⑧予定が組めない!

接客業の休日は「固定」というのはなかなか難しいもの。
アルバイトスタッフさんであれば固定シフトで決められた
曜日に休める!
なんてこともあるかもしれませんが、
店長クラスになると、人員が上手く確保できた日に
上手く自分の休みを入れていくカタチになるので、
本当に休みの曜日がコロコロ変わります。

私も、基本は火曜日・木曜日or金曜日にしてましたが
水曜日にずれたり、火曜日・水曜日になったりだとか
その週によってかなり変わっていました。

人と遊びに行く約束などをするのも難しいですし、
変な話、病院類の予約をとるのでさえ一苦労です。
本当になかなか休めませんからね…。

⑨連休がとれない!

店長クラスになると、連休を作るのが非常に大変になります。
2日間店を開けると、停滞してしまう業務もありますからね。
なので、私のようにポツ、ポツと1日ずつ休んでいくスタイルに
なることが多いです。

接客業はプライベートや休日を犠牲にする仕事

この一言に尽きます。
接客業はプライベートや自分の休日を犠牲にして
初めて成り立つ仕事です。

会社は店長を酷使しますし、現場に人が足りなければたとえ休みでも、
例えどこか遠くに居ても駆り出されるのです。

接客業では、上に行けばいくほど、
カレンダーの暦通り休むこともできませんし、
土曜日とも、日曜日とも、祝日とも、年末年始の休みとも縁が
なくなります。

世の中の基本的な休みとは完全に縁が切れてしまうわけですね。

まとめ

このように、接客業の休日はかなり少ない、
もしくはあったとしてもかなり不安定な環境での休日となります。

「今日もまたよばれるかもしれないー」
そんな恐怖と戦いながら…という感じですかね(汗)

ちなみに、私はなんとか週休2日は維持していました。
自営業になった今は1日ですが…(笑)

ともかく、接客業は休みが少ない・不安定なので、
接客業で働き出すのであれば、その覚悟はちゃんとしておきましょう!

タイトルとURLをコピーしました