店長会議とは?実録!ブラック企業の店長会議の全貌!

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店員Kです!

店長になると、
どこの企業でも”会議”と言うモノがあると思います
(ないところもあるかもですが)

私もアルバイトから店長になった後は、
”店長会議”に出ていました。

都内に親会社の本部(本社ではない)があったので、
そこに召集されて、会議を行っていました。

今日はこの店長会議がどんなモノなのか、
店員Kが体験した実際の”店長会議”をご紹介していきますね!

いつかアルバイトから店長になってやる!という皆様の
参考になれば、と思います
(もちろん、ただ単に興味本位で読むのも良いかと思います!)

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まず初めに…

店長会議のお話をする前に、私の勤務していた会社がどんな環境かを
書いておきましょう。
どんな会社の会議か分からないとあまり参考になりませんからんね…。

業種はゲームソフト・トレカ・ホビー系統の販売で、
全国各地にそこそこの量(中堅ぐらい?)の店舗がありました

私の勤務していたお店は、ブラック企業…に分類される方だと思います。
店長によっては休みもありませんでしたし、
サービス残業は当たり前のように行われていました。

そして、私の勤務していたお店を運営している会社は、
子会社でした。
私がアルバイトとして入る前に、とある会社に吸収されて
そこの子会社として、経営している会社です。
なので、悪く言えば親会社の言いなり状態な会社なのです。

まぁ、概要としてはこんな感じです。

それでは、店長会議について書いていきましょう。

店長会議とは?

各店舗の店長が、会社の支社のような場所に収集され、
そこで今後の課題などを話し合う会議です。

私の会社では定期的に行われていました。
お偉いさんと各店店長が集まる感じですね。

会社が運営するお店の店長になれば多かれ少なかれ
こういう会議系統には顔を出すことになると思います。

会議の参加者

私の勤務していた会社の場合は
各店舗の店長+会社本部の社員たち+
親会社のお偉いさん、という構成でやっていました。

それほど大人数ではないですが、会社のトップなどが
出てくることもあり、なかなかの緊張感の中の
会議になっていました。

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会議の日程・時間

会議は、多い時は毎月1回やっていました。
その後、3か月に1回になったり、
お偉いさんの都合でコロコロ変わったり…。

まぁ、運営しているのが子会社側で、会議の日程を
決めるのが親会社のお偉いさんですから、物凄く
振り回されたものです。

時間は朝10時ごろに集合して18時ごろまで
やっていました。
正直、眠くなったりすることもあります…(笑)

会議の内容

会議の内容は
最初に親会社上層部のお話(挨拶と概要説明みたいなものですね)
その次に本部社員の現在の概要の説明
(各店の状況や今後の目標など)

そのあとに各店店長が自分のお店の現在の状況、
そして今後売上を伸ばすにはどうすれば良いかなどを
事前にまとめた会議資料を元に発表していくカタチです。

この各店の発表中に色々とお偉いさんから突っ込まれたり
罵声を浴びせられたりするわけですね(怖)

一応、休憩はありました。
昼食で1時間ほど。
この点は結構良心的だった印象ですね
(単にお偉いさんが休憩したいだけのような気もしましたが)

黒企業の会議は…問題点だらけ

↑だけ見ると、普通の会議だと思いますよね?
しかし、私の勤務先は黒企業だったので、色々と不便な点、
問題点、下のことを何も考えない横暴さがありました。
それらを今日は順番に見ていきましょう。

あなたが店長を目指している会社が
ブラック企業の場合は、やはりこういう感じの会議に
なっているかもしれません。。

日程がいい加減!

まず、親会社のお偉いさんが日程を決めていたので
とてもいい加減でした。
3日前に会議が決定したり、
一度決定した日程が次々に変更になったりとやりたい放題です。

また、事前に知りたいので、本部に確認しても、
本部が親会社のお偉いさんに対して萎縮してしまっており、
確認すら許されないような状況でした。

で、私が店長をやっていたお店の社員は私一人。
正直、急に会議の日程をコロコロ変えられると
人員を手配するのが非常に困難なのです。

アルバイトスタッフさんはシフトが入っていない日には当然
予定を入れますからね…。

しかし、会議は
”絶対にスケジュールを開けておくように”という風潮になっていて
人を確保しないと言うことはできないような状態でした。

一番最悪だったのは前日に”明日会議”と言われたこと。
お店の営業にはある程度人員が必要なので、
この時ばかりは無理でした…。

店舗側のことを何も考えていない、きわめて親会社主体の
どうしようもないスケジュール管理でした。

会議中の暴言など

親会社のお偉いさんは横暴でした。
少しでも売上が低ければ、暴言は当たり前。

「お前、バカか」
「やる気はあるのか?」→店長「あります」→「いや、ねぇよ」
「おいお前ら、死んだ目をしてるな」

などなど…
とにかく言いたい放題です。

意見交換なども求められますが、各店店長や本部社員は
既に萎縮しており、
素直な意見交換なども機能していない、という何とも恐ろしい状態です。

更には、店長の頭を(私がやられたわけではありません)叩いたのも
見たことがありますし、
「おい、お前らこっち来い」と言い、無理やり他の店長を
飲みに連れて行ったのも見たことがあります。

とにかくやりたい放題です。

また、何かにつけて「もう、閉めるか(閉店するか、という意味)」で
脅しを行っていました。

お偉いさんの態度が悪すぎる

偉いのは分かります。
ですが、会議に出席する態度ではありません。
姿勢悪く、足を組んで偉そうに座るお偉いさん。
興味の無い話は全く聞かない。
発言している人を睨みつける。

会議中、他の人が話している場所で平気で電話。

正直、上に行くとこんなになってしまうのか…
ならば上になど行きたくない、と思えるぐらい
醜悪な態度でした。

いかにも”自分が偉い”そう思ってしまっている態度。
ああはなってはいけないと思うのです。

機能していない会議

そして、何より会議は機能していませんでした。
何故なら…

・各店店長
とりあえずその場をしのぐことしか考えていない。
お偉いさんの苛立ちのターゲットにならないよう、
思ったことを一言も発言しない。
会議の決定事項は、上のご機嫌をとるために体裁だけ完了させる。
私は時々、決定事項に反対することもありましたが(汗
一人の力じゃどうにもなりません^^

・本部社員
常にお偉いさんの顔色をうかがっており、会議中に
「○○でいきます」と発言していても、お偉いさんから少しでも指摘が入ると
すぐに意見を変える。(それが正しい意見であっても)

子会社とは言え、仮にも店を導く存在であるのであれば
少しぐらい親会社に意見するぐらいの気概を見せてほしかったものです

・親会社のお偉いさん
ストレスのはけ口。店長に罵声を浴びせる。本部社員に罵声を浴びせる。
会議中の態度が悪い。
全体に「やれ」と指示してくる提案が
親会社は別業種のため、完全に的外れ
(事実、会議でやれ、と指示が出たことがお店の足を引っ張ったこともしばしば…)

こんな感じでしょうか。
とにかく、会議としては成り立っていませんでした。
体裁だけのお話でしょうね。

個人的な感想

店員Kとしてはあの会議は全くの無意味であったと考えます。
各店店長を招集し、仕事時間を奪っているだけでなく、
往復の交通費(会社のお金ですけど)を無駄にしてまで
あの内容の会議をやる意味はあったのか?
と疑問ばかり残ります。

会議という体裁から抜け出せない古臭い考えだったのではないでしょうか?

ちなみに、会議中の暴言などがあまりにひどい場合は、いざという時に
備えて、ボイスレコーダーを用意しておくと良いです

こんな感じのもの…。
私はいつも用意していましたよ…。
お偉いさんは急に発言を”無かったこと”にするかもしれませんからね…。

また、暴力や暴言が酷い場合に備えても用意しておくことをおすすめします

まとめ

店長になると、このような会議に呼ばれる可能性も高いです。
為になる会議であれば良いのですが、私の前の勤務先のように
何のためにもならないような会議だと、正直なところ
「一体何をしているんだろう」と虚しくなります。

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