店長も休憩しないとダメ!店長が休憩しないことによって起こること。

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店員Kです!

店長の皆様。
ちゃんと休憩はしていますか?
私も、元店長ですが、休憩時間だけは
ちゃんと休憩するようにしていました。

そんな暇はない?
確かにそうかもしれません。
店長は多忙ですからね。

ですが、それでも休憩しなくてはいけないのです。
休憩をしない店長は、自覚しないうちに、周囲に悪影響を
与えている可能性もあるのです。

休憩は権利ではなく、義務。
そう考えて、休憩しなくてはなりません。

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どうして休憩しないといけないの?

忙しい店長は思うでしょう。
どうして休憩しないといけないのか?と。
忙しくて休憩している暇がない、と。

ですが、果たしてすべての店長が休憩していないのか?と
言われればそうではありません。
しっかりと休憩を取っている店長も存在します。

そして、その店長がサボっているのか、と言われれば
そうではありません。
案外、ちゃんと休憩している店長の方が”仕事ができる”
店長だったりするのです
(私が仕事ができる!と言っているわけじゃないですよ!)

では、どうして休憩しないといけないのか。
それは、店長自身も気づかないうちに、周囲に悪影響を
及ぼしている可能性が考えられえるためなのです。

自覚ないまま疲れていく

当然のことではありますが、休憩を取らなければ、
人間誰でも疲れていくものです。
自分では疲れていない、と思っているかもしれませんし、
自分では休憩が無くても大丈夫、と思っているかもしれません。

ですが、確実に疲れは貯まりますし、
それは、時にストレスとなり、表に現れる可能性もあります。

知らずのうちに、仕事の精度が下がってしまう可能性も
ありますし、知らずのうちに、アルバイトスタッフさんなどに
対する態度が悪くなってしまうかもしれません。
そして、接客態度の悪化にもつながっている可能性が。

自分が大丈夫だと思っていても、雰囲気に出るものです。
実際に、私がバイト時代の店長の一人は、
休憩を全然取っていなかったので、やはり態度が非常に
悪く、情緒不安定になっているような状態でした。
恐ろしいことですね。

休憩は、自分が大丈夫だと思っても、周囲のために
絶対に取らなくてはいけません!

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周囲が休憩しにくくなる…!

これも重要なポイントです。
店長が休憩を取らない。
これは、周囲のアルバイトスタッフさんにとっては
大変なプレッシャーになるのです。

どういうことかと言うと、
「店長が休憩に行っていないのに、休憩に行ってもいいのか」という
プレッシャーですね。

もちろん、そんなことは気にしない人も居ますが、
実際に気にしてしまう人も居るのです。

例え、店長がイヤな態度をとっていなかったとしても、
”無言の圧力”として、どこか休憩に行き難いムードが
漂ってしまうのは事実ですし、
人によっては、休憩中も何だか落ち着かない…!なんてことも
あるでしょう。

そんな思いをアルバイトさんにさせてしまってはいけません。

また、店長の中には、自分が休憩に行かないからといって、
”休憩”そのものをぞんざいに扱う店長も居ます。
時間になっても、休憩どうぞ、みたいな声掛けをしてあげなかったり、
休憩しているアルバイトスタッフさんを、対して忙しくもないのに
どんどん呼び出したり。
実際に、私のバイト時代の店長はそういう人でしたが
これは非常に大きな負担になりました。

”自分さえよければいい”は、
店長としては、よろしくない考えなのです。

アルバイトに示しがつかない

逆のパターンもあります。
店長によっては「アルバイトはしっかりと休憩するべきだ」と
考えている人も居るでしょう。

バイトスタッフさんが休憩なしで働ければ、当然人件費も膨れ上がりますから
そちらの方面を気にする店長さんも居るかと思います。

ですが、アルバイトスタッフさんの中には休憩時間を
無くしてでも、お金を稼ぎたい!という人も居ます。

ただ、休憩時間なしでも良い時間(短時間)の人であれば、
良いですが、ある程度の時間以上働いている人に
対しては、必ず休憩時間を与えなくてはいけません。

私も、店長時代には、アルバイトスタッフさんには
必ず休憩するように言っていました。
人件費をケチるとか、そういう目的ではなくて、
休憩というものは、本当に大事なモノだからです。

ですが、店長が休憩していなかったらどうでしょう。
「お前が言うな」状態になってしまうのは目に見えています。
自分が休憩していないのだから、確かに説得力がないですよね。
「いけない見本」を店長自身が率先して見せてしまっている
そんな状態になっているわけです。

店長として、示しもつきませんし、
こういったことは、あってはならないことなのです。

自分の健康上も良くない

店長の健康面から考えても、良くないことはたしかです。
休憩を取らない、ということは、つまり食事を食べない、
ということです。
これは非常によろしくない。

当然、ストレスにもなるでしょうし、
食事を取らなければ栄養を補給することもできません。
店長だからこそ、自分の健康に気を遣うべきですし、
そうでなくてはいけません。

自分では大丈夫だと思っていても、
倒れるときって

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仕事に妥協が生まれる

休憩を取らないと仕事効率にも影響が出ます。
当然、疲れていることにより、仕事の効率が
自分では自覚しないうちに下がって行ってしまうこともありますし、
「休憩を取らなくてもいい」という気持ちが、
”休憩時間にも仕事をする”前提での、行動に切り替えさせてしまいます。

時間に余裕が出来ることによって、行動が緩んでしまう、
ということですね。
本来は1時間しかないものを、休憩の時間も仕事をすることによって、
その合計時間は1時間30分になるわけです。
そうすると、1時間と言う時間内で一生懸命やればできるような
仕事だったとしても1時間30分ある計算での動きでやるようになってしまい、
結果的に本人が自覚しないまま
仕事の速度が落ちてしまっている、ということです。

休憩は権利ではなく義務であると考えるべきです。
休憩することも仕事のうちの一つ。

もちろん”例外”もありますから、例外については下記で
書きますが、
休憩できる状況であるにも関わらず、休憩をしない、ということは
やってはいけないことなのです。

会社がブラックすぎる場合は

ただし、会社がブラックすぎて、休憩をナシにしないと
与えられた仕事を終えられない!というケースもあるでしょう。
ブラック企業とはそういうものですからね…

その場合は、対処法は3つです。
1つは、会社の言いなりになること。私はおすすめしませんが、
実際に休憩を失ってまで、会社に従順にしたがう人も居ます。
やむを得ない事情がある人も居るでしょう。

2つめは「ある程度飲み込む」こと。
ブラック企業からの指示全てこなすのは不可能です。
ある程度、見えない部分の手を抜き、誤魔化すしかありません
全てを達成しようとせず、開き直ることも大事です。
私はこの方法を使っていました。

最後は「会社と戦うこと」
ただし、これはリスクも伴います。

こんなところでしょうか。
会社がブラックな場合でも、自分なりの方法
(時には、ちょっとセコイ方法を使ってでも)
休憩時間を確保するのがベストかと思います。

まとめ

休憩時間の確保はとても大切なことです。
私は「休憩時間を確保できない人は、仕事のできない人」だと
思っていますし、
社員に休憩時間を取らせないような仕事の配分をしている会社は
「しっかりとした仕事配分のできない管理不足の会社」だと思います。

休憩しないで働くことは美徳でもなんでもありません。
果たすべき義務を果たしていないのですから。

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