お薬手帳とは、
薬の服用履歴・飲み合わせ・アレルギーの有無などを
確認するためのもので、
主に薬局や、病院などを利用する際に
使われるものになります。
緊急時の入院などの際にも、
お薬手帳を提示すれば、
病院の先生がすぐに、普段どのようなものを服用しているのか、
などを確認することができるために、
いざという時のためにも役立つものになります。
…が、「お薬手帳」なんて持ってないよ！と言う人も
いると思います。
そんな場合、どうすれば貰うことが出来るのでしょうか。
詳しく解説していきます。
費用は掛かるの？無料で貰えるの？
お薬手帳自体は基本的に「無料」です。
後述する一部の特殊な方法などで準備する以外は、
費用は掛かりません。
タダで貰える、ということですね。
そのため、病院などを利用したり、
市販薬などを利用したりする人の中で
「まだ持っていない！」という人がいれば、
お薬手帳を作っておくと、
いざという時に安心できるかと思います。
薬局や病院で作ることが出来る
お薬手帳の基本的な入手方法としては
「処方箋薬局」か「病院」で作る、ということですね。
どちらの場合でも、無料で貰うことができます。
何の用もないのに病院や処方箋薬局に足を運んで
いきなり「お薬手帳をください」だと、
対応してもらえない可能性があるので、
病院の診察を受けるついでや、
薬局に、病院から貰った処方箋を出しに行く際などに
申し出て、貰うようにしましょう。
貰う方法としては、
窓口や受付で「お薬手帳を下さい」と伝えるだけで
大丈夫です。
特に特別な手続きなども必要ないので、
そのまま、薬と一緒に、手帳も貰うことが
出来るはずです。
「薬局」と言っても、
処方箋受付をしている薬局のことなので、
その点は間違いのないようにして下さい。
なお、「病院」では、場合によっては
お薬手帳を用意していないところもありますので、
その場合は薬局で貰うようにして下さい。
（院内処方をしているところであれば、
大抵の場合、病院にも手帳が用意されていると思いますが
処方箋で、院外処方のところの場合は
お薬手帳を用意していない可能性もあります）
自分で作ることも可能
実は、お薬手帳は、書式などが決まっているわけではなく、
「こうでなくてはいけない」という決まりが
あるわけではありません。
そのため、自分で手帳などいを用意して、
それをお薬手帳として使うこと自体も、可能です。
（表紙などは、自分でしっかりと分かるようにしておきましょう）
自作で、デザインなどを好きなデザインにしているような人も
実際にいるにはいるので、
もし、そういったものを作ってみたい場合に関しては
自作してみるのも良いでしょう。
ただ、通常、薬局などでお薬手帳を貰った場合
無料で貰うことができますが、
自分で用意するとなると、
手帳を買う分のお金などは（微々たる金額ではありますが）
掛かってしまいますので、
特別、デザインなどにこだわりがなければ
薬局や病院などで入手するのが、手っ取り早いですし
ベストな方法であると言えるかと思います。
アプリも存在
お薬手帳は、現在では電子版も存在しており、
お薬手帳アプリの類も存在しています。
こういったものを利用することで、
手帳をわざわざ持たずに、
スマートフォンなどで、お薬手帳の機能も
利用することが出来るようになります。
アプリは、色々な種類が存在していますが
基本的に無料で利用できるものが多いですね。
これであれば、ご自宅にいながら、
スマートフォンで入手できるものもありますし、
普段から外出時にスマホを持ち歩いている人であれば
「お薬手帳を忘れてしまった！」と、いうことにもなりません。
「紙」で存在するお薬手帳の方が良いのか
「電子」お薬手帳の方が良いのか、
これは人によって意見も様々だと思いますし、基本的に
どちらでも（あまりマイナーなアプリだと対応できないところも
あるかもしれませんが）利用できるので、
自分の好みに応じて選べば良いと思います。
電子お薬手帳にしなければいけない！ということではないので、
各自で好きなように、判断していきましょう！
ページが足りなくなったらどうすれば？
紙のお薬手帳を使っている場合、
利用していると、どんどんページが埋まっていき、
そのうち、手帳1冊まるまる使い切ってしまうことも
あるかと思います。
この場合、お薬手帳が無くなるタイミングで
薬局などが勝手にくれる場合もありますが、
そうでない場合もあるので、
必要であれば、新しいお薬手帳を下さい、と
自分からお願いしましょう。
使い切って新しいものを貰う分には、
追加で費用がかかったりすることは
ありませんので、必要な場合は、安心して
申し出れば良いかと思います。
自分で用意した場合に関しては、
無くなってしまう前に、また、
自分で用意しておくか、
”もう自作じゃなくてもいいや”という場合は
自分の作ったお薬手帳が無くなったタイミングで、
薬局などで新しいものを用意してもらえば
良いと思います。
まとめ
お薬手帳は、無料で貰うことができます。
紹介してきたように、
薬局や病院などで簡単に貰うことが
出来ますので、
もしも必要な場合に関しては
自分から申し出て、貰う様にしましょう。
（場合によっては
お薬手帳はお持ちですか？と聞かれて
持っていない場合は自動的に作ってくれたり、
作るかどうか聞かれるような場合もあります。
必要であれば、そのタイミングでお願いしてしまうのも
良いのではないでしょうか）
