飛沫感染から身を守るためには?少しでも可能性を下げるためのポイント!

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飛沫感染(ひまつかんせん)は
風邪をはじめ、インフルエンザなど
多数のウイルスの感染原因のひとつになるものです。

人間が喋ったり、咳をしたり、
くしゃみをしたりすると、必ずしぶきが飛びます。
これが、飛沫です。
この飛沫が付着したり、口などに入ったりすることによって
風邪が移ったり、ウイルスの感染を引き起こしたりする…
ということになります。

では、この”飛沫感染”から身を守るためには
どうしたら良いのでしょうか。
その点について、解説していきます。

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少しでも感染確率を減らすためには…?

まず、飛沫感染を
「100%」防ぐ方法は基本的にはありません。
「他の人間と一切会わない」ようにすれば、
確かに飛沫感染する可能性はほぼ0になりますが、
そんな生活はまず不可能です。
必ず、どんな形にせよ、人間と接触するような
機会は出てきてしまうと思いますし、
人間と接触があれば、飛沫感染する可能性は
0にすることはできません。

とは言え、飛沫感染を予防するための
ポイントをしっかりと身に着けていれば、
”感染する可能性を下げること”自体は可能です。

0パーセントにすることはできないけれど、
限りなく0に近づけていくことは不可能ではない…
ということですね。

では、飛沫感染から身を守るための
ポイントを、ひとつひとつ見ていきましょう。

マスクを着用する

飛沫感染を防ぐための有効な手段の一つが
マスクを着用することですね。
インフルエンザなどが流行すると、
マスクをつける人も増えますし、
日常的に利用している人もいると思います。

マスクがどうしても苦手な人や、
体質上、マスクを使うことができない人なども
いますので、その場合は、
他の方法を考える必要がありますが
特にそういったことがなく、
飛沫感染による風邪などを防ぎたい!
というのであれば、マスクを
利用するのがおすすめです。

安いマスクであれば、
かなり安く購入することができますから
買っておくと安心です。

マスクの種類については、
種類によって、飛沫に対する効果も
変わっては来るのですが、
どんなマスクであろうと、
「マスクをしていない状態」よりは
飛沫を防ぐ力は確実にありますので、
自分のお好みで判断しても良いと思います。

なお、勘違いしてはいけない点としては
「マスクは100パーセント感染を防ぐものではない」と
いうことです。
どんなマスクをつけていても、
飛沫を100パーセント遮断するものではないので
その点はしっかりと頭に入れておきましょう。

マスクをしている=ウイルスに感染しない…
ということではありません。

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人混みを避ける

飛沫感染は人間から発される飛沫によって
引き起こされるものです。

そのため、人混みを出来るだけ避ける、
ということも飛沫感染から身を守るための
一つのポイントになります。

ただ、この点はあまり過剰に考えすぎてもマイナスです。

人間、生きていくためには
「避けることのできない人混み」というのも
必ず出て来ると思いますから、
あくまでも風邪などが流行っているシーズンに
「行く必要のない人混み」…つまり、避けることのできる人混みを
回避しましょう、ということです。

通勤通学のために満員電車に乗る必要がある、
だとか、そういう”生活に欠かせない場合”に関しては
避けようと思っても避けられないことも
たくさんあると思いますから、
他の対策と組み合わせつつ、うまく対策を
していきましょう。

また、少人数であっても、人と人の距離感などを
意識し、あまり近づきすぎないようにすることも
一つの対策にはなります。

フェイスシールドなども対策に?

フェイスシールドなども
一応一つの対策にはなります。
ただし、フェイスシールド単体では
飛沫を防ぐ効果はそれほど期待できないので、
あくまでも気休め程度です。

また、街中ではフェイスシールドを使って
歩いている人はあまり見かけないと思いますので
目立つリスクも考えられます。

”つけてないよりマシ”程度の効果はありますが
マスクほどの効果は単体では期待できないため、
フェイスシールドを使うぐらいであれば
(マスクがダメな事情がなければ)マスクを
使ったほうが良いです。

目を守るのも一つの対策

飛沫感染は、目からも生じることがあります。
そのため、ゴーグルなどをつけることで
目からの感染を防ぐことが出来る可能性を
上げること自体は可能です。

ただ、外で感染防止用のゴーグルなどを
して歩いている人はやはり少ないですから
あまり現実的な対処方法ではないのも確かです。

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基本的な予防対策をしっかりと行う

飛沫感染ばかり意識して
基本的な予防対策を忘れたり、
マスクをしているから絶対安心だ!みたいに
自分の飛沫感染対策を過信してしまったり、
そういったことがあると逆効果ですし、
むしろ感染リスクを高めてしまう行為です。

そのようなことになってしまわないためにも、
基本的な予防対策は、
自分がどんなに飛沫感染の対策をしていたとしても
”しっかりと”意識しておく必要のある部分となります。

どのような点を意識するべきか、
簡単に書いておくと、

・手洗い、うがいの徹底
・水分を定期的に補給し、喉を乾燥させないようにする
・当然、部屋などの乾燥にも注意する
・規則正しい生活を送り、体力を落とさないようにする
・睡眠時間、食生活などにも注意する
・体調を崩すような行為(寒い中で薄着など)はしないようにする

このような部分になります。
いくら飛沫感染に対する予防をしていたとしても、
風邪やウイルスなどに対する
こういう”基本的な部分”が疎かになっていては
お話になりません。

まずは飛沫感染がどうこう考えるよりも
こっちの基本から考えるべきです。
そうでないと、どんなに飛沫感染の対策をしたところで、
感染リスクをそれほど大きく下げるようなことは
できないでしょう。

”基本が出来ているかどうか”
これは、しっかりと確認すべき部分です。

外出を極力減らす

究極の対策としては、
最初にもお話したように
「誰にも会わない」ことです。

もちろん、それは、不可能な話であり、
外に出れば、他の人とすれ違うようなことも
あるでしょう。

ですので、極端に考えすぎる必要はありませんが
インフルエンザなど、その他ウイルスが流行
しているような場合は
「特に今じゃなくても大丈夫」と言えるような
外出に関しては控えることで、
感染のリスクを減らすこと自体は可能です。

不要不急の外出を控える…という表現には
なってしまいますが、
飛沫感染を防ぐ意味でも、効果はあるでしょう。

ただ、必要な外出までしないようになってしまうと
これは別の意味で問題ですから
「やりすぎないように」注意はしましょう。

どんなに気をつけても0リスクは不可能

飛沫感染もそうですが
風邪も、ウイルスも”どんなに気を付けても”
リスクを0にすることは不可能です。
この点は忘れないようにし、
万が一、徹底的に感染予防していたのに
風邪を引いたり、ウイルスに感染してしまったりしても、
あまり気を落とし過ぎないようにして下さい。

また、体調不良になった際にも
「感染予防していたから感染などしないはずだ」と
思い込んでしまうようなことはないようにし、
体調が悪くなったら、その時はしっかりと
身体を休めるなり、医師の診察を受けるなどして
現実逃避をしないように、気をつけましょう。

まとめ

飛沫感染を完全に防ぐことは
難しいですが、
マスクなどである程度防ぐことができます。

基本的な対策+飛沫感染対策を
組み合わせていくことで
あらゆるものに対する感染リスクを
下げることはできるので、意識しておきましょう

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