自営業がキャッシュレス化しない理由!個人事業主には厳しい!

キャッシュレス化…

最近ではよく騒がれていることです。
日本においては現金が使えない、
などという状況になることは
まだ当分ないとは思いますが、
現金以外の支払い方法が増えているのもまた事実です。

ですが、自営業のお店では
キャッシュレス化はなかなか進みません。
キャッシュレス以前に、クレジットカードも使えないお店も
多いでしょう。

それは何故なのか。
個人店経営の経験を元にお話していきます。

キャッシュレス化できない理由

実際のところ、個人事業主のお店が
キャッシュレスに対応できるかどうか、と言われれば
対応することは可能です。
今では初期費用無料で導入できるようなサービスも多いですし、
維持費などに関してもかからないようなケースも多いです。

ですので、導入できるか、できないか、と言われれば
導入しよう!と思えば導入すること自体は問題なく
できるでしょう。

ですが、導入しない。
それは何故なのか。

大手のように簡単には行かない理由が
そこにはあるのです。

現実的に考えれば、全ての自営業のお店が
キャッシュレス対応は、難しいでしょう。

面倒臭そうなイメージ

まず、個人事業主からしてみると、キャッシュレス対応は
面倒臭そうなイメージがあるのです。
例えば、クレジットカードなどでも、導入すれば
経理的な部分でも面倒なところが出てくるかと思いますし、
色々と導入するにあたって、カードリーダーなどを用意したり
業者と契約したり、面倒な手順が多いのです。

もちろん、一度導入さえしてしまえば、
最初のうちは面倒だと思いますが、経理などに関しても
慣れればそこまで面倒なものではないと思います。

ですが、その”慣れるまで”がとても面倒臭いのは事実ですし、
個人事業主だと、色々なことを一人で全部やらないといけませんから
正直なところ、キャッシュレスどうこうまで対応しきれない、
という人も多いのではないかと思います。

また、業績などが思うように行かない場合、
そこまで考える余裕も無くなっている!という事実もまたあるかと思います

よく分からない・覚えるのが大変

お店をキャッシュレスにするぞ!となっても
「どうしたらいいのか分からない」という人もいると思います。
待っていればキャッシュレスになるわけじゃありませんし
色々手続きなども、初めての場合は戸惑うことでしょう。

この点に関しても、自営業のお店に
キャッシュレスの導入が進まない理由の一つになるかと思います。
キャッシュレス騒ぐ割に、どうしたら良いのかの案内は
自分から調べなければ分かりませんし
調べるにしても、予備知識が0の場合、それを覚えるまでには
それなりの時間がかかることになってしまいます。

また、ある程度年配の方だと
新しいことをおぼえるのも大変になってきていますから
そういった負担があるのも事実です。

手数料が負担に

クレジットカードだとか、そういったものを導入すれば
カード会社などから手数料が引かれることになります。
ただでさえ苦しいお店が多い中、
そのわずかな手数料であっても大きなダメージになることはあります。

もちろん、総合的に考えれば
キャッシュレスに対応した方が、その分の売上も増える!ということも
考えられますが
必ずしもそうなるとは限らず、
規模の小さいお店の場合などは特に、今まで現金で購入していた方が
クレジットなどで購入するだけで、逆に手数料分の負担で
損をすることになり、
新規のお客さんの獲得につながらない可能性もあるのです。

大規模なお店であればともかく
小規模なお店の場合は、お客さんの増加に
繋がらないようなこともあり、
手数料の負担だけのしかかる可能性もあります

すぐに現金で欲しいという事情

個人経営のお店の場合、
すぐに現金で欲しい!というお店もあるかと思います。
クレジットだとか、その他の支払いでも、
お店に現金として手に入るまでには
ものによっても異なりますがタイムラグがあります。

例えば、本当にギリギリでやっているような
お店の場合だと、現金でもらえなくては困ってしまう、
というところもあるでしょう。
ギリギリのところで回して、何とか生き延びている
お店もあるのです。

そういったお店にとってはキャッシュレス化は
非常に厳しいことですし、
上でも書いたように、わずかな手数料が
痛手になる可能性もあります。

この点に関しても難しい部分の一つと
言えるのではないかと思います。

対応する時間がない

上でも少し書いたことですが、
面倒臭そう、というイメージだとか
そういったこともある上に
”対応する時間がない”という一面もあります。

チェーン店であれば
そういったことを本社主導で決めて
進めることも可能ですが
個人店の場合は自分自身ですべてを
やらなくてはいけません。
結構、外から見ているとヒマそうに見えるかもしれませんが
しっかりと何を導入するか決めて、
連絡して、端末の操作方法などを覚えて…
なんてことになると、なかなかそんな時間を
取ることができない人も多いのが事実です。

休みなしで働いているようなお店もありますし、
休みがあってもへとへと…
キャッシュレスキャッシュレス言われても
そこまでする時間も余裕もない、
というのも一つのネックとなるポイントではあります

あまりメリットがない

自営業がキャッシュレス化しても、正直なところ
あまりメリットがない、というのも一つの事実ではあります。
面倒な手順を踏んだり、手数料を取られてまで
キャッシュレス対応するべきかどうか、と言われると
正直なところ「?」となる自営業の方は多いかと思います。

規模が大きいお店であればキャッシュレス対応することで
その売上も見込めると思いますが
小さなお店だと現代ではまだそうではありません。
個人店=対応していないという認識も多いですし、
対応しても、利用者が増えるようなことはあまりなく、
上でも書いたように無駄に手数料だけが増えるようなことにも
繋がる可能性があります。

現金を使う人も多いですし、
まだまだ自営業にとってはあまり導入のメリットがない、
というのも実情ではあると思います

先行きが分からない

自営業はギリギリのところでやっているお店も多いです。
1年先、2年先どうなっているかが分からない。
そんなお店にとって、キャッシュレス導入を
躊躇するのは当然のことです。

特に、年数縛りなどがある場合はなおさらのこと。
例えば、導入して半年後、お店が今とおなじように
続いているかどうか、時分にも100パーセントの確証が
持てないわけです。
導入して「やっぱりダメだった」となってしまう可能性もある。

先行きが分からなければ
新しいものを導入するのに躊躇してしまうのは当然のことです。
自営業の場合は、失敗した場合、自分がすべての責任を
負うことになりますし、
人生が破滅する可能性もあります

1年先、2年先と、具体的に自分がどうなっているのか予測できる
自営業や、「確実に自分はその時まで生き残っている」と断言できる自営業は
少ないと思います。

先行きが不安、だからこそ新しいものへの投資
(お金の意味ではなく時間や契約的にも)に
ブレーキがかかるのは仕方のないことなのです。

一定数不信感を持つ人がいる

現金を持たない、ということに
一定数不信感を持つ人がいるのも事実です。

例えば、セブンペイをはじめとする
いくつかのキャッシュレスサービスでは、
トラブルも起きています。

このように、まだまだ日本で
キャッシュレスが浸透するのには高いハードルもあり、
厳しいという世の中の動きも、
自営業がキャッシュレス導入を躊躇する要因の
ひとつだと思います。

「キャッシュレスが当たり前」の世の中には
まだなっていない、ということですね。

まとめ

自営業全体がキャッシュレス対応するのは
相当難しいことなのではないかと思います。
なかなかそう簡単には行かないでしょう。

少なくとも、今の世の中で
「現金使えません」なんてことをすれば
ほぼ確実にお店は(特に自営業の場合)は潰れるでしょうし、
そういった時代はなかなか来ないでしょう。

どんなムードが漂っていたとしても
一番強いのは現金であり、
自営業がなかなか導入できない、というのもまた事実です。

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