飲みニケーションの注意点!古い考えでの開催は絶対ダメ!

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店員Kです!

飲みニケーションという言葉をご存じですか?
社会人が一緒に飲むことによって
酔った勢いなどで本音を話したりだとか、
そういうコミュニケーションのカタチです。

確かに、そういうコミュニケーションも
良い所はあるでしょう。

しかしながら、最近では
”強制的”な飲みニケーションなどなど、
問題の方が多くなってきているのも事実です。

飲みニケーションなどと言って、
飲むことでしかコミュニケーションを取れないのは
問題ですし、
これは、強制することではないでしょう。

今回は、そんな飲みニケーションについて語ります。
また、上司の立場である人間はどのように配慮すれば
良いか、という点についても書いていきます

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飲みニケーションの大事なこと

飲みニケーション自体が悪いものかと言えば、
それはそうではありません。
飲んで、コミュニケーションを取ることも、
1つの方法ではあるでしょう。
ただし、必須かどうかで言えば、決してそうではありませんし、
飲みニケーションを強要するような人が居るのであれば、
それは問題でしょう。

そういう人がいるのであれば、
その会社での飲みニケーションは廃止してしまった方が良いです。
悪いものではありませんが、扱いに注意しなければなりませんし、
今の時代、全員が全員飲むわけでもなければ、ありません。
時代錯誤な考えを持ちこむのであれば、
有効的なコミュニケーションではなく、
単なる時代遅れのコミュニケーションとなってしまうのです。

飲みニケーションを行うことは悪い事では
ありませんが、以下のポイントに注意しなければいけません

①強要してはならない

「飲みニケーション」への参加を強要するようなことは
あってはなりません。
パワーハラスメントにもつながることですから、この点に
関して、誘う側の立場である人間は神経質なぐらいに
注意する必要があります。

「自分はただ飲みに誘っただけ」だったとしても、
相手がイヤだと感じていれば、今の時代
パワーハラスメントは成立する時代です。
自分がどう思っているかではなく、
相手がどう感じるか。

そのため、軽い気持ちでパワハラに手を染めてしまっている人も
居ます。たとえ、本人にそのつもりが無くても、もしも問題に
なってしまえば、それでおしまいですから、気をつけなくては
いけないのです。

飲みニケーションは参加者が”合意”した上で行うべきものであり
強制参加にしたり”断れないような雰囲気”を作って
参加させるようなものではありません。

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②相手の雰囲気を察する

上司から誘われれば、部下の立場である人間は、
例え「嫌だ」と思っていたとしても、
なかなか断りにくいのが現実です。

毎回、相手が「行きます!」と言っていたとしても
上司は相手の意をよく考えてみるべきです。
部下が飲みニケーションの場に来るのは
「自分の意思」なのか、それとも「イヤイヤ」なのか。
もしも嫌々来ているのだとすれば、知らないうちに
部下にとって大きな負担になっている可能性もあります。

自分だけが良ければ良い、では上司としての資質は
ありません。
相手が本当に乗り気なのかどうか。
これは、長年人間を観察していれば、ある程度は
分かるかと思います。

部下の立場にあたる人が、自分から「行きたい!」と
言ってくるようであれば、イヤイヤではないのかもしれませんが、
こちらから声をかけない限り、積極的に乗ってくることは
ないケースは、相手は嫌がっている可能性もありますし、
飲みの場の態度でも、読み取ることができる場合もあります。

もしも相手が嫌がっていそうな雰囲気があるのであれば、
しばらく誘うのを控えて見たりするのも良いかと思います
(ただし、相手に”仲間はずれにされている”みたいな
印象を与えることがあってもいけません)

来るかどうか聞く際に
「相手が断れるような言い回し」で誘うのも良いかと思います。
決して、威圧的になったり、高圧的になってしまったり、
そういうことはないようにしてください。

③飲まない人も居ることを理解する

これは年配の方に多い誤解ですが
「人間、誰でも飲める」わけではありません。
ニガテな人も居れば、キライな人も居るのです。

そのため、お店についた直後に勝手に全員分の
飲み物を注文したりだとか、無理やり飲ませたりだとか、
そういうことはしないようにしましょう。
別に、ソフトドリンクだって構いませんし、
お茶だってかまわないのです。

間違っても飲めない人に無理やり飲ませたり、
そういうことのないようにしましょう。

「上司の勧めたものが飲めないのか!」だとか
「大の大人が1杯ぐらい飲めなくてどうするんだ!」だとか
そういう発言・考えは時代遅れですし、
現代には適していない考えです。
もしも、そういう考えをしているのであれば、
改める必要がありますし、現代において、その考えは間違えです。

④通常のコミニュケーションを疎かにしない

当たり前のことですが、
社会において一番大事なのは「飲みニケーション」ではありません。
「コミュニケーション」です。
当たり前のことですが、このことを忘れてしまっている人も
実際に存在します。
飲みニケーションだけしていれば良いわけではなく、
飲みニケーションはコミュニケーションの延長線上に
あるものです。

くれぐれも本来もっとも大事なはずの
「コミュニケーション」を忘れないようにしてください。

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⑤重要な話はコミュニケーションで

飲みの場で仕事上の重要な話をすることは
避けましょう。
酔っていると正常な判断が出来なくなる人も居ますし、
本来の意図したことと、違うことを言ってしまう可能性もあります。
また、約束したことを双方が覚えていなかったり、
ついつい調子に乗って大きなことを言ってしまったりと、
色々なことが考えられます。

そのため、仕事上の大事な話をするときは、必ず
飲みニケーションの場ではなく、コミュニケーションの場で
するようにしてください。

無責任に飲みの場で、仕事上のことを約束してしまった場合、
後からそれを取り消すことはできません。
「酔っていて覚えていない」は
仕事上でも、他の部分でも、通用しないことです。
酔っていようが、酔っていまいが、その行動をしたのは
自分自身なわけですからね。

このことは、覚えておくべきです

⑥会社として推奨はしないべき

飲みニケーションはあくまでも仕事の一部であってはいけません。
仕事後の、自由時間でなくてはいけません。
”仕事後に行われる強制参加の飲みニケーション”は
仕事後の自由時間ではなく、仕事です。

飲みニケーションが仕事(サービス残業)の一部になってしまうような
ことがあってはいけないのです。

時折、会社として飲みニケーションを推奨
するようなところもありますが、
それは止めるべきですし、
それが業務時間になってしまってはいけません。

どうしても、会社の業務の一環として
飲みニケーションを取り入れるのであれば、
その時間も残業時間として換算するべきですが、
そうやってちゃんとできるところはまずないでしょうから、
会社が推奨したり、強要することは
あってはあらないと考えます

まとめ

飲みニケーション自体は、使い方を間違えなければ
1つのコミュニケーションのカタチとしては
有効的かもしれません。

しかしながら、謝った使い方をすれば、
飲みニケーションは、ただのパワハラの道具になります。
ゼッタイ参加のような雰囲気を出すことがあっては
いけませんし、参加している人に飲むことを強要するのは
時代錯誤です。

また、重要な話は飲みニケーションの場ではなく
コミュニケーションの場で行うべきです。
このあたりには、注意しておきましょう。

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