お店に政治家がお客さんとして来たらどうすれば?対応のポイント!

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自分が働いているお店、
自分が店長のお店に
政治家の人が来たらどう対応すれば良いのでしょうか。

政治関連のお話ではなく
「お店で働いていると」そういうことも起きることがあるので
店長やアルバイトとしてお店で働いている人は
覚えておいて損ではないと思います。

店長経験などをもとに解説していきます!

なお、この記事では
「普通にお客さんとして政治家が来た場合」をお話します。
事前にそういう人の予約を取っている料亭だとか
そういうお店の場合はまた話が異なってきますので
ご注意ください。

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普通のお客さんと同じ対応をすればいい

貧乏人であろうと、政治家であろうと、子供であろうと
お客さんはお客さんです。
「普通」に対応すれば良いのです。

政治家だとか有名人だとかそういった人たちが
お店にやって来ると
特別扱いしないといけない!みたいに考えてしまう人も
いるようですが
その必要はありません。

変に意識せず、普通に、いつも通り、
接客すれば良いのです。
それ以上でも、それ以下でもありません。

これが答えになりますが、
注意点やポイントがいくつかあるので、
その点も、見ていきましょう。

「特別扱い」はしない

政治家がお店に来たからと言って
通常のお客さん相手よりヘコヘコしたり、
本来しないはずの値下げをしたり、
他のお客さんが順番待ちをしているのに
特別に先に割り込ませたり…

そういうことは「してはいけません」。

これは、本人は気持ちよいかもしれませんが
(もちろん、中には”普通にしてくださいよ”という人も
いるはずですが)
周囲のお客さんからすれば、とても不愉快に感じる人も
いるでしょう。

「なんであの人は特別なんだ」ということですね。

政治家であろうと、他のお客さんであろうとそうですが
「特定のお客さんを特別扱いすること」は
トラブルの原因や、不平不満の原因になりかねません。

お店というものは、基本的には平等であるべきであり、
お客さんの職業が何であろうと、特別に優遇するような
ことをするべきではありません。

そのため、
政治家の方がお店にやってきて
何かを食べたり、何かを買う場合でも
”普通の値段”で販売するべきですし
(従業員割引とかはありますが、それとはまた話は別です。
政治家の方は従業員ではないですから、普通の価格で売るのです)
順番待ちに関しても「お先にどうぞ~」ではなく、
ちゃんとお待ちいただく。
これが普通の対応です。

変に意識して、周囲から嫌な目で見られるような
特別扱いはしないことです。

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政治的なお願いなどは断る

お店は「中立」であることが望ましいです。
特に政治的なお話の部分は
人によって考えも大きく違うため
多くの人が利用する「お店」では
政治的な思想を一切表に出さないこと、
これが重要になります。

時折、特定の政治家のポスターが
貼られていたり、政治的な色が強すぎるお店も
見かけますが
あんまり、そういうのは良くないです。

当然、世の中には「違う考えの人」もいるわけですし
興味がない人からしてみれば
「なんかやばそうな店」と思われてしまう可能性もあります。

万が一、お店にやってきた政治家から
政治的なお願い(例えばポスターとか)をされた場合は
丁寧にお断りしましょう。

お店をやる、という点において
”特定の人に肩入れ”したり
”特定の思想に傾いたり”することは避けるべきです。

私も、お店時代、市議会?か何かのポスターを
お願いされたことはありましたが
上のような理由から、お断りさせていただきました。

お店は、そういう場ではないのです。

プライベートでどんな思想を持つのも自由ですが
それをお店に持ち込むことは、控えましょう。

個人の感情とは分けて考える

お店をやっている人、店長、アルバイトスタッフさん。
お店で働く人の中にも
政治的な考えを持っているような人も中には
いると思います。

ですが、お店の店員として
働いている間は、そういうことは、別で、分けて
考えるようにするべきであり、
公私混同をするべきではありません。

例えば、自分が嫌いな政治家だったり、
自分が嫌いな所属の人だったりする場合でも
その人は「一人のお客さん」なわけですから
他のお客さんと同じように対応すべきです。

露骨に態度悪い接客をしたり、
そういったことがあれば、当然、トラブルになってしまう
可能性も考えられます。

個人の感情はさておき、
”普通に接客する”べきであり、
上でも書いた通り優遇するべきではありませんが
反対に、冷遇もするべきではありません。

”普通に”対応すべきです。

態度が悪い場合や迷惑行為は注意する

お客さんが政治家であろうと芸能人であろうと
態度が悪かったり、
お店や他のお客さんに迷惑のかかるような
迷惑行為をしている場合は”注意”してください。

この点は、遠慮する必要はありません。

どんなに偉い人であろうと、
お店にお客さんと来ている以上は
お店のルールに従うべきであり、
そのルールを守っていないのであれば、注意するべきです。

普通の人であれば、迷惑行為を注意されれば
「すみません」となるはずですが、
万が一「俺は偉いんだぞ!」みたいな態度で反抗してきた場合は
「クレーマー」と同じ対処をする必要があります

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クレーマー化した場合は適切に対処

政治家と言えど、人間です。
中には性格的に問題のある人もいますし
クレーマー化する可能性もあります。

万が一政治家のお客さんがクレーマー化した場合は
しっかりとお店側の答えを伝え、
お店側に落ち度がある場合は、その点は
ちゃんと謝るようにして下さい
(これも、普通のお客さん相手と同じですね)

その上で、
店側に落ち度が何もない場合、
理不尽な要求をされている場合、
暴力行為や暴言があった場合、
何を説明しても、ひたすらにしつこい場合などに
関しては
最終的には「警察」に通報するしかありません。

”申し訳ありませんが、警察の方を交えてお話させていただきます”
などと言って、それでも引き下がらなければ通報
するのがベストです。

この点は普通のクレーマーと同じ対応ではあるのですが
相手が”政治家”であろうと、悪いことは悪いのですから
遠慮する必要はない、ということです。

クレーマーだと判断した場合は
ボイスレコーダーなどで音声を録音するか
監視カメラで映像を記録しておくかすると
後で言い逃れをされたりする心配もなく、安心です

サインを求めたり、声を掛けたりするのは?

有名人がお店に来たら?の説明をした時と
同じような答えになりますが、
政治家の方が来店された場合にサインを求めたり
声を掛けたりする行為は、できれば避けた方が良いです。

「普通に」1お客さんとして対応する…
それが、一番トラブルにもならないでしょうし、
相手のためにも良いのではないでしょうか。

ただ、まぁ…どうしても有名人を見たりすると
声を掛けたくなる気持ちは分からないでも
ありませんので、「他のお客さんの迷惑にならないレベル」かつ
「本人が迷惑そうにしていなければ」
少しぐらいなら仕方がないのではないでしょうか。

もちろん先ほど書いたように、特別割引をしたり
順番を割り込ませたりはNGですし、
他のお客さんが疎かになったり、本人が
嫌がっている場合もNGです。

まとめ

有名人がいきなりお店にやってくることよりも
可能性は低いとは思いますが
「超」がつくほど有名な政治家以外であれば
お店に普通にやってくる可能性も
十分にあります。

そんな場合、心掛けるべきことは
「とにかく普通に対応する」ということです。
良い意味でも、悪い意味でも特別扱いしないこと。

要は「変に意識をしないこと」が重要なのです。

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