急にワンオペになってしまったらどうする?お店は限界!営業は?

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お店の営業には
色々なトラブルがつきものです。

店員はロボットではありませんから
急に用事が入る可能性もありますし、
事故などで到着出来ない可能性や
急病になってしまう可能性もあります。

そうなってしまうと、
お店がワンオペ状態になってしまうことも
あるかとは思います。

そんな場合、業種にもよりますが
営業が困難になる場合もあるでしょう。

そのような場合は
どのように対応していけば良いのか
私の場合の経験なども元に
パターンごとにまとめていきます

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急なワンオペ!どうすればいいの?

元々ワンオペになることが分かっていれば
事前に他のスタッフを確保するために動いたり、
最悪の場合、事前に営業時間の短縮などを
お客さん向けに告知しておいたりといった、
色々な”対策”をすることも可能であると思いますが、
当日、急に人員がいなくなってしまった、ということに
なってしまうと、なかなか急な対応が難しい!
ということもあるのではないかと思います。

そんな場合はどのようにすれば良いのか。
考えられるパターンごとに
色々とポイントをまとめましたので
参考にしてみて下さい。

自分がバイトの場合

まず、自分自身がアルバイトスタッフの場合。
急なワンオペの場合、対応に限界があると思います。
例えば、お店の鍵を持っていなければ
鍵を開けることもできないでしょう。

鍵を開けられる云々以前に、もしも急な
ワンオペになってしまった場合は、
店長に確認を取り、指示を仰ぐようにしましょう。
ただし、店長の指示が無謀なものである場合は、
はっきりと「できない」と伝えるようにして下さい。
無理にワンオペをしてトラブルを起こしてしまった方が
後々さらに面倒なことになってしまいます。

また、店長との連絡がつかない場合は、
本社に連絡するようにし、それで指示を
仰ぐようにして下さい。
この場合も、どうしても無理なことを言われた場合
「無理」とはっきり伝えましょう。

いずれの場合も無理はしないことです。
アルバイトスタッフにそこまでの責任はありません。
どうにもならない場合、上司にそのことだけ
報告しておけば、良いかと思います。

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相談できる人にすぐに連絡する

ここからは自分が店長であると仮定して
お話していきます。

まず、ワンオペに急になってしまうことが
確定した場合、必要なのであれば、
すぐにでも手の空いている(かもしれない)
アルバイトスタッフさんに連絡し、
人員確保できないかどうかを確認してみましょう。
すぐに到着はできないとは思いますが
仮に数時間後であっても、やってきてくれるだけで
非常に大きな戦力になってくれるかと思います。

また、どうにもならない場合は
本社などに連絡をし、指示を仰ぐのも一つの方法です
(役に立つかは疑問ですが、応援を送ってくれる
可能性もあります)

一人でも問題ないのであれば

一人でも問題ないタイプのお店であれば
少し大変にはなってしまうと思いますが
そのまま一人で営業してしまうのも
一つの方法になります。

飲食店のチェーン系統のお店だと
厳しいとは思いますが
そうでない場合は、業種によっては
ひとりでも回せるお店もあると思います。
自分自身で考えてみて
無理しない範囲で一人でも可能だ!
と判断したのであれば
上で書いたような、アルバイトスタッフへの連絡や
本社への連絡はしなくても、
別に大丈夫かとは思います。

自分自身でよく考えて、判断しましょう。

ただ、一人営業をする際には
防犯上の対策やお手洗いの対策などは
しっかりしておくようにしましょう。

素直に言う

どうしても営業しなければいけない、
けれども一人…
そして、一人では回すことが困難!
という場合は、もう、素直に言うしかありません。

「人手不足のため、対応が遅くなります」と。

どうにもならなくなってしまった
お店の最終手段のひとつで、
お客様に貼り紙で
「人員不足」であることを素直に伝えて
例えば飲食店などの場合
「オーダーの確認や調理などが全て遅くなる」ことを
素直に伝えてしまう、ということですね。

これをすれば、待てない人は
お店を利用しないでしょうし
クレームが入る確率は下がるかと思います
(ただし、それでもクレームをつける人はいます)

なので、最終的にどうにも
ならなくなってしまった場合に関しては
あえてワンオペであることを伝えて
それ相応の利用をお願いする、
ということも一つの方法です。

お知らせの紙は綺麗に作る必要などは
全くなく、
マジックなどで急いで書いた紙で
充分だと思います。

ただ、ひとつリスクとして考えられることは
「防犯上のリスク」ですね。
”ワンオペで対応が遅れます”と晒すということは
つまりは「お店に他には誰もいません」と
伝えるようなものです。
そうなってくると、悪さをたくらむ人たちに
とっては格好の餌食になってしまう可能性もありますから
防犯対策については
しっかりと考えた方が良いでしょう。

”同じひとり”であっても
”ひとりです”と宣言しているのと
”もしかしたら他に誰かいるかもしれない”では
防犯上の意味合いも全然違ってきますからね。

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営業時間の短縮などを検討する

どうにもならない場合は
営業時間の短縮や臨時休業も
検討しなくてはなりません。
一人じゃどうにもならないような職種も
あると思いますし、強引にそれをやろうとすれば
何らかのトラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。

本当に無理だ!と感じるのであれば
営業時間の短縮などもしっかりと
検討した方が良いでしょう。
最悪の場合は、臨時休業も視野に入れると
良いかもしれませんね。

ただし、お店側の独断でそれをやると
のちのち本部が五月蠅いでしょうから、
本部には確認はとっておいた方が良いかと思います。

が、本部が対応しなかったり
的外れの回答(どうにかしろ!みたいな無責任なこと)を
する可能性もあります。
もちろん、店長である以上、
出来うる限りの対応をしていくことは
大事になりますが、
どうしてもどうにもならない場合、
本部の意見を蹴り飛ばしてでも、
営業時間短縮などに踏み切る必要性が
出てくる場合もあります。

強引に営業して
トラブルが起きても
本部は逃げますからね。

予防は大事!

どんなに予防をしていても
避けられないこともあるかとは思いますが
それでも、急にワンオペになってしまう!などということが
発生してしまわないように出来る範囲で
予防しておくことは大切になります。

人件費の問題など、色々あるかとは思いますが
体調を崩しがちなスタッフを入れている日は
人数に少し余裕を持たせておいたり、
店長が休みの日には、人数に余裕を持たせておいたり、
また、混雑が予想される日にも人数に
余裕を持たせておいたり…

そういった”配慮”はとても大切なポイントに
なってくるかと思います。

もちろん、どんなに備えておいても
人間は急に体調を崩したりするものですし、
アルバイトスタッフさんは機械ではありませんから
そういった有事が発生する可能性は十分にあります。

そのことはしっかりと頭に入れておいて、
何かあったときにも、必要以上に
慌てないようにすることは大切です。

まとめ

急にスタッフが休んでしまい、
ワンオペになってしまうと、慌てることと思います。
私も実際にそういう経験はあります。

ですが、人がいないものはいない、のです。
もう、そういう状態になってしまったら
ある程度の開き直りも大切になってくるかと思います。

やろうとしてもできないのですから
開き直るしかありません。

結構、世の中には”まじめすぎる”人も多い印象です。
が、ワンオペになってしまったら
「できないものはできない!」ぐらいの
開き直りが大切だと、私は思いますよ。

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