元号が変わる!改元後に備えてお店がしておくべきことは?

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目前に迫った改元…

今回は”お店”が改元に備えて
何かすることはあるのかどうか、
という点をお話していきます。

改元ということ自体を経験したことがある人も居れば、
改元を経験したことがない人もいるかと思います。
お店として特別何かすることはあるのかどうか。
それとも、特に気にしなくても良いのかどうか。

戸惑ってしまいそうなポイントについて
お話ししていきたいと思います。

なお”お店”と言ってもいろいろあるので、
それぞれのお店事情も考えながら
参考にしてみてください。

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何かしないといけないの?

改元の際に、お店が何かしないと
いけないのかどうか。
これは、基本的には急いでするようなことはありません。
そのまま何もせずに改元を迎えてしまっても
さほど大きな影響という意味ではないでしょう。

エンジニアの方だとか、
カレンダー業者の方だとか
元号が代わることに世って、大きな影響を受けるような
業種の人には、改元は非常に大きな負担・イベントですが
販売店などのお店では、それほど大きな影響は受けませんし、
改元される当日までに”絶対にやっておかなくてはいけない”というような
ことはあまりないのではないかと思います。

が、一応、やっておいた方がいい、ということは
あるにはあるので、それをご紹介しておきましょう。
お店によって”関係ある”
”関係ない”は異なると思いますから
各自で参考にしつつ、判断して下さい。

システムなどの更新

元号が関係する何らかのシステムを使っている場合に
関しては、それを更新するか、調整したりするか
しなくてはいけません。
レジのシステムだったり、POS(商品管理)システムだったり
色々あると思いますが
元号が関係しているものを利用している場合は
対応が必要になる場合があります。

会社経営のお店であれば、
本部や本社などから改元への対応に対する指示が
必ず出ると思います。
必要であれば本社や本部の指示などに従って対応していくように
すれば、問題はありません

個人経営の場合に関しては、
利用しているシステムのサポートなどに連絡して
対応を仰ぐようにするのが良いのではないかと思います。

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記入用紙などの変更

お客様に何かを記入してもらうための
記入用紙がある場合、急ぐ必要はありませんが
それの変更はしておくと良いと思います。
例えば、記入日を元号で記入するような場合は、
新しい元号に対応した記号に変えておいたりする必要も
記入用紙のデザイン次第によってはあると思いますし、
記入用紙の生年月日を入力するような場所が
あるのであれば、それに関しても、急ぐ必要は
ありませんが、手の空いたときにでも
新しい元号のものを追加しておくと良いと思います

流石に改元してすぐに、
生まれたばかりの子が、
お店に一人でやってきて、なんてことはないでしょうから
急ぐ必要はありませんが
いずれ、長い目で見れば新元号で生まれた人が
お店を利用するようなこともあると思いますから
そういった際のためにも気が向いたときに
新元号をつけ加えておくと良いかと思います

店印の調整など

日付付の店の印鑑などに
元号が入っている場合に関しては
新しい元号にしたものを新しく用意するか、
もしくは元号をいれないようにしてそのまま使うか、
ということになると思います。
これも些細なことですし、元号が代わった直後に
別に以前の元号のままでも大きな問題はありませんが、
この点に関しても気が向いたときにでも変更しておくと
より良いかとは思います。

元々店印に元号が入っていない場合に関しては
別に何も気にする必要はありません。

店のチケットの有効期限など

店の割引クーポンや会員カードなどに
有効期限があり、そこに元号を入れている場合…
これは、今までに発行したものに関しては
気にする必要は特にありませんが
これから作るものに関しては、新しい元号で
作るようにしておきましょう。

新元号発表前に平成で作ってしまったものに
関しては、特に気にする必要はないのではないかと思います。
平成32年、と書かれていても、
平成32年なんて無いんだ!とクレームをつけ始める人は
ほとんどいないでしょう。

これから作る割引クーポンなどに関しては、
新しい令和で作った方が良いですが
過去に作った分まで気にする必要はありませんし、
仮に平成32年と書かれていたとしても
意味はしっかりと伝わるはずですからあまり大きな心配を
する必要はないかと思います。

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記入などに注意

新元号に変わった日に注意したいこと。
それは、店員の側で「元号」を記入する場面が
あるお店は注意が必要です。
例えば、何らかの書類を受け取ったとときに
H31と記入したり、
家電などを販売するお店であれば
保証書記入欄に購入日を記入するタイミングなど、
元号を書く場面がある場合は注意しましょう。

H31からR1に変わった時に、
うっかりと癖でH31と書いてしまう可能性は
充分にあります。

私も接客業をしていた際に、販売した商品の
保証書記入欄に日付を記入することが結構
あったのですが、
H28⇒H29に変わったときなど、
H28とうっかり書いてしまうことも結構ありました。

1年間だけの変化でもうっかりミスしてしまう
こともあるのですから、
30年以上もずっと「H」と書いていた部分を
急に「R」にするのはなかなか難しいかもしれません。
修正の効かないような記入物に元号を記入する場合に
関しては間違えないようにしっかりと注意をしておくようにしましょう。

どうしても癖になっていると思いますから
少しずつでも良いので、癖を直していくように
心がけるのが一番良いかと思います。

元号変更時の連休に注意

改元の際には、前代未聞とも言える十連休があります。
これには注意しなくてはいけません。
今後、遠い未来にあるであろう次の改元でも、
このような連休が発生する可能性がありますから
これに関しては、改元前にそれぞれのお店が注意するように
しておかないといけない部分です。
何も備えをしないまま改元されてしまうと、
大変なことになってしまう
(つり銭の用意や商品の仕入れなどなど)可能性もありますから
お店として10連休にしっかりと備えておかなくてはいけません。

接客業の10連休対策の記事も
参考にしてみてください!

改元を売上に活かすことも考える

改元とゴールデンウィークが今回の場合は
重なりますから、それに乗じたセールをするのも
1つの活用方法ではないかと思います。
ゴールデンウィークと改元を織り交ぜたセールですね。

セール内容や、どのように実施すれば
有効的かどうかはお店や業種によっても
異なると思いますから、自分たちなりに
色々と考えて実施してみましょう。

ゴールデンウィークも重なりますから
休めない人も多くいますが
休める人もいるので、
ある程度の来客は見込めるかと思います。
大したセールでなくても「ちゃんと色々やっている」と
思わせることはイメージ的にプラスになると思いますから
何らかのセールやキャンペーンを実施するのは良い事で
あるかと思います。

まとめ

お店として改元に合わせてやらないといけないことは
それほど多くはないと思います。
一番大事なのは、何らかのシステムを使っている場合で
それの設定の変更が必要な場合でしょうか。

それ以外は、あまり急ぐようなことではありませんから、
余裕のあるときに手を加えておく、ぐらいで
充分であるかと思います。

改元後はしばらく、記入時など、慣れないと思いますが
少しずつ慣れていくようにすれば良いかと思います。
あとはいつも通り、普通にお店をやっていれば
何も、問題はありません。

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