自営業の跡継ぎになる必要はあるの?家業を継ぎたくない場合は?

家業を継ぐかどうか。
自営業の子として生まれた人にとっては
悩ましい問題の一つであると思います。

親が「自由にしていいよ」というタイプであれば
そこまで悩む必要もないかもしれませんが、
親が「絶対に跡を継げ!」みたいなタイプだった場合、
それが悩みの種になることもあるかと思います。

自分自身が、家業を継ぎたい!と思えるのであれば
それはそれで構いませんが、
家業を継ぎたくない場合に関しては
色々と面倒なことになるのも事実です。

では、家業は必ずしも継がないといけないのか、
そして、家業を継がなくてはいけないのか。
その点について、お話していきたいと思います

家業を継ぐかは自由。自分でよく考えて

家業を継ぐかどうかは自由です。
親が絶対に継げ!と叫んでいる場合だったとしても
最終的に決断するのは自分自身です。
そのことは絶対に忘れないようにして下さい。

親に言われるがまま
盲目的に家業を継ぐ必要はありませんし、
そもそも、嫌々家業を継いで
それがそのまま安定した状態で続けられるか、と
言われれば自営業の世界はそんなに甘くありません。

嫌々継いだり、
特に自分でやりたいとも思っていないのに
なんとなく家業を継いだりすれば、
必ず代替わりしたあとに、バランスを崩して
最後には破滅することになってしまいます。

また、家業は何でもかんでも継げばよいと言うものではありません
時代と共に、業績なども変わってくるでしょう。
親の時代には絶好調だった分野も、時代の流れと共に
下火になってきている可能性もあります。
最近の業績はどうなのか。
今後、将来性はあるのかどうか。

もしも、将来性などに不安があるのであれば、
義理で家業を継ぐことはせずに、
しっかりと自分自身で判断して
家業は親の代で終わらせるか、
自分なりに家業を大きく変えるかしなくてはいけません。
ただ単に家業を継ぐ、ということは
マイナスにしかならない行為です。

では、もしも家業を継ぎたくない場合は
どうすれば良いのか。
それをまとめていきましょう。

はっきりと自分の考えを言う

まず、親の家業を継ぎたくない場合は
「はっきりと自分の考えを言う」ことです。
自分が何歳であっても構いません。
「親の家業を継ぎたくない」と思った時点で
そういうお話はしっかりとしておいた方が
良いかと思います。

で、ないと、
親の中には「子供は当然家業を継いでくれる」と
思い込んでしまっている人も実際に存在します。
期待値が高まれば高まるほど「継がない」と言った時に
こじれやすいのも事実です。

また、親に言われるがままに
”家業を継ぐ気がない”ということをなかなか
言いだせない状態でいると、最終的に、
そのままずるずると進んでいってしまう可能性があります

早い段階でしっかりと自分の思いを伝えるということは
とても大切なことです。
口で言わなければ親も分かりません。

伝えた際に、親がどのような反応をするかは
その親次第なので、分かりません。
あっさりと認めてくれる可能性もありますし、
嫌だと言っても家業を継がせようとしてくる可能性もあります。

あっさりと認めてくれた場合に関しては
この話はここでおしまいです。
家業を継がない、と決めた以上、しっかりと自分の仕事を
見つめて、生きていくようにしましょう。

ただ、認めてくれなかった場合に関しては
別の対処が必要です。

ちなみに繰り返しになりますが
親の家業を継ぐ、ということは絶対ではありません。
家業を継がなくてはならない、などという法律は
ありませんから、最終的には自分自身で決断することです。
そのことは、絶対に忘れないようにして下さい。

自分の道をしっかりと伝える

家業を継がない、ということを認めてもらえない場合
「自分はどうしたいのか」などという話を
しっかりとして、親を納得させる必要があります。

例えば、自分の進みたい道があるのであれば
「跡継ぎにはならない。〇〇をしたい」ということを
はっきりと伝える、ということです。

最初は納得してくれなかったとしても、
自分の進む道をはっきり示し、
具体的な話まですることで、親が
折れてくれる可能性は十分にあります。
「何をしたいのか」
「どうやってその道を目指すのか」など、
自分に目標がある場合は、
はっっきりとそれを告げることが大切になります。

一人暮らしを始める

親との話がまとまらない場合は
一人暮らしを始めるのも一つの方法です。
資金的に色々と用意しなくてはいけませんが
親元から離れて、自立した生活を送ることができれば
強引に跡を継がせることは親には出来なくなるでしょう。

もちろん、親元を離れたあとにも
親と話し合いをして、円満に解決できるのが
一番良いかとは思いますが、
もしも、親との話がまとまらずに、
喧嘩別れのようなことになってしまった場合は、
それも、しかたのないことかもしれません

「絶対に跡を継がせたい親」
「絶対に跡を継ぎたくない子」
どちらかが折れなければ、
仲直りするのは難しいですからね…。

ただ、後を継ぐかどうかは
子供の自由ですし、どっちが間違っているか、と言われれば
これは、親の方でしょう。
後を継ぐ、継がないは子供が決めることであり
親が勝手に決めることではありません。

真面目にやっていれば、
一度は絶縁状態になったとしても
長い年月を経て、親の考えも変わるかもしれません。
押し付けられたからと言って、中途半端な気持ちで
家業を継げば、必ずと言っていいほど失敗しますから
そういうことにはならないように注意するようにしましょう。

冷静に考えてみて継ぐなら継いでもいい

当然のことですが、継がない自由もあれば、
継ぐ自由もあります。
冷静に家業について考えてみた上で、家業を継ごう、と
考えられるのであれば、
家業を継ぐ選択をしてみるのも全然かまわないことです。

しかしながら、先ほども書いたように
今まで安定していた家業もこの先の時代、
同じように安定するかは分かりません。
時代と共に、商売と言うものも変わって行きます。
言葉は悪いですが、もしも親の家業が
「時代遅れ」だと感じる場合に関しては
継ぐ、という選択肢を慎重に考える必要があります。

たとえ自分自身がやる気満々だったとしても、です。
やる気はあっても、それが世の中から必要とされていないのであれば
どうにもなりませんし、その家業は続けるべき家業ではありません。

しっかりと冷静になって考えるようにして下さい。
感情や義理で、安易に家業を継いでしまうような
ことが無いようにし、
「この家業はもうだめだ」と判断したのであれば、
継がない、という選択もする必要があります。
どんなに一時期、売れた家業や事業であっても”いつかは終わり”が
来るのです。
どこかの代で、必ず終わらせなくてはいけないときが来るのです。
先祖代々、なんて言う人も居ますが
誰かが、どこかで幕を下ろさなくてはいけない。
それは先祖代々も理解してくれるはずですし、
誰かがそうしなくてはならない。

家業を仮に継ごうと考えている場合も、
冷静になって、現実を見てから、
継ぐことを決断するようにしなくてはいけません。

まとめ

家業を継ぐ際には、絶対に安易に継がないように
することが大事です。
また、親に無理やり継がされた、だとかそういうことが
ないように、しっかりと話し合って、継ぎたいと思わないのであれば
曖昧な表現ではなく、しっかりと親にそのことを告げて、
真剣に話し合うようにして下さい。

嫌々継いだ家業が成功するかどうか、と言われれば答えはNoです。
そのことは、忘れてはなりません。
家業を継ぐ、継がないは子供の側が、自分自身で
考えるべきことなのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする