副業を本業にする場合の注意点!副業でやっていく決意をする前に…?

この記事は約6分で読めます。

副業として、
仕事をしながら何かを
していたけれど
その副業が思った以上に
上手くいっているので、
本業を退職して
副業メインで生活していきたい…

そんな風に思う人もいるのではないでしょうか。

ですが、副業を本業にしていく、
ということには、覚悟が必要ですし、
よく考えてから決断する必要があります。

短絡的な考えで決断してしまうことのないように
自分自身でしっかりと考えてから決めていくようにしましょう。

副業を本業にする前に
考えるべきことをまとめました。

スポンサーリンク

副業でやっていく決断をする前に…

副業でやっていく決断をする前には
色々なことを考える必要があります。
何の考えもなしに決断すれば
後で後悔することになりますし、
本業は退職してしまっているわけですから
当然戻ることもできません。

副業一本に絞ったことで
結果的に本業も副業も失敗してしまう、
などということは可能性としては
充分にあり得ることですし、
その点にはしっかりと注意を
しておかなくてはいけないのです。

確かに、副業が上手くいきそう!
という状況であれば
夢も膨らむと思いますし、
ついつい勢いで決断してしまうような
こともあるかもしれませんが、
しっかりと、下記のような
ポイントや注意点について、
考えておく必要があるのです。

収入面を考える

まず、収入面をしっかりと考えましょう。
本業を辞めて、副業に専念する、
ということになっても
最初は当然のことながら「本業を辞めた分」の
収入は減ることになります。
果たして、それでやっていくことができるのかどうか、
ということはしっかりと考えていく必要がありますね。

本業をしていた分の時間を副業の時間に
足したとしても、果たしてそれで副業の収入が
増えるのかどうか。
これは、分かりません。
業種にもよりますし、もしかすると、副業に時間を
費やすようになっても
副業の収入は増えないかもしれません。

憶測で楽観的に考えるのではなく、
もしも本業を辞めた場合、
副業が伸びなかった時のことまで考え
”それで大丈夫なのかどうか”ということを
しっかりと考える必要があります。

スポンサーリンク

将来性はあるのかどうか

自分のやっている副業が
”今は順調”なだけではダメです。
その副業に将来性はあるのかどうか。
これをしっかりと考えなくてはいけません。

将来性が無く、
一時的にしか稼げない可能性が高いものなのであれば、
その副業だけでやっていく、ということは
難しいでしょうし
「その時になったら考えればいいや」という
楽観的な考えは、あとで後悔することになります。

本当に将来性があるのかどうか。
この点についてはしっかりと考える必要があります

苦痛にならないかどうか

基本的に、副業は
ある程度自分の好きなことだったり、
自分にが興味のあることをやっていたり
する人が多いかとは思いますが
それがメインの仕事になる、となると
話はまた変わってくるかと思います。

本当にその副業をずっと
やっていくことができるのかどうか。
将来性の話は上でしましたが
今度は自分自身の気持ちの問題です。

副業を本業にする、となれば、
途中で転職したり、失敗して
廃業することになったりしない限り
その副業と一生向き合っていくことになります。
本当にそれで耐えられるのかどうか。
と、いうことですね。

副業であれば、正直な話、
本業があるわけですから
最悪の場合「飽きてしまった」ということも
許されるわけです。
飽きてしまったらやめれば良いだけですし
やめても本業の収入もありますから
収入面で突然困ってしまうような可能性は低いと思いますし、
無職になってしまうこともありません。

しかしながら、副業が本業になった場合に関しては
話は全く変わってきます。
本業になった副業は、そう簡単に投げ出すことはできません。
投げ出してしまえば、無色になってしまいますし
収入も途絶えることになってしまいます。
そうなってしまうと大変!ということは
すぐにおわかりいただけるかと思います。

そうなってしまわないためにも、
自分がやろうとしていることを
この先ずっと続けていくことはできるのかどうか。
それを収入面だけではなく
自分の気持ちの上での面も、考えてみる
必要があるのです。

家族と相談する

一人で暮らしているのであればともかく
家計を共にする家族がいるのであれば、
副業を本業にする際には
独断でそれをしてしまうと
トラブルの原因になってしまう可能性もありますから
しっかりと事前に相談してからに
した方が良いかと思います。

隠そうとしても、いずれは気づかれることですし
話し合うことは避けては通れない道です。
家族の了解を得て、
本業を退職し、副業をメインでやっていく、
という流れにすることが大切です。
くれぐれも、誰にも相談せずに
いきなり本業を退職して、
ということは、ないようにしておきたいものです

スポンサーリンク

ある程度の準備期間は必要

この副業なら行けそうだ!と勢いで
飛ばしてしまわないように注意が必要です。
ある程度の準備期間というものは
必要になってくるでしょう。

例えば、会社を辞めるにしても
その日にいきなり退職することが
できるわけじゃありませんし
色々と準備や時間が必要になります。

副業自体の方の準備も必要になると思いますし
これまでにも書いてきたとおり、
家族に相談したり、本当にそれでやっていけるのかどうか
考えたりすることも大事になります。
思い立っていきなりすぐに変更、ということは
基本的には難しいので、そのことは
よく覚えておいた方が良いでしょう。

どんな副業を本業にする場合でも
今の勤め先との兼ね合いなどもありますから
ある程度の準備期間は必要になりますし
その準備期間はしっかりと対応をしていくことが
大切になります。
前の仕事の辞め方だとか、
副業を本業にする際の準備不足だとか
そういった部分は大きく引っかかる部分に
なってきます。
切り替えのタイミングも非常に
重要なことになりますから、
その点はしっかりと考えていくようにしましょう。

覚悟が必要

副業一本でやっていく、と言う場合は
覚悟が必要です。
「自分の力で稼いでいく」という覚悟です。

副業がどんなに成功していたとしても、
本業があったうちは、
万が一副業が失敗してしまっても、
それほど大きな問題はなかったと思いますし
確定申告などに関しても
副業の収入の点を除けば会社側が
処理してくれていたはずです。

健康保険や年金などに関しても
給料から天引き、というカタチであったはずです。

しかしながら、副業一本でやるとなると
これが大きく変わってきます。

全てのことを自分でやらなくてはいけないことに
なるのです。
税金関係のこともそうですし、
国民年金や国民健康保険も自分自身で
やらなくてはいけません。
仮に本業にした副業が失敗してしまっても
誰も助けてくれることもありませんし、
自分自身ですべての責任を負うことになります。

失敗すれば、人生が破滅することだってあるでしょう。

あなたの副業は、副業だったからこそ
うまく行っていた…
そんな可能性だって決して否定はできないわけです。

もしも副業を本業にするのであれば
「覚悟」が必要になるのです。

まとめ

副業を本業にするのであれば、
大きな覚悟を求められることになります。

一度、本業を辞めて副業を本業にする、
という行動を実行に移したら
もう後戻りすることはできません。

自分自身が後戻りできる段階であるうちに
しっかりと今後のことを考えて
本当にそれで良いのかどうか、
ということをよく考える必要があるのです。

後から後悔しても手遅れです。
そのことは、ちゃんと理解しておくべきでしょう。

タイトルとURLをコピーしました